専科生として長く活躍された、箙 かおる(えびらかおる)さんの退団が発表されました。
そして、元宙組トップスター・朝夏まなと(あさかまなと)さんの退団後の所属事務所、ファンクラブについてのニュースもでましたね。
今日はこのお二人の情報をお届けします。
↓↓卒業の日(11月19日)の朝夏まなとさん
宝塚歌劇★2017年11月の新譜~All About「宝塚ファン」 – 桜木星子の…タワゴト on @seiko_sakuragi https://t.co/T1MbTLjQDF pic.twitter.com/3DSOnPjx0O
— 桜木星子 (@seiko_sakuragi) 2017年11月30日
専科・箙 かおるの退団
2017年12月14日(『箙かおるサロンコンサート』開催日)付で退団 されます。
9月に『箙かおるサロンコンサート』の開催が発表された時に、「もしや、退団か?」と管理人・すみれ子は思いました。
実際にファンの間でそういう噂もささやかれていました。
今日、宝塚の公式サイトで「退団発表、専科生」の文字を見た時に、それだけで「箙かおる」さんのお名前が浮かんだら、やっぱりそうでしたね。
本当に長く宝塚の中で、舞台を支えてこられました。
1975年、61期生。
箙かおるさんの宝塚生活は、音楽学校入学(1973年)から数えると44年。
人生のほとんどを宝塚ですごさた生徒さんです。
同期の一原けい(いちはらけい)さんが、2014年に(定年※)退団されているので、おそらくは定年にともなう退団だと想像されます。
箙かおるさんは、例えば『王家に捧ぐ歌』では、この人がファラオを演じたことが作品の成功につながっているといえる存在でした。
ファンの立場では・・・
やはり何かの作品にご出演になられ、最後には大階段を黒紋付きに緑の袴で降りてほしい!
宝塚大劇場、東京宝塚劇場で多くの観客に見守られて卒業してほしい!
そうも考えますが、作品にご出演のタイミングがあわなかったのかもしれません。
↓↓ファンの声を集めてみました。【追記】
バウホールで『ショウボート』観たの私が高校ん時。オールマンリバー歌ってんの聴いた時、あー、歌好きなんだな、この人って思った。今でも一番好きなのは『うたかたの恋』のカゲ歌。ずっとテープをウォークマンで聞いてた。42年間お疲れ様でした。芸の話では太刀打ちできなかったです。#箙かおる
— 菱田信也(菱田シンヤ) (@hishidashinya1) 2017年12月11日
箙かおるさん、飛鳥裕さん、お二人とも私が宝塚を見始めた頃の雪組の上級生の男役さん。チャルさんと言えば天守に花匂い立つの真之介の父。ゆきとの結婚を反対していたのに最後は自ら二人の手を取り合わせる場面が忘れられないし、ショーではウタウマなシスター、ナガさんは永遠の少年でダンサー。
— みゅげ (@muguetdesavon) 2017年12月11日
箙かおるさん。初演グランドホテルのプライジング社長…濃厚で強烈な演技は今でも記憶にはっきりと。最後も箙さんでなくてはならないお役を月組で!これからも舞台人として活躍していただきたい方。男役として、忘れられない舞台の数々をありがとうございました。
— Sophie (@Wisdom_1004) 2017年12月11日
箙かおるさん。初演グランドホテルのプライジング社長…濃厚で強烈な演技は今でも記憶にはっきりと。最後も箙さんでなくてはならないお役を月組で!これからも舞台人として活躍していただきたい方。男役として、忘れられない舞台の数々をありがとうございました。
— Sophie (@Wisdom_1004) 2017年12月11日
あぁ、箙かおるさんが退団。悲しい。我が家では勝手に箙のおじさまと呼んでおりました。もう二度とおとめの趣味欄に競馬と書くジェンヌは現れないだろう。長いことお疲れ様でした。
— ayuri (@ayuri_090451) 2017年12月11日
スターさんとして、真ん中でスターのスポットライトを浴びるのは憧れ。
ファンもやっぱりスターさんが好き。
でも、わかる人には箙かおるさんのように地道に積み上げて来た芸を持つ、上級生さん、専科生さんがいるからこそ、スターは輝きを増し、舞台(作品)の出来を左右することがわかるのですね。
時々「専科・○○は×月×日をもって退団しました」というお知らせのみが、公式サイトにアップされるので、それだけはいつも悲しく思っています。
ラストをサロンコンサート(名称は異なりますが、ほぼディナーショーと同形式でしょう)という形でもって卒業できるのは、幸いかもしれません。
箙かおるさん!
