彩凪 翔の舞台略歴
2006年3月~7月 | 宙組「NEVER SAY GOODBYE」*初舞台公演 |
雪組へ配属 | |
2007年2月 | バウ・ワークショップ「ハロー!ダンシング」 |
2008年1月~3月 | 「君を愛している-Je t’aime-」「ミロワール」新人公演:スカパン(本役・沙央くらまさん) |
2009年7月~10月 | 「ロシアン・ブルー-魔女への鉄槌-」「RIO DE BRAVO!!」スラヴァ・フィラノスキー/新人公演:ダーリン・ロス(本役・早霧せいなさん) |
2010年6月~9月 | 「ロジェ」「ロック・オン!」新人公演:クラウス(本役・早霧せいなさん) |
2011年4月~5月 | バウホール・東京特別公演「ニジンスキー-奇跡の舞神-」マリー・ランバード *女役 |
2011年7月 | バウホール公演「灼熱の彼方」コモドゥス *バウ初W主演 |
2011年9月~11月 | 「仮面の男」「 ROYAL STRAIGHT FLUSH!!」ラウル/新人公演:フィリップ、ルイ14世(本役・音月 桂さん)*新人公演初主演 |
2012年3月~5月 | 「ドン・カルロス」「Shining Rhythm!」アレハンドロ・ファルネーゼ/新人公演:ドン・カルロス(本役・音月 桂さん)*新人公演主演 |
2013年8月~9月 | バウホール公演「春雷」ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテ、ウェルテル *バウ単独初主演 |
2014年3月 | 全国ツアー公演「ベルサイユのばら-オスカルとアンドレ編-」アラン |
2015年1月~3月 | 「ルパン三世-王妃の首飾りを追え!」「ファンシー・ガイ!」石川五エ門 |
2016年2月~5月 | 「るろうに剣心」武田観柳 |
2016年6月~8月 | 中日劇場・赤阪ACTシアター・梅田芸術劇場公演「ローマの休日」アーヴィン |
2017年4月~7月 | 「幕末太陽傳」「Dramatic “S”!」久坂玄瑞 |
2017年11月~2018年2月 | 「ひかりふる路-革命家、マクシミリアン・ロベスピエール-」「SUPER VOYAGER!-希望の海へ-」マノン・ロラン夫人 *女役 |
彩凪 翔さんが今まで出演した舞台の中から、主演を務めた舞台。
その中で話題となった舞台をご紹介します。
2011年7月に上演されたバウホール公演「灼熱の彼方」。
この作品で彩凪 翔さんは雪組男役・彩風咲奈(あやかぜさきな)さんと共に、初のバウホールW主演を果たしました。
「灼熱の彼方」は「オデュセウス編」を彩風咲奈さんが、「コモドゥス編」を彩凪 翔さんがそれぞれ主演を務めるという2作品の異なる角度から描かれた作品です。
当時の彩凪 翔さんは研5。
そして新人公演の主演経験もありませんでした。
そこでバウ主演というのはレアなケースです。
そして他の出演者もほぼ若手。
そんな中で下級生とは思えない完成度の高いビジュアルで観客を魅了し知名度を上げた公演となりました。
そして新人公演主演を射止めたのは・・・
2011年9月~11月に上演された「仮面の男」でした。
この作品は彩凪 翔さんが宝塚バウホールでW主演を果たした直後の作品。
バウホールでの好演が評価されての、新人公演主演だったかもしれません。
↓「仮面の男」新人公演プログラム。レア物です!
この時、相手役を務めたのは、元雪組娘役・星乃あんり(ほしのあんり)さんです。
バウホール主演を経験しただけに、堂々とした立ち振る舞いと相手役との息の合った舞台で今後の成長がさらに期待された新人公演となりました。
次に・・・
2013年8月~9月の雪組・宝塚バウホール公演「春雷」。
この作品で彩凪 翔さん待望のバウホール単独初主演を果たします。
「春雷」では、彩凪 翔さんはゲーテとウェルテルの二役を演じました。
ヒロインを務めた元雪組娘役・大湖せしる(だいごせしる)さん。
大人な女性を演じるとピカイチだった大湖せしるさんとと並んだ彩凪 翔さんの美しさ。
とても美しい並びの主演コンビにため息が出そうでしたが、作品も素晴らしかったですね。
美しい世界観が丁寧に表現され、「春雷は」彩凪 翔さんの代表作の一つと言えるでしょう。
彩凪 翔さんは、雪組トップスター・水夏希(みずなつき)さん、音月桂(おとづきけい)さん、壮一帆(そうかずほ)さん時代に下級生時代を過ごし、次なるトップスター・早霧せいなさん時代には、雪組を支える若手スターへと成長されていきます。
そして早霧せいなさんトップ時代の宝塚大劇場、東京宝塚劇場公演二作目となる2016年2月~5月の「るろうに剣心」では、憎まれ役キャラの武田観柳をクールに演じました。
「るろうに剣心」人気漫画で初の舞台化。
原作のファンも、宝塚ファンも「チケットが取れない」と話題になった超人気作品でした。
宝塚ではコミックや漫画を原作とする作品は、「ベルサイユのばら」をはじめとして現在では多数舞台化されています。
こういうコミックや漫画の舞台化で生徒さんが大変なのは、原作のイメージを壊さないことですね。
主役の緋村剣心役の早霧せいなさんは勿論ですが、彩凪 翔さんもまた「彩凪 翔が武田観柳を演じるとどうなるのだろう?」とビジュアル面をはじめとして大変注目されました。
しかし・・・
緋村剣心と敵対する武田観柳。
作品の中でも大きなインパクトを与える人物として、彩凪 翔さんの武田観柳は作品の魅力を盛り上げる存在となりました。
↓「るろうに剣心」での望海風斗さんとの並びは悪の魅力で惹きつけられましたね。
↓こちらの動画は「るろうに剣心」の初日舞台映像の様子です
↓↓ 3. 彩凪 翔の素顔
コメント
上京した時はファン休止中でしたけど、評判を聞きつけて『ミーマイ』は観ました。
面白かったので、続けて『キスミーケイト』を見たらイマイチでファン復帰にはなりませんでした。
『雨に唄えば』ですけど、タップの振付の玉野先生に私も習っていたことがあります。
謝先生のスタジオにも通っていたので平沢先生も知ってます。
ちょっと美弥さんに近づいた感じがして嬉しいです。
シンメで活躍ってよくありますね。月組ではカチャるりに宇月に紫門とか。
実を言うと美弥さんの次に咲ちゃんを応援しています。明日海さんは別格。
ファン復帰を決意して初めて観劇したのが『仮面の男』でした。
爽やかな男役さん、と思ったのが彩凪さんの印象でした。
雪組には2番手を超えて3番手がトップになったことがあるけど、ナギ様が咲ちゃんを超えることは難しいでしょう。
ナギ様はコマさん路線ですね。
美弥さんとの対談で「綺麗な顔ね」と言われたことがあって嬉しかったと言ってました。
ナギさんがアッシーになってお買い物に行く約束をしてたけど、実現してたらいいな。
ちはるCLUBさん
ファン復帰が『仮面の男』でしたか。
併演が「ROYAL STRAIGHT FLUSH!!」ですよね、あの頃は彩彩コンビでご活躍でしたね。
いつも思うのが新人公演で主演を務めてもすんなりトップになれるとは限らないこと。
宝塚の世界の人事は本当に何があるかわからないですね。
それでも舞台に立ち、頑張り続ける人たちは「舞台が好き!」という純粋な気持ちがあるからかなぁと思います。