トップお披露目公演『ルパン三世』
2015年1月~3月のトップお披露目公演が『ルパン三世 -王妃の首飾りを追え!』に決まった時も、宝塚で『ルパン三世』を舞台化すること自体に驚いたものですが、バリバリ二枚目のチギさんが笑いもあり涙もあり・・・のルパンを宝塚の男役として美しく演じた時に「なんでも演れてしまう2枚目」と嬉しくなりました。
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モンキー・パンチ氏と宝塚がコラボできたのも、チギさんというトップの存在があったからなのでしょうね。
(出典:http://blogs.yahoo.co.jp/)
この時の併演作『ファンシーガイ』でもまるで走り回るかのような作品ながら、小柄で華奢なチギさんは熱いエネルギーでショーを盛り上げていたのが印象に残っています。
芝居の雪組での魅力
昔から雪組は「芝居の雪組」と言われ和物も得意と位置づけられていました。
一時期は雪組も和物皆無な時代があり、古いファンとしては寂しく思っていました。
でもチギさんがトップになって以来、「芝居の雪組」の色がより濃くなりましたね。また日本物によってチギさんの魅力の幅は益々広がったかもしれません。
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↑↑『るろうに剣心』 これもメチャクチャはまった作品です。普段はボーーーッとしているのに、正義に溢れる緋村剣心の顔になった時のギャップはたまらなかったです。
日本物はまず日本物特有の所作ができなければ、そして何より和物のカツラが似合わなければいけないので、今や誰しもができるわけではない状況にあります。
そしてこれらの上演作品は、心に熱い志を抱く清々しい青年という共通点がありました。それらが皆チギさんご自身の魅力と繋がっているように感じ、ベストマッチングな作品でもあったと思い返しています。
和物が見栄えして上演できるトップ・早霧せいなの雪組には大きな拍手を送り、上演が決定している2017年4月~7月の『幕末太陽傳(ばくまつたいようでん)』も妄想を広げつつ多いに楽しみにしています。
『私立探偵ケイレブ・ハント』はスーツ物
そして今回の『私立探偵ケイレブ・ハント』は、一転してスーツ物です。
外箱『ローマの休日』を私は梅田芸術劇場で観劇しましたが、スーツもまたまた似合うのがチギさん!
シンプルなスーツをいかに着こなすかは、宝塚の男役にとって難易度が一番高い。それをもまた颯爽と着こなす姿に『私立探偵ケイレブ・ハント』への期待が高まりました。
正塚先生のオリジナル作品でチギさんがどう演じるのか? これとても興味あることです。
↓↓ 初日のニュースを読んでいると・・・
シンプルな枠組みのセットや回転舞台を駆使して自在に場面を展開していく。要所に抽象的な場面を挟み込み、人物の心情や状況を表現。スピード感を損なわずに、物語を伝えていく正塚氏の手腕は見事だ。
(出典:http://www.sankei.com/)
しかも記事によると舞台装置などもシンプルらしいので、それが故に芝居って難しいと思うし、そんな舞台で男役の極め付けとも言えるスーツを着るチギさん(早霧)を想像すると楽しみになります。
初日まで2週間 宝塚雪組『私立探偵ケイレブ・ハント』『Greatest HITS!』その内容を探る でもわかる範囲で作品について想像を膨らませましたが、幕が開いて大劇場まで飛んで行きたくなっています。
早霧せいなさんがトップ就任後、昨今になかった大入りが続いている雪組だけに『私立探偵ケイレブ・ハント』『Greatest HITS!』もファンの期待が大きく、私もファンのひとりとしてチギさん、そして「ちぎみゆ」コンビが見せてくれる世界への想いは大きいです。
今日はチギさんの魅力を思い出しながら語ってしまいました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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