月城かなと、月組時代の舞台略歴
月組に組替え後はトップスター珠城りょうさん、二番手スター・美弥るりか(みやるりか)さんおもとで、三番手として活躍しはじめましたね。
月組組子としての大劇場、東京初の出演作『All for One〜ダルタニアンと太陽王〜』のベルナルドは真面目に演じていても、どこか間の抜けた役でひょうきんな月城かなとさんの一面がみえて、それが新鮮でした。
また2018年6月〜7月『THE LAST PARTY』は初の東上作品となり、月組でかっこたるポジションも気づきました。
2018年8月~11月『エリザベート』で「ルキーニを演じた人はトップになる」というジンクスのある、ルイジ・ルキーニ役。
加えて皇帝フランツ役の美弥るりかさんが休演というアクシデントでは、代役で難役・フランツを務めました。
2019年1月には『Anna Karenina』(宝塚バウホール)での大人な男役・アレクセイ・カレーニンも記憶に新しいところです。
・・・が!
2019年3月〜5月『無限無双/クルンテープ 天使の都』の東京公演中に、月城かなとさんが怪我による休演というアクシデントがおきて、つづく『チェ・ゲバラ』を全日程休演というファンがハラハラするような出来事もありまました。
でも『I AM FROM AUSTRIA-故郷(ふるさと)は甘き調(しら)べ-』のリチャード・ラッティンガー役でうれしい完全復帰!
この公演より月組・二番手の羽を背負うことになります。
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月城かなとの素顔は?お茶会の魅力
月城かなとさんは超イケメンな舞台の姿とはギャップありで、オフでは「天然」な一面があるそうです。
でも「宝塚カフェブレイク」でのトークを見ている限りでは、MCの中井美穂さんの質問にも的確に答えて頭の良い、できる人の印象です。
↓↓月城かなとさんのお茶会
(出典:twitter.com)
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月城かなとのこれから・・・
タカラジェンヌは常に舞台をつとめるために体調を気遣い、怪我のないよう慎重にしてはいるもののん、やはり人間ですのでアクシデントは致し方なし。
『無限無双/クルンテープ 天使の都』『チェ・ゲバラ』の休演も「怪我による休演」としか劇団からは発表されていませんので、どんな怪我をされたのか、どの程度の怪我なのか・・・
ファンにはわかりません。
でも、まずは舞台に復帰される状態に回復されたことを何よりと思っています。
月城かなとさんは2020年の宝塚スターカレンダーでは9月に一人の写真で登場。
これはもちろん月城かなとさんが月組二番手スターに昇格したことを意味すると考えて、間違いはないでしょう。
「すごすぎる95期」の中でも星組・礼真琴(れいまこと)さん、花組・柚香光(ゆずかれい)さんはすでにトップスター就任が決まっています。
月城かなとさんもいずれトップの座に就き、大きな羽を背負う日はそれほど遠くない未来に実現する人だろうと思います。
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月城かなとさんのまとめ
月城かなとさんは、壮一帆さん、早霧せいなさんトップ時代の雪組で「日本物芝居」を学んび、それを自分の物(武器)にできる人です。
日本物の所作、衣装の着こなし・・・あらゆることが一長一短で身に付かないことは誰しも分かってはいますが、日本物上演の機会が少なく、身につける機会が少ない中で日本物芝居(王朝物以外で)を経験の多い数少ない生徒さんでしょう。
それは月組公演『無現無双』でも証明されていますね。
また端正で大人の落ち着きある役から、コミカルな役も演じる力があることも、これまでの舞台歴からわかります。
二番手に昇格してどんなスターに成長していくのか?
月組には花組から鳳月杏(ほうづきあんさん)が組替えで古巣にもどってこられましたね。
また若手には暁千星(あかつきちせい)さん、風間柚乃(かざまゆの)さんというスターも育っています。
そういったメンバーとともに、珠城りょうさんのもとでどんな月組の舞台を作っていくのか、2020年にむかって多いに期待したいものです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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