サロンコンサート、タカラジェンヌとしての最後のお姿は拝見できませんが、精一杯頑張ってくださいね!
そう心よりねがっています。
※定年
1972年に定年t退職制度が導入されました。 当時は57歳でしたが、現在は時代に即した形で満60歳です。 |
↓↓【関連記事】 |
朝夏まなと、前宙組トップスターの所属事務所決定!
朝夏まなと、東宝芸能入り!
11月19日付けで宝塚歌劇団を卒業した、前宙組トップスター・朝夏まなとさんの所属事務所が早々に発表されました。
なんと! 東宝芸能入りです。
宝塚歌劇団と東宝といえば、近しい関係にはあるものの、意外に宝塚のトップスターが退団後に東宝劇能に所属することは珍しいです。
一番、最近では元・月組トップスターの瀬奈じゅん(せなじゅん)さん以来。
過去にさかのぼっても、すみれ子のリサーチ範囲では以下の元タカラジェンヌしか、東宝劇能に所属したOGさんは見つかりませんでした。
寿美花代(すみはなよ) | 元星組トップ男役 |
新珠三千代(あらたまみちよ)故人 | 元雪組トップ娘役 |
遥くらら(はるかくらら) | 元雪組トップ娘役 |
一路真輝(いちろまき) | 元雪組トップ男役 |
瀬奈じゅん(せなじゅん) | 元月組トップ娘役 |
それぐらい宝塚卒業 → 東宝劇能入り は難関のようです。
朝夏まなとさんの「女優」としての資質が高く評価された結果の、東宝芸能入りと言えますね。
実際・・・
フェアリー系で人気を博した朝夏は、謙虚な人柄と「舞台のみならず、女優として未知数の可能性を秘めている」(事務所幹部)と才能を見込まれてのもの。本人は「このご縁に、心から感謝しています。事務所の歴史を傷つけないよう歩んでいきたい」
(出典:スポーツ報知 12月10日)
東宝事務所の関係者から、上述のように評価されいる朝夏まなとさん。
朝夏さんが宙組トップスター就任後、組の雰囲気がガラリと変わるまでに素晴らしい一時代を築いてきました。
舞台から通してみえる、朝夏まなとという人物像は、実力があるだけでなく、素直で心が広く、リーダーシップのある人でした。
『風と共に去りぬ』では美しスカーレット・オハラをみせてくれた、朝夏まなとさん。
女優としての活躍も未知数とはいえ、期待度は高いものです。
11月退団した元宙組トップ朝夏まなと、東宝芸能入り。来年4月のライブ決定。インタビューで心境語る(スポーツ報知) – Yahoo!ニュース on @YahooNewsTopics https://t.co/3rifNBUzGO pic.twitter.com/MI8c8rLbd8
— 桜木星子 (@seiko_sakuragi) 2017年12月9日
ピアスをずっとしたいと思っていました」というまぁ様(朝夏)の耳元には、確かにピアスが!!
これからどんどん女らしく変身されていくのでしょう。
朝夏まなとの初活動は?
朝夏まなとさんの東宝芸能入りと共に、退団後初の活動として来年のコンサートも発表になりました。
初ライブコンサート
- 東京・日本青年館(2018年4月12日~15日)
- 大阪・サンケイホールブリーゼ(2018年4月20日~22日)
宝塚を卒業したトップスターでも、卒業の翌日には次のお仕事が発表されたり、いきなりSNSを始たり。
人によって、始動開始もさまざまです。
朝夏まなとさんは、少し休養されてからの活動再開のようですね。
朝夏まなと、ファンクラブ
朝夏まなとオフィシャルサイトとして、新しいファンクラブ※のサイトが立ち上げたれています。
ファンクラブの名前は MANA。

朝夏まなとさんの活動は↑↑でチェックしてくださいね。
※ファンクラブ
宝塚在籍時の通称FCと呼ばれるファンクラブは、退団時に解散になります。 |
「宝塚ニュース」では宝塚の情報をメインに 時々OGさんの話題も交えながら最新情報を更新中です。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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