専科轟悠『パパ・アイ・ラブ・ユー』でナース姿!初日の観劇感想

宙組

専科公演『パパ・アイ・ラブ・ユー』は宝塚のトップ・オブ・トップ轟悠(とどろきゆう)さん主演。

また専科から悠真倫(ゆうまりん)さん。

そして宙組生10名が出演する、12名で作り上げたまさに抱腹絶倒のコメディーです。

初日を観劇しましたが、出演者一人ひとりが新境地を切り開いたと思える、大人なコメディー作品に仕上がっていました。

ラストに10分程度のフィナーレナンバーもあり、何度観ても飽きないような素敵な作品です。

 

『パパ・アイ・ラブ・ユー』の作品として感想

『パパ・アイ・ラブ・ユー』はレイ・クーニーというイギリス作家の作品。

原題は「IT RUNS IN THE FAMILY」で、直訳すると「血筋である」ってな題名になりますが、邦題の『パパ・アイ・ラブ・ユー』というの・・・わかりやすく作品を表した題名だと思います。

『パパ・アイ・ラブ・ユー』は過去にも、日本で上演されたことがあります。

 

↓↓劇団today

劇団today パパアイラブユー ダイジェスト

 

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直近では三越劇場で2018年11月29日(木)~12月2日(日)
三越劇場も上演されているようですので、これって宙組東京公演中なので、宙組生さんも観劇されているかもしれませんね。

 

 

さて・・・

管理人・すみれ子は宝塚の公式サイトに掲載されている

「おかしな二人」「第二章」等をお届けしてきた好評のバウ・コメディシリーズ。今回はイギリスを代表する喜劇作家レイ・クーニーのストレート・プレイを宝塚歌劇で初上演致します。

(出典:宝塚歌劇団公式サイト

この情報ぐらいで、予習なしで観劇しました。

また『おかしな二人』『第二章』も観ていません。

だから専科公演のコメディーは初観劇です。

 

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・・・で思ったこと!

轟悠という生徒さんには、芝居の引き出しは無限にあるのだ!ということでした。

やはり宝塚のトップ・オブ・トップとしていわゆる超二枚目を演じることが多い、理事こと轟悠。

『パパ・アイ・ラブ・ユー』の中では、えーーーーっ、とすみれ子の中の轟悠さんのイメージを覆すモノがありました。

また、選抜メンバー(といっていいのでしょうか?)の宙組生10名の芝居達者なことにも驚き。

 

宙組では長になる愛白もあ(あいしろもあ)さんから、最下級生の真名瀬みら(まなせみら)まで、轟悠さんを相手に身じろぎもせずに見せる熱演に、なかなか大劇場作品では観ることができない芝居達者さに拍手喝采の思いでした。

 

 

↓↓『パパ・アイ・ラブ・ユー』の舞台

 

二幕構成で場面転換も一切ナシ。

芝居が終わり緞帳が一度降りたあとに始まるフィナーレも、ストーリーの一部という流れで10分程度ながら楽しめます。

男役群舞で真ん中に立つ、轟悠さんがまたキレのあるダンスをみせてかっこいい。

なんせトップ・オブ・トップの群舞真ん中ですから、他の宙組男役陣も背中から学ぶことも多いでしょう。

 

↓↓2.『パパ・アイ・ラブ・ユー』専科生の熱演

コメント

  1. うみひこ より:

    すみれ子さん
    今朝のタカラヅカニュースで初日の様子を見ました。本公演に関心無かったのですが、愛白もあさん始め宙組生の方が生き生きと演技されているのが印象的でした。蘭陵王の時も思いましたが、大劇場でない公演だと多くの人にセリフがあっていいですね。今から公演を観に行くことは無理なので、スカステ放送を待ちたいと思います。

    ところで見ていてギャグにどうもオッサン臭を感じるので、演出は石田先生かなと思ったらその通りでした。。(嫌いではないです)
    しかし、ついに自分も演出家がわかるレベルまで知らないうちに上がったのかと愕然としました。

    • すみれ子 より:

      うみひこさん

      コメントありがとうございます。
      私はどちらかというと宝塚バウホール公演にあまり関心がなく(生オケの可能性低いので)
      興味もなかったのですが、お誘いいただき観劇しました。

      それなのに初日を観劇して改めて宝塚の生徒さんの実力を再認識し、作品自体にもどっぷり
      はまり、チケットのご縁がありもう一度観劇する予定です。
      出演者や作品の事前情報だけでは計れない、作品との出会いってあるものですね。

      他のカンパニーはもっと刺激がある演出だったかどうかわかりませんが、石田先生の色が
      出ていますよね。
      ・・・ってそれをきちんと理解されているうみひこさんはどっぷり宝塚ファンといえるでしょう。
      (↑失礼な発言で申し訳ありません)

      DVDやブルレイ化の予定がないとの情報を得て残念に思っていますが、スカステでは放映して
      ほしいものですね。
      なんせ500席のキャパで公演数少ないですから。

    • すみれ子 より:

      うみひこさん

      追伸コメントです。
      残念ながら『パパ・アイ・ラブ・ユー』はDVD化、そしてスカステの放映も現在予定なしだそうです。
      (・・・と言っても劇団がそんなことを教えてくれる訳もなく、ファンの間での噂の域ですが、版権
      の問題があるのかなぁ?)
      明日千秋楽ですが、もうチケット完売(涙)。

      「東京でも上演してーーーーーー」とファンが声をあげると、それが実現する可能性もあるそうなので
      (『月雲の皇子』がそうだったようですね)、ここは劇団宛にメールしてみようか・・・
      なんて思っている、すみれ子です。

      実現したら絶対に遠征して観劇します(^^)

      • うみひこ より:

        すみれ子さん
        ありがとうございます。そうなんですね。やっぱり舞台は一期一会なんですね。自分の場合、くそー見とけばよかった!!というのは宙組のWest Side Storyです。そら坊がアニータの方。近くでやっていたのにと後悔しました。

        同じような思いをしないように、星組「アルジェの男」チケット確保に向けて、もがき中です。(現時点で成果なし)

        • すみれ子 より:

          うみひこさん

          最近はチケット難で観られない作品もライブビューなどで観られたり・・・と
          宝塚も頑張ってくれていますが、それでもタイムリーにはいかにこととかで
          観られない場合もありますね。

          そして・・・版権の問題。『West Side Story』もDVD化なかったですよね(涙)。

          『アルジェ』チケットゲットできますように!

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