凪七瑠海の舞台略歴
2003年3月 | 月組「花の宝塚風土記」「シニョール・ドンファン」*初舞台 |
宙組に配属 | |
2004年5月~8月 | 「ファントム」従者/新人公演:ラシュナル(本役・悠未ひろ) |
2005年8月~11月 | 「炎に口づけを」「ネオ・ヴォヤージュ」アート/新人公演:ティーン(本役・悠未ひろ) |
2009年2月 | 中日劇場公演「外伝ベルサイユのばら-アンドレア編-」「ダンシング・フォー・ユー」オスカル、ベルナール(早霧せいなと役替わり) |
2009年5月~8月 | 月組「エリザベート-愛と死の輪舞」エリザベート*初ヒロイン(特別出演) |
2009年11月~2010年2月 | 「カサブランカ」ヤン/新人公演:リック(本役・大空祐飛)*新人公演初主演 |
2010年3月 | バウホール公演「Je Chante-終わりなき喝采-」シャルル・トレネ*バウホール公演初主演 |
2012年8月~11月 | 「銀河英雄伝説@TAKARAZUKA」アンスバッハ、ラップ少佐 |
2013年1月 | ドラマシティ・日本青年館公演「逆転裁判3 検事マイルズ・エッジワース」ラリー・バッツ |
2013年1月29日付け | ー 月組に組み替え ー |
2014年3月~6月 | 「宝塚をどり」「明日への指集-センチュリー号の航海日誌-」「TAKARAZUKA 花詩集100!!」ナイジェル*初エトワール |
2014年7月~8月 | 梅田芸術劇場・日本青年館公演「THE KINGDOM」ドナルド・ドースン*ダブル主演 |
2015年4月~7月 | 「1789 -バスティーユの恋人たち-」カミーユ・デムーラン |
2015年8月 | 専科バウホール公演「オイディプス王」イオカステ*バウ初ヒロイン |
2016年9月5日付け |
ー 専科へ異動 ー |
2016年11月 | 宝塚ホテル・第一ホテル東京「ディナーショー Evolution!」*初ディナーショー |
2017年1月 | Bumkamuraオーチャードホール「エリザベート TAKARAZUKA20周年スペシャル・ガラ・コンサート」(外部出演) |
2017年9月~12月 | 星組「ベルリン、わが愛」「Bouquet de TAKARAZUKA」ヨーゼフ・ゲッベルス |
2018年2月 | 星組中日劇場公演「うたかたの恋」「Bouquet de TAKARAZUKA」 |
2018年11〜12月 | 花組『蘭陵王(らんりょうおう)-美しすぎる武将-』(シアタードラマシティ・KAAT神奈川芸術劇場) *東上初主演作 |
2019年5〜9月 | 雪組『壬生義士伝』 – 松本良順『Music Revolution!』 |
2019年11〜12月 | 星組『ロックオペラ モーツァルト』(梅田芸術劇場・東京建物 Brillia HALL) |
2020年10月 | 凪七瑠海コンサート『パッション・ダムール-愛の夢-』(バウホール) 主演 |
宙組生ながら月組『エリザベート』にヒロインとして特別出演
初舞台後は宙組配属となり、さまざまな作品に出演されてこられた凪七瑠海さん。
なかでも2009年に特別出演された月組「エリザベート-愛と死の輪舞-」は、大きな話題を呼んだ作品となりました。
宝塚では、新人公演主演の経験もなく大劇場公演で男役がヒロインを務めることは極めて異例で、「下級生の男役がエリザベートを演じられるのか?」
など様々な意見や不安が飛び交いました。
「なぜ私が?」
と驚きとパニック状態であったことを後に凪七瑠海さんでご自身が語っていらっしゃいます。
しかし、若さ溢れる初々しさや透明感、娘役にはないダイナミックさで観客を魅了し、大役エリザベートを見事に演じました。
この時月組のトップスターだった瀬奈じゅん(せなじゅん)さんは、相手役を務めていた彩乃 かなみ(あやの かなみ)さんが退団した後には「特定の相手役をおかない」としていました。
その後、退団までの約1年半あまりは月組はトップ娘役不在で、その時々の作品によってヒロインを務める娘役さんが変わっていました。
ちょうどその時期に月組で『エリザベート』を上演するに当たり、瀬奈じゅんさんはトート。
しかし、エリザベートを演じきれる娘役が当時の月組には不在だった?
