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月組トップ娘役の愛希れいか(まなきれいか)さん。
ビジュアル・お芝居・歌、そしてダンスと、どれを取ってもハイレベルな超実力派トップさんです。
入団時は男役として活躍していましたが、2011年に娘役に転向。
以降、新人公演や別箱公演のヒロインを連発し、あれよあれよとトップ娘役になっていきました。
どんな役も確かな実力で演じこなし、男役さんに寄り添うだけでなく自身でも輝ける貴重な娘役さんです。
今年でトップ就任6年目を迎え、先日ついに退団発表。
娘役さんで6年というのはそこそこ長い在任期間にあたりますので、ファンの間では「次の公演こそ…次こそ…」とハラハラした数年がありました。
そしてついにその日が来てしまい、分かってはいたものの大ショック。
しかし、サヨナラ公演はあの『エリザベート』であることも分かり、ちゃぴシシィ(愛称:ちゃぴ)が観られるなんて!という嬉しさ半分、といったところではないでしょうか。

退団が決まったトップ娘役さんはたいてい退団公演の前にご自身の主演公演が行われます。
一般的にはディナーショー形式の公演が多いんですが、高い実力を持つ愛希れいかさんは、これまでの劇団貢献度も加味してか、バウホール公演が行われることになりました。
娘役さん主演でバウホール公演が行われるのはなかなかの異例。
それだけの実力・功績のある娘役さんだと劇団が認めている証拠ではないでしょうか。
それが『愛聖女(サントダムール)-Sainte♡d’Amour-』です。
ついにその配役が発表されたということで、公演前にここで少し予習しておきたいと思います。
『愛聖女(サントダムール)-Sainte♡d’Amour-』ってどんな作品…?
『愛聖女(サントダムール)-Sainte♡d’Amour-』あらすじ
愛希れいかさんの主演作品が異例のバウホールとなったということで、まずはどんな作品になりそうなのか見ていきたいと思います。
公演解説を読んでみると…
中世フランスで神からの啓示を受け、軍人として母国を守りながらも火刑に処せられてしまう悲劇のヒロイン、ジャンヌ・ダルクの物語のようです。
宝塚でジャンヌ・ダルクが取り上げられた作品というと、宙組の『傭兵ピエール』が思い浮かびます。
こちらは花總まり(はなふさまり)さん演じるジャンヌ・ダルクの相手役、ピエールが主人公。
男役さんが主人公を演じる宝塚では、ジャンヌ・ダルクが主人公という作品は初めてかもしれないですね。
そして今回愛希れいかさんが演じるジャンヌ・ダルクは、現代にタイプスリップしてしまう設定のようです。
歴史上の人物が現代にタイプスリップするという設定の宝塚作品といば…
元月組男役スター・桐生園加さん主演のバウホール公演『Young Bloods!!-青春花模様-』(当時は花組)が思い出されます。
宮本武蔵が現代にタイムスリップして、高校生活を送るというもの。
若手生徒さんにしかできない学園モノで、朝美 絢(あさみじゅん)さんと暁 千星(あかつきちせい)さんW主演のバウホール公演『A-EN』のようなフレッシュな舞台でした。
『愛聖女(サントダムール)-Sainte♡d’Amour-』は学園モノではないので、現代に来たジャンヌ・ダルクが現代文明に驚きつつも自由を謳歌する楽しい作品になりそうです。
『愛聖女(サントダムール)-Sainte♡d’Amour-』の演出家&ポスター画像
『愛聖女(サントダムール)-Sainte♡d’Amour-』、担当演出家は齋藤吉正先生です。
齋藤先生はショー作品やディナーショーを手がけることが多いので、今回も物語部分よりはショーアップされた場面が多いと予想されます。
愛希れいかさんの多才ぶりは当然ながらご存知でしょうから、きっと愛希れいかさんにしかできないダンス場面もあると期待!
公開されているポスター&先行画像はこんな感じです。
アイドル!!!
齋藤先生はまさにこういう世界観を得意とした演出家であり、この画像を見たファンは「安定のサイトーイズム!」という反応(笑)
ポスターにチケット代が値札として貼ってあるなんて斬新すぎる!
ちなみに、先日まで公演していた『BADDY』でも、愛希れいかさんはアイドル風衣装でした。
↓↓『BADDY』の一場面から
~BADDY~
ここのちゃぴちゃん可愛すぎ。♥
私も千星ちゃんみたいにバレエがうまくなって体が柔らかくなりたいな。🤔
