今年は宙組が発足して20年という節目の年です。
その20周年にトップスターに就任後、宝塚大劇場、東京宝塚劇場でのトップお披露目公演に臨むのが、8代目トップの真風涼帆(まかぜすずほ)さん。
トップ娘役は100期生の星風まどか(ほしかぜまどか)さん。
このタイミングのトップ就任はとても話題となっています。
今日、2月19日は宝塚大劇場に歴代のトップスターさん、そして現役宙組生が出演する宙組誕生20周年記念イベントが開催されました。
宝塚宙組20周年記念イベントで初代トップスター・姿月あさと「『寅組』じゃなくてよかった」 (スポーツ報知) https://t.co/xGzKUHLOHJ
— アダム@アニメ好き (@zxcvbnm029) 2018年2月19日
この記事ではそのニュースをお届けします。
宙組20年の歴代トップスターって?
姿月あさと(しづきあさと) | 1998年1月1日~2000年5月7日 |
和央 ようか(わお ようか | 2000年5月8日~2006年7月2日 |
貴城けい(たかしろけい) | 2006年7月3日~2007年2月12日 |
大和悠河(やまとゆうが) | 2007年2月13日~2009年7月5日) |
大空祐飛(おおぞらゆうひ)※ | 2009年7月6日~2012年7月1日 |
凰稀かなめ(おうきかなめ) | 2012年7月2日~2015年2月15日 |
朝夏まなと(あさかまなと) | 2015年2月16日~2017年11月19日 |
真風涼帆(まかぜすずほ) | 2017年11月20日~ |
まず初代トップスター・姿月あさとさんから順番に在籍当時の動画と共に、当時のお姿を紹介して行きましょう。
姿月あさとさん
ラストデーの挨拶
何も無かったところに「宙」というものを造りました・・・今も上を見上げると宙組を思っているのですね#姿月あさと #宙組 #初代トップ pic.twitter.com/yqsuYhGY1e— MOTO (@A55moto) 2018年2月15日
宙組の代表作の一つとも言える『シトラスの風』は、何度かバージョンアップして再演されています。
今年は新たに3月から宝塚大劇場、東京宝塚劇場で『シトラスの風-Sunrise-』として、20周年の記念バージョンが『天(そら)は赤い河のほとり』と共に上演されます。
管理人・すみれ子はこの『シトラスの風』の中では「明日へのエネジー」が一番好き。
宙組そのものを表したような熱を感じる「明日へのエナジー」は宙組の伝統の始まりだと思うと、姿月あさとさんにはもう尊敬の念を感じざるえません。
和央ようかさん
↑↑は和央ようかさんの退団公演2006年の『NeverSayGoodbye』です。
そして・・・この舞台で初舞台を踏んだ92期生。
その中に現・宙組トップスターの真風涼帆さんがいるのも、不思議な物を感じます。
貴城けいさん
大和悠河さん
大空祐飛さん
※大空祐飛さんは現在は「大空ゆうひ」として活動されていますが、在団中の芸名で記載しました。
凰稀かなめさん
朝夏まなとさん
ついこの間、退団されたばかりのような気がする、朝夏まなと(あさかまなと)さん。
暖かな人柄と共に、舞台に醸し出す宙組の空気感を朝夏まなと色に変え、かつ宙組の伝統を継承したトップさんでした。
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現在の宙組トップスター・真風涼帆さん
来月に宝塚大劇場でのお披露目公演を控えた真風涼帆さん。
20年の伝統に加えて、真風さんの魅力で宙組の新しい時代を作り上げてくれることでしょう。
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宙組20周年記念イベント
宙組設立時の、初代トップスター・姿月あさとさんから、現在の8代目トップスター・真風涼帆さんまでが集結するイベントは過去にはなかったこと。
そして、これからも(あれば嬉しいですが)、ない可能性が大というレアなイベントでした。
トップスター時代の過去の動画を上述にまとめましたが、これを見返しただけでもため息がでるような素晴らしいスターさんばかり!
