星組『Thunderbolt Fantasy/Killer Rouge』観劇感想、ビジュアル最高の台湾公演作品

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『サンダーボルト ファンタジー』感想、作品としては?

正直なところ・・・予備知識なしでは、一回の観劇ではストーリーを理解することができませんでした。

最低限、宝塚の公式サイトの作品の解説、専門用語の解説などを一読しておくことをおすすめします。

『Thunderbolt Fantasy(サンダーボルト ファンタジー)東離劍遊紀(とうりけんゆうき)』の公式サイトもあるので、そこをご覧になるのもおすすめです。

 

トップスター・紅ゆずる(くれないゆずる)さんの役名だけでも、凜雪鴉(リンセツア)。

この役名をセリフの中で聞くと「はぁ?」となり(^^;)

綺咲愛里(きさきあいり)さん、丹翡(タンヒ)。

礼真琴(れいまこと)さん、捲殘雲(ケンサンウン)。

殤不患(ショウフカン)、蔑天骸(ベツテンガイ)、刑亥(ケイガイ)・・・・

あぁ、字で見ているのとわかっているようで、実際耳で聞くと「あれれーーーー?」でした。

 

この問題は台湾公演で、現地の方が観劇される場合は問題ではないでしょう。

でも日頃耳慣れない私にとっては頭が混乱する要因になってしまいました。

しかし・・・

2.5次元ものを舞台化する手腕に長けた小柳 奈穂子氏が脚本・演出を手がけただけあって、星組イケメン達が麗しいビジュアルのフィギュアに化したようで、眼福!と楽しめました。

 

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『サンファン』フィギュアみたいな紅ゆずる、綺咲愛里、他

宝塚ファンの間で「サンファン」「サンファン」と会話の中に飛び交うのに、「サンファンって何?」と思ったすみれ子でした。

これ『サンダーボルト ファンタジー』の略語だったのですね。

宝塚ファンは作品のタイトルを略語にするのが上手です。

『ME ADN MY GIRL 』は「ミーマイ」。

『スカーレット・ピンパーネル』は「スカピン」。

『サンダーボルト ファンタジー』は「サンファン」かぁ・・・。

長く宝塚ファンをしていますが、すぐには気づきませんでした。

 

その『サンファン』での紅ゆずるさん。

オフでは大阪人の代表のような関西弁で、人を笑わす茶目っ気もある人ながら、それと正反対にクールで美しい面をも見せる人。

宝塚の専門チャンネル、宝塚スカーステージなどから知るだけの人物像ながらも、そう思っています。

『サンダーボルト ファンタジー』で紅ゆずるが演じる凜雪鴉(リンセツア)の飄々として、様々な出来事をのらりくらりとかわしている様子が、紅ゆずるさんとかぶるものがありました。

そして何と言っても、ビジュアルが本当にフィギュアのように美しい。

 

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↓↓梅田芸術劇場ロビーに展示されたフィギュア、凜雪鴉(リンセツア)

 

舞台のイメージはまさにこのままでした。

 

↓↓左側のフィギュアは丹翡(タンヒ)

 

『サンファン』で綺咲愛里さん演じる丹翡(タンヒ)もフィギュアのまんま。

2017年に『スカーレット・ピンパーネル』でトップ娘役に就任して以降、管理人・すみれ子的には、『Thunderbolt Fantasy(サンダーボルト ファンタジー)東離劍遊紀(とうりけんゆうき)』が綺咲愛里さんの魅力を一番際立たせた作品だと思いました。

綺咲愛里さん。

トップ娘役にふさわしい可愛らしさがあるものの、歌がぁ・・・・少しね、それから私的にはセリフのメリハリも・・・(汗)みたいに感じられていたんですが、今作『サンダーボルト ファンタジー』では、お人形のように可愛らしい!

その中でも代々家に伝えられた物を守っていく意志の強さみたいなものが感じられました。

 

↓↓3. 七海ひろきって二番手?いやーー、主人公かもしれない『サンファン』

コメント

  1. ひなた より:

    いつもブログを拝見しております^_^

    今年2月の星組 うたかたの恋@中日劇場で初観劇してから少しずつ興味を深めていたところ、梅芸で星組サンファンが大好きになりました!
    甘くないストーリーがとてもいいです!そしてビジュアル再現率の高さに感動しました。う、うつくしいです。
    キラールージュもとてもカッコよくて、Another Worldとの違いを発見するのも楽しくて、ブラッシュアップされてて、そして、、、カイちゃんの大大ファンになりました!!

    すみれ子さんのブログでは初心者向けコラムやスターを掘り下げるピックアップ記事で日々勉強中です。これからも更新を楽しみにしております☆

    • すみれ子 より:

      ひなたさん

      ブログご訪問とコメントをありがとうございます。
      「うたかたの恋」が初観劇だったのですね(^^)
      残念ながら2月の星組公演は観に行けませんでしが、宝塚らしい作品ですからファンになられた・・・とおっしゃるのもよくわかります。

      私も今回の「サンファン」はあまりにも美しいビジュアルの星組の皆さんに圧倒されてしまい、目がハートになりました。

      「すみれ子の宝塚百科事典」は、とにかくディープに宝塚が好き!
      最近、ファンになったのでよくわからないことがある!なんて皆さんにはもっとディープなファンになっていただけるように(^^;
      いろいろ情報をお届けしたいなぁ・・・と思っています。
      これからもどうぞよろしくお願いします。

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