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2018年のラインアップ、今日は花組博多座公演『あかねさす紫の花』の再演、そして宝塚バウホールでの水美舞斗さん主演作が発表になりました。
この記事では花組ラインアップについて綴っていきます。
水美舞斗・宝塚バウホール主演決定
きっと水美舞斗(みなみまいと)さんのファンは「やったーーー!」と嬉しく叫んだのではないかと思います。
ようやく水美舞斗が宝塚バウホールの主演を射止めることができました。
『Senhor CRUZEIRO(セニョール クルゼイロ)!』—南十字に愛された男— 作・演出/稲葉 太地 2018年5月10日(木)~5月21日(月) |
水美舞斗さんはスター、スター候補を多く排出している95期生の一人ですが、他の95期生よりは今一歩な点がありました。
しかし、ここ1年ぐらいであっという間に実力をつけ、スター特有の輝きを放ち始めた存在です。
管理人・すみれ子は「ちょっと遅れてきたスター?」などと思いましたが、花組の前作公演『邪馬台国の風』『Santé!!』でも生き生きと光り、目を奪われていました。
『カリスタの海に抱かれて』新人公演で主演を射止めたのも、新人公演ラストイヤーの研7。
これならひょっとして・・・
今は不明の花組三番手男役に就任するのも夢ではないように思います。
鳳月杏(ほうづきあん)さんという、同じく新人公演主演1回、宝塚バウホール主演1回を経験している上級生がいます。
だから・・・番手がどうのこうのということより、このバウホール公演で力をつけて、花組を支える路線スターであり、大きな戦力になることは間違いないので、宝塚大劇場、東京宝塚劇場公演『ポーの一族』での活躍も楽しみです。
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花組『あかねさす紫の花』博多座で再演!
『あかねさす紫の花』は1976年に初演された柴田侑宏氏の作品。
今回は約12年ぶりの再演です。
「あかねさす 紫野ゆき 標野(しめの)ゆき 野守は見ずや 君が袖ふる」
額田女王(ぬかたのおおきみ)が読んだ万葉集の歌がそのままタイトルに用いられています。
主な登場人物は・・・
大海人皇子、中大兄皇子、額田女王。
簡単に言ってしまえば、大海人皇子と中大兄皇子の兄弟が額田女王を巡って争う、三角関係の恋が描かれています。
もちろん柴田先生の作品ですから、舞台背景となる飛鳥時代もしっかり描かれています。
額田女王は大人の女性で、兄弟の皇子に慕われ苦しむ。まず仙名彩世(せんなあやせ)さんというトップ娘役がいるからこそ、今の花組で上演可能と言ってもいいでしょう。
大海人皇子が明日海りお(あすみりお)、おそらく中大兄皇子が柚香光(ゆずかれい)さん。
他にも額田女王に身分違いの恋心(片思い)を抱く天比古も二枚目の役所。
額田女王の娘、可愛らしい十市皇女には、華優希(はなゆうき)さんが似合いそう・・・。
宝塚バウホール組と博多座組の振り分けも出ていないのに、様々な想像が掻き立てられる再演です。
↓↓1976年初演『あかねさす紫の花』
https://youtu.be/i3SQiut07f0
『あかねさす紫の花』主な配役は約替り!
【追記】2017/12/5
明日海りおさん、柚香光さん、鳳月杏さんに夜約替りの発表がありました。
詳細は以下の記事をご覧ください。
↓↓【関連記事】2017/12/5追記 |
まとめ
来年で明日海りおさんが花組トップスターに就任してちょうど3年を迎えます。
昨年、新トップ娘役に仙名彩世さんが就任したことで、まだ数作は明日海りおさんトップ時代が続くと思われますが、新しい時代に向けての動きが出始めている感があります。
なにはともあれ、マイティー(水美)のバウ主演のニュースは、とても嬉しいものでした。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント
博多座まで観に行こうと思ったりしたんですが、『あかねさす〜』は余りそそられません。初演の安奈さんと榛名さんの主題歌レコードを持ってましたよ。
中大兄皇子は瀬戸かずやさんの方が合ってると思うんですが………。
マィティの主演は嬉しいです。私は柚香さんより水美押しです。新人公演とは言え『エリザベート』でルキーニを演ったんだから可能性大。『オーシャンズ11』の新人公演をTVで観たんですが、涼紫央さんより北翔さんより良かったと思いました。
ちはるCLUBさん
ファン時代が被りますね(^^)
私も『あかねさす・・・』初演のイメージがあるので、どうかな??とも思います。
でも早霧せいなさんの博多座『星影の人』は後になって観たかった・・・なんてちょっと後悔してしまいました。
汀夏子さんと高宮沙千さん以外では見たくはない・・・なんて思ったのですが。
配役で作品のイメージはガラリと変わることは多いので、時々「宝塚も番手重視じゃなくて、適材適所の配役をしてほしい」と思う時があります。
でも難しいのでしょうね。
(昔は今では考えられないような、番手無視で適材適所な配役もあった気がしますが・・・)