千社札って何?どこで買えるの?あらゆる情報を一挙お届け!【宝塚用語解説】

宝塚コラム

宝塚における千社札とは

千社札というのは…

 

 

よく神社に貼ってある、縦書きに名前が印刷されたシールのことですね。

芸妓さん・舞妓さんなども自分の名前の千社札をいつも持ち歩いていて、贔屓にしているお客さんやお店に配ったりしています。

サイン代わり、または名刺代わりということでしょうか。

 

それと同じように、タカラジェンヌさんも自分の芸名の印刷された千社札というのを必ず持っていらっしゃいます。

大劇場付近や神戸、京都などの飲食店に入るとたまにタカラジェンヌさんのサインが飾ってあることがあります。

例えばこんな感じ。

 

 

すみません、これはノル香が京都の串揚げ屋さんで激写したものなので画像が粗くて…(;^ω^)

 

こんな風に、タカラジェンヌさんは自分の芸名を千社札としていつも持ち歩いています。

そして、私たちファンもぜひご贔屓の千社札を自分のいろんな持ち物にペタペタ貼りまくりたい!

ということで、お茶会ではそのときの公演をイメージした千社札を必ず新しく販売します。

金額はだいたい1枚あたり100円ほど

トップさんになると10枚セット1000円で売っていることが多いですが、セット枚数は会それぞれのようです。

 

まだ会のない下級生や娘役さんでも、千社札は必ずご自身で作って持ち歩いているようなので、タカラジェンヌが持ち歩く七つ道具のひとつ、みたいな感じですね。

 

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↓こちらは花組の若手娘役、詩希すみれ(しきすみれ)さんが持ち歩いている千社札。
ホログラムの箔押しになっていて可愛いですね~(*^-^*)

 

はじめましての人にお渡しする名刺みたいなアイテムなのだと思います。

普通の名刺と違ってタカラジェンヌには記載する住所も電話番号もメールアドレスもありませんものね(;^ω^)

舞妓さんたちの風習を取り入れた、という経緯なのかもしれません。

 

宝塚における千社札まとめ

宝塚ファンでなければ、あまり私たちの生活に馴染みのないアイテム、千社札。

しかし、一旦ディープなヅカファンになってしまうと切っても切れないアイテムになります。

 

↓芸能の神様が祀ってある神社にはたっくさんの千社札が貼ってあることも!旅先で見つけるとテンションが上がる瞬間です!

まだファンになりたての頃は、劇場で見かけるファンの皆さんの持ち物に千社札が貼ってあるのを見て「なにあれ!どこで売ってるの~?!」と思う方も少なくないと思います。

確か劇場にグッズショップが隣接していた…と思って覗いてみても、売ってない。

「あのう…それどこで買えるんですか…?」

と訊く勇気もない。

まさか皆さん自分で作ってるの…?作る専門のお店があるの~~?!

など、宝塚の奥の深さに戸惑った経験をお持ちの方も少なくないと思います。

 

まさか私設ファンクラブがあって、お茶会というファン運営のファンイベントがあって、そこでしか買えないだなんて!

そこに辿り着くまで奥が深すぎます…。

 

とはいえ、せっかく千社札をゲットできてももったいなくて使えない!という方のほうが多いのではないかと思います。

コレクションアイテム、という感じで毎公演の記念に集めている感じですね。

 

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ノル香個人的には、宝塚のグッズを買おうと思ったら種類があまりにも多すぎて…コンプリートするなんて絶対に無理。

チケット代だけでヒィヒィ言ってるのに!

そんな中でも、千社札は割と買いやすい値段ですし公演の記念にもなるし、「うちの贔屓よろしくね~」とファン仲間に配ったりするのも楽しい。

 

しかも、基本的にはタカラジェンヌさんは退団という終わりのある職業です。

ファンクラブが発足して、退団するまでに…一般的には10年前後というところでしょうか。

「全力で応援したい!」と思えるスターさんに出会えることもそう多くありません。

その限られた期間の公演を記念した千社札を集めるのは、なかなか素敵な思い出になる気がしますよ。

 

…とはいえ、その千社札代もすんなり出せないほどチケット代だけでヒィヒィ言うんですけどね(;^ω^)

まだ購入したことのない方はぜひ一度くらい手にしてみてください!

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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