宝塚星組の歴史と歴代トップスターから組の特色を探る

宝塚コラム

星組の歴史の中のトップ男役 1980年代後半〜の1990年代半ばトップ

日向 薫

鳳 蘭さんから瀬戸内 美八(せとうち みや)さん、峰 さを理(みね さをり)さんを経て日向 薫(ひゅうが かおる)さんのトップ時代になります。

ネッシーこと日向薫さんも当時としては長身(173cm)で音楽学校時代からファンがいるなど非常に注目された存在でした。

1974年、宝塚音楽学校入学。1976年、宝塚歌劇団入団、62期生。月組配属後、組み替えで星組へ。峰さを理の後を継いで星組トップスターに。

相手役は南風 まい(みなかぜ まい)さん、その後は毬藻 えり(まりも えり)さん。

『炎のボレロ/TOO HOT!』、『戦争と平和』、『ベルサイユのばら―フェルゼンとマリー・アントワネット編―』、『恋人たちの肖像/ナルシス・ノアール』などで主演。

1991年『紫禁城の落日』で退団。退団後は舞台を中心に活躍。

 

↓↓『ベルサイユのばら』左は毬藻 えり。

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(出典:http://www.drillspin.com/)

 




 

↓↓ ベルサイユのばら’89 星組「第一部プロローグ」

[youtube id=”BvOXDdZbSpE”]

 

紫苑 ゆう

1976年、宝塚音楽学校入学。1978年、宝塚歌劇団入団、64期生。

星組生え抜きでトップスターとなり退団後は福祉の仕事についた異色の方ですが、その後宝塚音楽学校よりオファーを受け音楽学校演劇講師に就任しました。トップスターとして卒業した生徒さんの中では少し違うった道を歩まれた人ですね。現在も次世代のスターを育て、宝塚にまつわる限られたイベントのみ舞台に立たれています。

また現在は本名の渡辺奈津子として、宝塚上演作品の演技指導に名を連ねていることもあります。

『宝寿頌/PARFUM DE PARIS』(現在の宝塚大劇場、こけら落とし公演)、『うたかたの恋. / パパラギ―極彩色のアリア』『若き日の唄は忘れじ / ジャンプ・オリエント!』などに主演。

相手役は白城 あやか(しらき あやか)さん。

1994年、宝塚歌劇80周年記念の年に『カサノヴァ・夢のかたみ/ラ・カンタータ! 』を持って退団。

 




 

退団時の挨拶は・・・

千秋楽では「私は宝塚が大好きです。私は宝塚が死ぬほど好きです。私は宝塚を心から愛しています。この気持ちだけは誰にも負けません。どんな時でも、どんな目に遭っても、ただ大好きな宝塚に居る。それだけでいつも本当に幸せでした」とあいさつした。

(出典:https://ja.wikipedia.org/wiki/)

 

本当に心から宝塚への愛を感じる言葉でした。

 

↓↓紫苑ゆうさん

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(出典:http://www.suruga-ya.jp/)

 

↓↓うたかたの恋 紫苑ゆう

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↓↓3.星組の歴史の中のトップ男役 1990年代後半〜2000年代トップ

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