わかばちゃんとしさんのこと大好きだからめっちゃ幸せそう~♥#宝塚 #月組 #カンパニー #BADDY #暁千星 #愛希れいか #紫門ゆりや #早乙女わかば #宇月颯 #宝塚歌劇 pic.twitter.com/qpeZkBt8lx— hana (@hhnn_000) 2018年2月18日
この学年(研10)になってもこういうお衣装が似合う一方で、エリザベートのようなドレスも着こなしてしまうのも、愛希れいかさんのビジュアルの強みですね。
ショートカットもよくお似合いです!
中性から現代フランスに来たジャンヌ・ダルクが大暴れする、愉快なコメディータッチのミュージカルになりそうですね。
『愛聖女(サントダムール)-Sainte♡d’Amour-』配役表&気になるキャスト
『愛聖女(サントダムール)-Sainte♡d’Amour-』公演期間は、月組は3チームに分かれます。
- トップスターの珠城りょう(たまきりょう)さん率いる『雨に唄えば』チーム
- 月城かなと(つきしろかなと)さん率いる『THE LAST PARTY』チーム
『愛聖女(サントダムール)-Sainte♡d’Amour-』チームのメンバーは全部で20人。
つい先日組配属が発表になった研1生(※)も加わります。
※真弘 蓮(まひろれん)、美海そら(みうみそら)、咲彩いちご(さあやいちご)、月乃だい亜(つきのだいあ)、椿ここ(つばきここ)
主な配役はこちら。
ジャンヌ・ダルク | 愛希れいか |
ジル・ド・レ | 紫門ゆりや |
ドクター・ジャンヌ | 白雪さち花 |
ファン・ドゥ・ファン | 千海華蘭 |
ソフィ・マルゴー/マリー・アルフォード | 楓 ゆき |
クララ・ブロン | 晴音アキ |
シドニー・オンドリィ | 夢奈瑠音 |
スマダ店員(ミランダ) | 桜奈あい |
ヘンリー国王/店長/ヘンリー・バーム | 周旺真広 |
エルヴェ・ベナディア | 輝生かなで |
パメラ・シュヴァリー | 天紫珠李 |
シャルル国王/シャルル・ジャン | 彩音星凪 |
アマンド・オンドリィ | 結愛かれん |
役名が2つある生徒さんは、中世での場面にも出ていらっしゃるということでしょうね。
気になるのは、愛希れいかさんの相手役となるのは誰?ということ。
きっと恋愛要素も絡んでくるはずなので、ジャンヌ・ダルクが現代の誰に恋することになるのでしょうか。
愛希れいかさんより下級生ということは少し考えにくいので…紫門ゆりやさん…?
公演の長が相手役というのもちょっと考えにくいような…。
しかし、これは各生徒さんのステップアップの足掛かり作品とするよりも、愛希れいかさんの記念公演という看板のほうが大きいと思います。
あまり相手役とか2番手娘役とかを明確にしない作品になるかもしれませんね。
『愛聖女(サントダムール)-Sainte♡d’Amour-』公演概要
公演期間:2018年7月1日(日)~7月7日(土)
7/1 | 日 | 14:30 | |
7/2 | 月 | 14:30 | |
7/3 | 火 | 11:00 | 14:30 |
7/4 | 水 | 休演日 | |
7/5 | 木 | 11:00 | 14:30 |
7/6 | 金 | 14:30 | |
7/7 | 土 | 11:00 | 14:30 |
一般発売:2018/6/2(土)より
たいていのトップ娘役さんの退団記念公演は数日間のディナーショーなので、それに比べれば多いほうなのかもしれませんが…
少ない…!!!
エリザベート集合日に向けての準備期間などの兼ね合いもあるのでしょう。
しかし、かなりの人気を集める愛希れいかさんの最初で最後の主演バウホール公演がたった9公演で足りるわけがありません!
一般発売はこれからですが、相当な強運でないと確保が難しくなりそうです。
我々ファンもがんばりましょう!
そしてまたまたチケット確保が困難になりそうな『エリザベート』に向けて期待を高めていきましょう!

【追加記事】『聖愛女』千秋楽ライブ中継情報
【追記】2018/6/5
チケット確保は『聖愛女』もでした!
もう全てのチケット抽選から外れてしまいましたが、宝塚バウホール公演にしては極めてレアなライブ中継が発表されました。
↓↓『聖愛女』ライブ中継に関する記事もご覧くださいね。

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最後までお読みいただきありがとうございました。
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