そこで白羽の矢が立ったのが、宙組の男役であった凪七瑠海さんでした。
もちろん月組にエリザベートに適する娘役が不在だった・・・
この辺りはファンの憶測にすぎません。
しかし研7で新人公演主演も経験していない他組の男役さんが『エリザベート』のタイトルロール演じるのは、多少ファンも驚かざるえませんでした。
↓↓すっかりエリザベートですね、かちゃさん(凪七)
『カサブランカ』で新人公演初主演〜バウ初主演
でも、この『エリザベート』の好演が認められたのでしょうね。
その後すぐの宙組公演『カサブランカ』新人公演で初主演。
そして翌2010年「ジュ シャント」でバウホール公演初主演を果たしました。
エリザベートを演じた後だけに、舞台人としての貫禄や自信に満ち溢れた公演となったのです。
また・・・
2017年1月には「エリザベート TAKARAZUKA20周年スペシャル・ガラ・コンサート」に外部出演し、8年ぶりのエリザベート役を務めました。
かつて相手役であった瀬奈じゅんさんとも再び共演を果たし、「成長したね」と嬉しい言葉をかけて頂いたそうです。
明日、19時30分から ジュシャント✨
放送ですよー❤
凪七瑠海さんの、代表作です😄
見た事ない方は是非みて下さい😆
かちゃファンの方、録画して下さい❣
終わった後、番宣で マイスターやエリザの映像が流れる可能性 大 です🍀#凪七瑠海 #かちゃ pic.twitter.com/diMc9cXHyw— なぎみさ (@nagimisalove11) 2016年9月19日
凪七瑠海の月組時代
月組へ組み替えになってからは、同期である月組男役・美弥るりか(みやるりか)さんとの共演が話題となりました。
2014年、この二人がダブル主演を果たした「THE KINGDOM」。
同期ならではの空気感で観客を湧かせ、月組の主要キャスト二人によるダブル主演とあってチケット難で大変人気の公演となったのです。
↓↓『THE KINGDOM』の凪七瑠海さん、美弥るりかさん
昨日は、宝塚月組『THE KINGDOM』を観に行ってきました(o^^o)
も〜ね、同期コンビがいきピッタリで最高に格好良かったね!
ストーリーは、正塚先生らしかったけど…笑
でも、久しぶりに美弥&わかばのコンビを観れて良かった♡ pic.twitter.com/YeaODHKAqs— 智稀 (@richio_14) 2014年7月25日
もちろんこの作品だけではなく、龍真咲(りゅうまさき)さんトップ時代の月組を美弥るりかさんと共に支えたと言っていいでしょう。
専科時代の凪七瑠海
専科へ異動後2016年11月、待望のディナーショー「Evolution!」が開催されました。
タイトルである「Evolution!」には進化という意味が込められているようです。
今後の意気込みのようにも感じられますね。
↓↓初のディナーショー「Evolution!」
【公式】凪七瑠海 ディナーショー(追) ポスター画像UP!https://t.co/0rsyppSos9 pic.twitter.com/yx93Ve6hNm
— タカラヅカ歌劇ポータル (@zukazuka_info) 2016年8月29日
超人的なビジュアルと圧倒的な歌唱力、成熟した男役の魅力でファンを虜にしたディナーショーとなったようです。
以降、1年にほぼ2回のペースで各組の舞台に出演されていましたが、なかでも2019年雪組雪組『壬生義士伝』『Music Revolution!』では、同期生で雪組トップスターの望海風斗さんと息のあったステージをみせてくれました。
「あぁ、ホントに同期っていいよね!」と思わせてくれたシーンはまだ記憶に新しいところです。
↓↓ 3. 凪七瑠海の素顔
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