美弥るりかの軌跡・卒業まで、楽屋入出&まとめ

宝塚コラム

男役・美弥るりかが残してくれたもの

 

『夢現無双-』『クルンテープ 天使の都』の美弥るりか

そして、美弥るりかさんは『夢現無双-』『クルンテープ 天使の都』東京公演千秋楽に、宝塚を卒業していかれました。

退団公演となった『夢現無双-』の美しい剣士・佐々木小次郎。

そして『クルンテープ』での珠城りょうさんとのデュエットダンス。

銀橋で歌い、男役群舞に合流するという、おそらくは作・演出の藤井 大介先生の粋なはからい。

これらは二番手ポジションで潔く宝塚を卒業していく美弥るりかというスターへのプレゼント?

なんにしても、こんな素晴らしいスターをファンとしては忘れない、いや忘れられない。

そう思わせてくれたの『夢現無双-』『クルンテープ 天使の都』でした。

 

月組『夢現無双/クルンテープ 天使の都』観劇感想レポと美弥るりか
月組公演『夢現無双 / クルンテープ』を観劇してきました。 この公演は月組トップスター・珠城りょう(たまきりょう)さんが、新たな相手役として美園さくら(みそのさくら)さんを迎えた本拠地での新コンビお披露目公演。 これはおめでたい...

 



 

美弥るりかだけじゃない、忘れられないスター達

管理人・すみれ子が第二次宝塚ファン時代に陥ったのは、ちょうど12年ぐらい前です。

まだ、美弥るりかさんは下級生でした。

偶然、最初に観劇したのが星組だったので、その当時の星組の下級生さんの印象は強く、思い出せば現在・トップスターの紅ゆずる(くれないゆずる)さんも、ちょっとやんちゃな下級生でした。

紅さんが結成した「紅ファイブ」は人気も高く、メンバーの一人に美弥るりかさんが入っていました。

懐かしい「紅5」のメンバーも星組・天寿光希(てんじゅみつき)さんを残して、リーダーだった紅ゆずるさん、如月蓮さんも退団。

時代が・・・変わっていくのを感じます。

(壱城あずささんは2017年12月『ベルリン、わが愛』ですでに退団)

紅ゆずるさんを中心に星組の男役5人が作ったユニット。結成は2007年。

これは劇団公認として生まれたのではなく、宝塚CS専用チャンネル「タカラヅカスカイステージ」の番組の中で企画されたユニットでした。

それが非常に人気を呼び、2011年12月にはコンサートも行っています。

メンバーは当時星組生だった、美弥 るりか(みやる りか)、壱城 あずさ(いちじょう あずさ)、如月 蓮(きさらぎ れん)、天寿光希(てんじゅ みつき)。

結成のきっかけは当時劇団公認の雪組のユニットグループ※『AQUA5」のポスターを見た、紅が「紅5ってよくない?」と言ったことがきっかけだと言われています。

タカラヅカスカイステージで放映された「紅5」は、とにかく紅ゆずる自身が楽しんで企画を立てたり、また逆に他のメンバー達が紅を喜ばそうという内容でしたが、ここで非常に個性的なキャラクターを発揮する紅ゆずるの人気が高まっていきました。

 

『AQUA5」宝塚歌劇団雪組の男役(結成当時)5人で結成されたユニット。こちらは劇団公認で2007年大阪で開催された世界陸上に合わせて結成された。メンバーは水夏希、彩吹真央、音月桂、彩那音、凰稀かなめ。CD、DVDも発売されている。

(すみれ子の宝塚百科事典・「紅ゆずる、星組トップの成績、人気、実家は?

美弥るりかさんを二番手のままやめさせるなんて・・・!!みたいなファンの声もあるのかもしれません。

でも、私は美弥るりかさんは輝けるだけ光を放ち、今、退団することを決めたのだと信じています。

 



 

↓↓東京宝塚劇場千秋楽の美弥るりか

美弥るりか!令和最初の卒業退団2019/6/9最後の.東京宝塚月組出待ち『夢現無双「宮本武蔵』

東京千秋楽の日はあいにくの雨模様。

それをいとわず、みやちゃんの卒業を見送るファンの皆さんの愛につつまれて、東京宝塚劇場をあとにしたみやちゃん。

おつかれさまでした。

 

本当に美しい。

そんなひとりのスターがタカラジェンヌという妖精の世界から飛び立っていった。

美弥るりかさん、お疲れ様でした。

そして夢をいっぱい、ありがとうございました。

 

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