宝塚のファン=女子
宝塚大劇場(東京宝塚劇場)の客席=女子率100%
宝塚とけば「女子供が観るもの」と言われた時代もありました。
しかし最近は男子率が非常に増えたことは、度々観劇して客席の様子を見ていればよくわかります。
もちろん団体旅行で宝塚歌劇団に知識なく観劇される方もいます。
でも・・・
今は熱い宝塚男子も増加中!
今日はそんな宝塚ファンの男子について、語っていきます。
ヅカ男子が生まれたのはいつ?
宝塚ファンという男子が誕生したのは、意外にも最近のことではありません。
まず、有名著名人のヅカ男子を紹介していきましょう。
手塚治虫氏
(出典:http://meigen.keiziban-jp.com/)
日本が誇る漫画家の故・手塚治虫氏も幼い頃から宝塚を観劇。
手塚氏の作品『リボンの騎士』は宝塚歌劇から着想を得たと言われています。
宝塚市の出身で、身近に宝塚歌劇が存在したことが、宝塚を観劇することが特別なことでなく、手塚氏にとってはごく自然なことだったのかもしれません。
野坂昭如氏
小説家の故・野坂昭如氏も宝塚ファンでした。
野坂氏も宝塚に近い神戸出身ということもあったのかもしれませんが、手塚氏と同じくごく自然に宝塚を観劇するようになったと想像されます。
野坂氏の妻・暘子さんは宝塚のOGジェンヌさん(藍葉子)であり、二人の娘さんも花景美妃さん、愛耀子さんの芸名で宝塚の舞台に立っています。
妻 | 野坂暘子 | 藍葉子(あいようこ) | 45期生 |
長女 | 野坂麻央 | 花景美妃(はなかげ みき) | 70期生 |
次女 | 亀井 亜未 | 愛 耀子(あい ようこ) | 79期生 |
愛宝会のメンバーさん
一般的な宝塚ファンとは異なる位置づけですが「愛宝会」のメンバーさんも、ヅカ男子と言えるかもしれません。
例えば長年政界で活躍し、大臣を歴任された櫻内義雄氏も宝塚歌劇団の大ファンで知られ、長らく愛宝会会長を務めたそうです。
現在のように娯楽が少なかった時代には、宝塚に近い神戸にある現在の灘高校、甲陽学院、また関西学院大学の学生達にもヅカ男子はたくさんいた、と言われています。
その当時は、宝塚歌劇団の位置づけが「大変しつけの厳しい宝塚歌劇出身の女性は花嫁候補」と言われ、宝塚が「花嫁学校」として考えられた時代だったこともあり、現在のヅカ男子とは異なる視点でのファンだった可能性もあるかもしれません。
↓↓愛宝会についての詳細はこちらの記事をご覧ください。

現在のヅカ男子は?
最近はヅカ男子も様変わりした?
そう思うのは、いわゆるファンクラブ(FC)のスタッフさんの中にも男性がいたり、FCに入って生徒さんの入り待ち出待ちに参加する男子も珍しくなくなったことでしょうか。
管理人・すみれ子が若い頃に熱心なヅカファンだった頃には、入り待ち出待ちで男性を見かけることは皆無だったので、その点は少し驚きました。
また公演毎に開催される生徒さんのお茶会で男性を見かけることも、特別なことではありません。
ご夫婦、家族で、あるいはお知り合いと一緒に参加しているヅカ男子もいらっしゃいますが、単独で堂々と参加されているヅカ男子も見かけます。
男女平等の時代です。
男性だからどうのこうの、ではなく堂々とご贔屓の生徒さんを応援する姿はあっぱれだし、微笑ましいものだと思っています。
また現代のヅカ男子にはインテリ男性も多いと言われています。
ヅカ歴やきっかけ、そして楽しみ方も様々なヅカ男子だが、興味深い共通点がある。彼らの多くは、いわゆる“インテリ”なのだ。商社勤務、経営コンサルタント、会社代表、大学教授などエリートビジネスパーソンばかりが目立つ。
(出典:http://diamond.jp/)
上述の記事の中のヅカ男子達は「宝塚を見ているときは、他のことを一切考えず、夢の世界に入り込めるんです」と発言しています。
これは女性ファンにとっても同じことが言えますね。
仕事、子育て、介護・・・女性も様々なストレスある状況を、宝塚観劇で3時間の夢の世界に浸ることで、ヅカ男子同様に明日への活力を得ている人は多いですから。
ヅカ男子達は・・・
- 特定の娘役が好き
- 女性ファンの多くと同じで男役スターが好き
- 日常のデトックス効果
こんなことがヅカファンになった動機だそうですから、これは全く女性ファンと変わりない?
↓↓2. 究極のヅカ男子は? / ヅカ男子が増える理由は? /
ヅカ男子初心者の謎もネットで解決 /まとめ
コメント
すいません。私はインテリ男ではありませんがヅカ男子です。職場の20代女性が宝塚ファンで私も一生に一度は見に行っても良いかなという単なる興味本位だけで観劇しに行きましたらとても素晴らしい舞台(月組の舞音/GOLDEN JAZZという作品)でそれ以来ヅカ男子になりました。取引先の女性も宝塚ファンらしく私がヅカファンと知った途端、親しく対応してくれるようになり、宝塚のおかげで公私ともに恩恵を受けてます。
タカラジェンヌになりたくて必死に努力してその夢をかなえ日夜感動的な舞台を提供しようと頑張ってる姿はどのタカラジェンヌの方々も素敵に感じます。
横山さん
ご訪問とコメントをありがとうございます。
早々にヅカ男子のお声を聞けて嬉しいです。
月組『舞音』『GOLDEN JAZZ』は私も観劇しましたが、とても見応えのある作品だったと思います。
『舞音』では主演の龍真咲さんはもちろん、ヒロインを演じた愛希れいかさんの美しさと演技が印象に残っています。
また観劇のご感想、このサイトの記事へのコメントもお寄せください。
楽しみにお待ちしています。