出たーーーー! タンバリンの天真みちる!
この公演で退団の天真みちるさん。
芝居心があり、歌もうまい花組を支える存在です。
そして「タンバリン芸人」の名も持つ裏芸がなぜか有名ですよね。
タンバリンを手にした天真みちるさんが、下手から上手へ舞台を横切るシーンがありました。
時間にすれば数秒?
でもこの時とても嬉しかったです。
この場面では宝塚ファンは思わず大きな拍手を送っていました。
卒業する天真みちるさんへの、演出家の先生からの餞別だったのでしょう。
そして客席降りでは一番下手側を先頭を切って降りていかれます。
もう20列付近の通路を通り越して、立ち見席あたりまで天真みちるさんはかけていかれました。
これが最後と思うからでしょうね。
ファンがあちこちから差し出す手に、時間ギリギリまでハイタッチ!
天真みちるさんの人柄とファンへの想いを感じました。
ロケットリーダーの水美舞斗
なんと、なんと・・・!
あの水美舞斗さんがミツバチに扮してロケットリーダーです!
宝塚知らない友達と花組観劇。
事前に細かい説明してもわからないだろうと思い「推しの柚香光はダンスがハチャメチャにうまい」という情報だけ与え終演後わかった?と聞いたら
「わかったで!ミツバチ可愛かったなー!あと何か闘牛士の周りウロウロしてた人やろ?ダンスすごかったな!」
全部水美舞斗— マリエ🌸🐝🌸 (@oOmarie139Oo) 2018年8月12日
他にも闘牛シーンでは、牛に扮して闘牛士役の明日海りおさんに立ち向かっていくシーンがあり。
キュートな水美舞斗、荒々しい水美舞斗・・・。
マイティ(水美)が爆進撃を続けて魅力を届ける作品でもありました。
男役群舞、そしてデュエットダンスも最高!
前述のシルクハットに黒燕尾、そしてステッキというシーンがあったので、これで男役軍部はなし?と思っていたら
ありました、まだまだ!
ガーシュインの「I got rhythm」などを使った明るく小洒落た雰囲気の男役群舞。
軽くしゃれた雰囲気って花組に似合いますね。
そして・・・
明日海りおさんと仙名彩世さんトップコンビのデュエットダンスは、白の衣装が麗しい。
(照明のせい? 少し紫っぽく見えますが白だったはず)
『MESSIAH』『BEAUTIFUL GARDEN』で気になったこと!
あれこれここまで綴ってきましたが、結局のところ・・・
両作品ともに観ることができて大変満足でした。
そして感想として取り上げることができなかった生徒さんも、気になる若手さん、さすがな上級生さんがいっぱい。
本当に書ききれずごめんなさいです。
さて・・・
ショーの後半で気になったことがありました。
実は「ひょっとしてこの作品は明日海りおさんの退団作品だったのでは?」と思えるシーンがあったのです。
それは・・
「ETERNAL GARDEN TAKARASZUKA」という曲の歌詞ですが・・・
これ聴いているだけで「あれれ?」
しっかりプログラムで各員して「ひょっとして???」なのです。
元宙組・トップスター朝夏まなとさんの退団公演『クラシカル ビジュー』の終盤の歌にも似ている・・・(–;)
トップスターさんの対談が諸事情によって伸びるということは、今までにも耳にしたことがありました。
直近では元雪組トップスター・早霧せいなさんは『私立探偵ケイレブ・ハント/Greatest HITS!』が退団作品の予定。
しかし中日劇場が『星逢一夜(ほしあいひとよ)』を初演キャストのまま上演したいという意向を示して、退団が伸びた。
まぁ、まことしやかに囁かれているだけで、ファンが真実を知るわけではありません。
でも、みりおさん(明日海)も様々な事情で退団が伸びた可能性はあるのかもしれません。
そうすると・・・?
うーん、自作『Casanova』は???
『MESSIAH』『BEAUTIFUL GARDEN』のまとめ
宝塚大劇場公演は千秋楽を迎えました。
しばらく間をおいて9月7日から東京宝塚劇場での公演がスターとします。
退団者の皆さんには悔いのない宝塚生活を送っていただきたい!
そして明日海りお率いる、今の花組の魅力をまさにショーのタイトル通り「百花繚乱」で魅せて欲しい。
そんな事を願いつつ、観劇感想を終わりにしたいと思います。
・・・で、続いて千秋楽の模様をお届けします。
(リアル観劇レポ担当:すみれ子)
↓↓11.『MESSIAH/BEAUTIFUL GARDEN』大劇場千秋楽入りと観劇情報まとめ
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