宝塚エリザベート1000回達成と宙組千秋楽ライブビューイング

宙組 宙組

今日は東京宝塚劇場宙組公演『エリザベート』の千秋楽でした。

この模様は全国の映画館でライブビューイングされたので、実際に劇場へ行けないファンの方もライブでご覧になれたことでしょう。

そして!! 11時公演(前楽)は1996年雪組で『エリザベート』が初演されてから通算の1000回公演でした。

今回の宙組は大劇場公演初日の7月22日に通算900回公演、続いて本日1000回目を迎え、非常におめでたいこと尽くしの公演でしたね。

日本での『エリザベート』の歴史

ウィーンで生まれたミュージカル『エリザベート』は1992年9月に初演。

その後、現在までにハンガリー、スウェーデン、オランダ、ドイツ、イタリア、フィンランド、スイス、ベルギー、韓国、中国とヨーロッパを初め、アジアでも上演されてきましたが、日本で上演するにあたり潤色・演出の小池修一郎氏はウィーン初演の1992年にすでに『エリザベート』に注目し、その上演権を取得、1996年宝塚歌劇団雪組での上演に至ります。

上演回数の記録は、2014年8月22日に宝塚大劇場花組公演で上演800回、2016年宝塚大劇場宙組公演初日7月22日に900回、そして東京宝塚劇場宙組公演10月16日で1,000回を達成しました。

観客動員では2007年の雪組公演中に観客動員150万人を突破、2014年花組公演で観客動員200万人を突破しています。

これも今からさかのぼること20年以上前に『エリザベート』という作品に目を留めた小池修一郎氏の先見の明と上演権取得に尽力した宝塚歌劇団の関係者の方々あってこそ、宝塚の代表作の一つにあげられる舞台が誕生したと、その功績を感じます。

また9回の再演に至るには、小池先生が宝塚版としてそれにふさわしい潤色をしたこと、初演でまだ未知数であった宝塚版での主人公、黄泉の帝王・トートを演じた一路真輝さんの功績、その後も時代にふさわしい演出の変更などが毎回ファンに受け入れられて来た結果なのだと思います。




祝! 通算1000回公演

そしてその結果、今日の1,000回という一つの金字塔を打ち立てることができたのでしょう。

朝夏 まなと(あさか まなと)さん、実咲 凜音(みさき りおん)さんはじめ宙組の皆さん、おめでとうございます!

 

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(出典:http://www.sanspo.com/)

 

通常はカーテンコールといえば初日と千秋楽以外にはない宝塚歌劇、今日は特別に「通算上演回数1,000回達成」の垂れ幕と共にカーテンコールもあったようです。

この輝かしい一瞬に舞台に立たれたこと、観劇していたことは出演者の皆さんと観劇されていたファンの皆さんの心にもずっと残るのではないかと思います。

そして宙組組長の寿 つかさ(ことぶき つかさ)さん、トップの朝夏 まなとさんのご挨拶もありまりました。

まぁ様(朝夏)のご挨拶は・・・

「20周年の節目の年に、1000回という記念すべき公演を宙組で皆様とともに共有できたことを幸せに思っております。作品に携わってくださいました全ての皆様に感謝致します」とあいさつ。「これから1500回、2000回…と続く作品になりますよう、まずは次の1001回目の公演(15時30分開演の千秋楽)を心を込めて務めたいと思います」

(出典:http://www.sanspo.com/)

だったそうです。

 

↓↓ 2. そして大千秋楽

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