星組公演『Éclair Brillant(エクレール ブリアン)』。
宝塚のベテラン作・演出家の酒井澄夫先生が星組トップスター・紅ゆずる(くれないゆずる)さんの退団公演のショーとして、ベテランらしく作り上げた作品ですね。
皆が知る、耳馴染みの良い曲が使用されていながら、古くさを感じない点などはとても優れていると思いました。
特に「ボレロ」の場面、また男役群舞は秀逸で、今の星組が持つ最高のちからを発揮しつつ、ファンの魅力するシーン。
一言でいうと
ボレロと男役群舞が最高!!
ショー全般を通して「これが星組だ!」と過去から脈々と流れる熱い星組の魂が感じられました。
この記事では星組公演『Éclair Brillant(エクレール ブリアン)』の観劇感想をお伝えしていきます。
\この記事の主な内容/
- Éclair Brillant(エクレール ブリアン)の見どころ
- Éclair Brillant(エクレール ブリアン)のボレロが秀逸!
- Éclair Brillant(エクレール ブリアン)男役群舞は至高のきらめき
『Éclair Brillant(エクレール ブリアン)』の見どころ
『Éclair Brillant(エクレール ブリアン)』の意味の意味。
フランス語で「Éclair」が稲妻、Brillantは輝かしいという意味で、「華麗な稲妻」をタイトルに使ったそうです。(酒井澄夫先生:談)
『Éclair Brillant(エクレール ブリアン)』のプロローグ
シルバーの衣装に身を包んだ紅ゆずるさんが銀橋に一人登場するところからはじまります。
続いて本舞台が明るくなると、舞台に星組生がシルバーのスーツとドレスでズラリと並び、タイトルが示す「輝かしい」「稲妻」が勢揃い。
宝塚的な幕開きが息を呑む美しさです。
もちろん皆さんがドキドキ、ワクワクする客席降りもあります!
つづいて次期トップコンビ就任の礼真琴(れいまこと)さん、舞空瞳(まいそらひとみ)さんの二人の場面などもあり。
Éclair Brillant(エクレール ブリアン)』の中詰
中詰は紅ゆずるさん&男役達で「クンバチェロ」からはじまり、ラテン系の音楽で構成。
銀橋をスターが歌い踊り通過していく中詰が盛り上がった後に、瀬央ゆりあ(せおゆりあ)さんが「マシュ・ケ・ナダ」を歌います。
これがせおっち(瀬央)の男役色香ムンムンで実に素敵!
そしてここから作品の後半へつながっていきます。
Éclair Brillant(エクレール ブリアン)』のフィナーレ
中詰以降「ボレロ」からフィナーレまでの見どころといえば、ズバリ!
- ボレロ
- 男役群舞
宝塚ファンとして忘れられないシーンと言えば?
今後聞かれることがあれば、紅さんの退団公演の「ボレロ」と男役群舞と答えるだろう・・・
そう思うぐらい大きな感動と男役の美学に満ちていました。
三味線の音と黒燕尾服という異色のとりあわせ、羽山紀代美先生の振り付けもマッチしています。
・・・ということで、ここからはボレロと男役群舞の詳細をつづっていきます。
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↓↓2.『Éclair Brillant(エクレール ブリアン)』のボレロが秀逸!
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