華雅りりかさんの舞台略歴
2008年3月 | 月組公演『ME AND MY GIRL』*初舞台公演 |
ー星組に配属― | |
2008年6月 | 『THE SCARET PIMPERNEL」新人公演:ルイ・シャルル(本役:水瀬千秋) |
2010年1月 | 『ハプスブルクの宝剣 -魂に宿る光-』新人公演:マリア・アンナ(本役:音波みのり)/『BORELO』 |
2010年5月 | 涼紫央ディナーショー『Profile-プロフィール-』 |
2010年8月 | 『摩天楼狂詩曲-君に歌う愛-』(バウホール)ナンシー・キャンベル、メグ・ガーネット *バウ初ヒロイン |
2010年10月 | 『宝塚花の踊り絵巻 -秋の踊り-』/『愛と青春の旅だち』新人公演:シーガー(本役:音波みのり) |
2011年4月 | 『ノバ・ボサ・ノバ -盗まれたカルナバル-』新人公演:ラービオス(本役:妃咲せあら)/『めぐり会いは再び 』 |
―花組に組替え― | |
2012年5月 | 『近松・恋の道行』(バウホール・日本青年館)きは |
2012年7月 | 『サン=テグジュペリ』コレット、新人公演:ネリー(本役:桜一花)/『CONGA!!』 |
2013年2月 | 『オーシャンズ11』新人公演:ポーラ(本役:花野じゅりあ) |
2013年8月 | 『愛と革命の詩-アンドレア・シェニエ-』マリアンヌ・ド・トリュデーヌ、新人公演:ルル(本役:仙名彩世)/『Mr. Swing!』 |
2013年11月 | 明日海りおディナーショー『ASUMIC ADVANCE』 |
2014年2月 | 『ラスト・タイクーン』バーディ・ピーターズ、新人公演:キャサリン・ムーア/ミナ・デービス(2役)(本役:蘭乃はな)/『TAKARAZUKA ∞ 夢眩』*新人公演初ヒロイン |
2014年8月 | 『エリザベート -愛と死の輪舞-』女官、新人公演:ルドヴィカ(本役:花野じゅりあ) |
2015年7月 | 『ベルサイユのばら-フェルゼンとマリー・アントワネット編-』ソフィア/『宝塚幻想曲』(梅田芸術劇場・台湾国家戯劇院) |
2015年10月 | 『新源氏物語』 /中将の君『Melodia -熱く美しき旋律-』 |
2016年4月 | 『ME AND MY GIRL』ソフィア・ブライトン |
2016年11月 | 『雪華抄』後宮の女 カリシュマ/『金色の砂漠』 |
2017年6月 | 『邪馬台国の風』ハナヒ【村の娘】/『Santé!!』 |
2018年1月 | 『ポーの一族』マルグリット・ヘッセン/メアリ |
2018年7月 | 『MESSIAH』/とき『BEAUTIFUL GARDEN −百花繚乱−』 |
華雅りりかさんの活躍は研1からいきなりスタート。
初舞台公演を終えて星組配属が決まり、星組生として初めて舞台に立った公演『スカーレット・ピンパーネル』の新人公演で大役に抜擢。
ルイ・シャルル役は、主演のパーシーと二人きりの場面でデュエットパートもある重要な役どころです。
ここで華雅りりかさんは一気に注目を集めることとなりました。
研3でディナーショーメンバーに選ばれ、その年、早くもバウヒロインを射止めます。
役替わりでのヒロインなので、単独ヒロインと言っていいのかどうか…難しいところですが。
この『摩天楼狂詩曲-君に歌う愛-』は若手の適性を見る試験的な意味合いの強い作品だったように思います。
主演は夢乃聖夏(ゆめのせいか)さん単独ですが、ヒロインは華雅りりかさんと音波みのり(おとはみのり)さんとの役替わり。
2番手役も美弥るりか(みやるりか)さんと壱城あずさ(いちじょうあずさ)さんとの役替わり。
W主演やWヒロインという設定は割とよくあるパターンですが、ヒロインと2番手役が役替わりというのはかなり珍しいパターン。
今のところこの5人ともトップさんには手が届いていないので、本当にトップになれるスターさんが一握りだということがよくわかりますね。
そして基本的には、役替わりといえども別箱公演のヒロインは新人公演でヒロインを経験してから。
しかし、ごく稀に華雅りりかさんのように、新公ヒロインをまだ演らずして別箱ヒロインに抜擢されることがあります。
安定した実力に華やかな容姿で、ヒロイン力の高さが見込まれたのでしょう。
それでも、別箱のヒロインまでやったのに新人公演ではなかなかヒロインに選ばれることがなく…
研7のラストイヤーでようやく射止めることができます。
その際には当時のトップスター・蘭寿とむ(らんじゅとむ)さんに祝福され、とても嬉しかったそうです。
ご本人いわく、その前年に大好きなサグラダファミリアを見に行き、普段あまり着ることのできないメンズライクなジーンズを穿いてスペインの大地を走り回ったら何となく気の流れのようなものが変わったように感じた、とのこと。
きっとどっぷり宝塚に浸かってしまっていた感覚から、旅先で本名の自分に久しぶりに戻れて心機一転の気持ちになったのでしょうね。
しかし、その後はヒロインに恵まれず。
花組の別格娘役としての道を歩み始めます。
トップへの道とは違いますが、歌も演技もなんでもこなせる娘役さんも非常にやりがいのあるポジション。
お芝居でもショーでも安心して場面を任せられる娘役さんと言えます。
↓↓客席降りのときの華雅りりかさんの様子は・・・
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