その素晴らしい宙組の歴代トップスターさんが全員に集結する機会は、本当に今夜限りといってもよい、レアなイベントでした。
宙組誕生20周年イベントの内容
歴代のトップスターのトークの後、宙組を代表する楽曲を現役の生徒さんも交えての聞かせてくれるシーンがありました。
夢アモール | 姿月あさとさん、和央ようかさん、真風涼帆さん |
明日へのエナジー | 姿月あさとさん、現役宙組生全員 |
シトラスの風 | ゲスト(歴代宙組トップスター)・現役宙組生全員 |
トークの中では、姿月あさとさんが
- 5組目ができるなんて誰も思わなかった
- 大変がっている暇もないぐらいお稽古した
と設立当初、大変だったことを語っていらっしゃいました。
確かに花、月、雪、星組から、選抜的に選ばれてできた宙組。
姿月あさとさん自身も月組で2番手スタートして活躍。
宙組の立ち上げメンバーに選ばれて、初代トップスターになられた訳ですから、その重責は相当なものだったことでしょう。
初代・宙組組長の大峯麻友さんのツイート発見
今日は宝塚大劇場で宙組20周年記念イベントを、初代組長・福組長と並んで観ました!タカコが私達の名前を出してくれた時点で2人共泣きました。懐かしかった!宙組万歳!!イベントの前には殿堂展へ(≧∀≦)#宝塚 #OG #宙組 #イベント #20周年 pic.twitter.com/7yoY0wuZjX
— Mayu Ohmine 大峯麻友 (@mayu_ohmine) 2018年2月19日
姿月あさとさんを初代トップスターしてスタート。
初代・組長を務めた大峯麻友(おおみねまゆ)さん、初代副組長の出雲綾(いずもあや)さんも大劇場に駆けつけられていたようですね。
トップスターさんだけでなく、組長さん、副組長さんなど立ち上げメンバーにとっても、感動するイベントだったのではないでしょうか。
宙組20周年企画展@歌劇の殿堂
宝塚大劇場に隣接する、歌劇の殿堂では現在「宙組20周年企画展」が開催されています。
宙組の歴史をポスターやパネル、衣装と共に紹介している「宙組20周年企画展」。
この期間のみしか見ることもできない展示もあるそうですので、「20周年記念イベント」をご覧になられなかった方も、観劇の機会にあわせて宝塚歌劇の殿堂へ立ち寄られること、是非オススメです。
4月23日(月・祝)まで。
宙組誕生20周年イベントは、岡田敬二先生の77歳の誕生日
2月19日は『シトラスの風』の作・演出家の岡田敬二氏の誕生日なのだそうです。
しかも、77歳。
喜寿と呼ばれる、おめでたーい誕生日が、恐らくは偶然だったのでしょうけれど、宙組20周年イベントだったとは!
岡田先生も、喜ばれたことでしょう。
おかげさまで、私の父 宝塚歌劇団演出家岡田敬二が今日77才の誕生日を迎えまして、同時に演出家デビュー50周年を迎えました。ありがとうございます!それについてブログを書きました。是非ご笑覧を。https://t.co/LEcNGQMUb0 #宝塚歌劇団 #岡田敬二 #宙組
— rinotokyo (@rinotokyo) 2018年2月19日
岡田先生は『シトラスの風』はじめ、「岡田敬二ロマンチックシリーズ」というシリーズ物のショーを手がけられたことで有名です。
岡田先生の『シトラスの風』は、宙組誕生に輝きの火を灯したという意味で、忘れてはならない作・演出家さんですね。
まとめ
この記事では、今日(2月19日)に宝塚大劇場で開催された「宙組誕生20周年記念イベント」を中心に、出演された宙組歴代トップスターさんのことや、イベントの内容についてのニュースをお届けしました。
ご覧になった方も、ご覧になられなかった方も、3月16日から始まる『天は赤い河のほとり』『シトラスの風 Sunrise』を楽しみに、新トップコンビを中心とした宙組を一緒に応援して行きましょうね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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