2017/1/23 ■2017年1月の宝塚プチニュース■
宝塚にまつわる日々の小さなニュースをお届けしています。
今日から宝塚プチニュース、ほぼ日刊で更新していきます。
どうぞよろしくお願いします。
1月1日から1月20日までのニュースは以下からご覧ください。
■ 2017/1/1〜1/10
■ 2017/1/11〜1/20
星組『スカーレットピンパーネル』製作発表
星組『スカーレットピンパーネル』の製作発表があったようです。
- 宝塚大劇場 2017年3月10日(金)~ 4月17日(月)
- 東京宝塚劇場 2017年5月5日(金)~ 6月11日(日)
2008年の初演上演時に非常に素晴らしいミュージカルという噂を耳にして、
当時のトップスター安蘭けい(あらんけい)さん率いる星組の
同作品を観劇しました。
当時は、興味のある作品は観る・・・程度のライトなファンとして
第二次宝塚ファン生活を送っていましたが
この作品との出会いでどっぷり再度どっぷり宝塚ファンになり
日帰り遠征でも観劇に赴くようになった、管理人・すみれ子にとっては
とても縁を感じる『スカーレットピンパーネル』です。
その時新人公演で主役のパーシー・ブレイクニーを演じた紅ゆずる(くれないゆずる)さんが
トップスターになってパーシーを演じる日が来ようとは
予想もつかなかった出来事でした。
パーシーは紳士なイギリス貴族でありながらユーモアもある人物なので、
それを紅さんが演じるとその個性がどのように活かされるのかが興味ある点です。
今回の上演では初演と同じ演出になるかどうかはわかりませんが、
ちょっとしたアドリブシーンなどを演じると
抜群の頭の良さを発揮する紅さんですから
そのあたりも楽しみです。
星組でも、初演に出演していた生徒さんはそれほど多くないでしょう。
そんな中、生粋の星組っ子である紅ゆずるだからこそ
当時の「あの熱いエベルギー」を組子達に伝えつつ
良き作品に作り上げていって欲しいですね。
↓↓記者発表での潤色・演出の小池修一郎氏の発言
「今日のパフォーマンスを観て、よくここまで成長したなと。紅の持ち味といえば、お笑いのセンスですが(笑)、星組らしい大らかなスター性に加えて、憂いを秘めた雰囲気も持ち合わせていますから、その二面性が今後の紅の魅力になっていくのではないかと思います」
(出典:ステージナタリー)
↑これは一ファンとしても小池先生にやや同感の思いがあります。
昨今、宝塚歌劇団入団時の席次が優秀でなくては路線スターにさえなれません。
紅ゆずるさんは決して成績は優秀ではなかった・・・。
でも天性のキャラクターに加えて努力は惜しまなかったと思います。
だから今日があるのでしょうか?
逆に過去にパーシーを演じた星組・安蘭けいさんと月組・霧矢大夢(きりやひろむ)さんは共に首席入団のスター。
成績そのものだけで舞台で通用するのではないのかもしれませんが、
宝塚トップスターとしては紅さんは珍しいケースなので
少し興味を感じてしまいます。
そして「よくここまで成長したな」は小池先生の多大な褒め言葉なのだと感じました。
『スカーレットピンパーネル』は歌は難曲です。
歌ウマな安蘭けいさんの為にフランク・ワイルドホーン氏が
宝塚版では新たに1曲書き加えたという
歌える人の為の作品でもあります。
課題は大きいでしょう。
でも、ぐんぐん力を伸ばしつつある紅さんは
まだ伸びていくと信じています。
↓↓初演『スカーレットピンパーネル』
(出典:http://blog.goo.ne.jp/)
遠野あすか(とおのあすか)、安蘭けい、柚希礼音(ゆずきれおん)
↓↓【関連記事】 |
【追記】2017/1/24
宝塚歌劇団公式サイトに
星組公演『THE SCARLET PIMPERNEL』制作発表会
掲載されました。
- “生粋の星組っ子”紅ゆずる「培ったものをお披露目できたら」 (サンケイスポーツ)
- 新トップ紅ゆずる「星組の良さ、伝統を受け継ぎ」 (ORICON NEWS)
- 星組新トップ・紅ゆずる「しゃべらなければ利口に見える」と苦笑 その二面性も役柄に (niftyニュース)
- 宝塚星組新トップの紅ゆずる、役作りに珍アピール「しゃべらなければ利口に見える
- 「THE SCARLET PIMPERNEL」“星組愛”語る紅ゆずるに小池修一郎が期待 (ステージナタリー)
宝塚星組新トップの紅ゆずる、役作りに珍アピール「しゃべらなければ利口に見える」(デイリースポーツ) – Yahoo!ニュース https://t.co/l2vFjW6Sj9 #Yahooニュース
— タカラヅカ歌劇ポータル (@zukazuka_info) 2017年1月23日
↓↓2.宝塚歌劇の殿堂に星組歴代スター
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