宝塚大劇場、東京宝塚劇場以外の出演は?
さて・・・
ここまで書いてきたタカラジェンヌの収入は、宝塚大劇場、東京宝塚劇場に出演した時の収入です。
宝塚の生徒さんは、梅田芸術劇場や日本青年館に出演されたり、全国ツアーで各地で公演をされますね。
それは別途、出演料を受け取っているという話もあります。(真偽不明ですが・・・)
マネージメントを劇団が行なっている形での外部出演となるのでしょうね。
そう考えると別途出演料が受け取れるというのも、あながちデタラメではないかもしれません。
(出典:https://twitter.com/)
また・・・
ホテルでのランチショー、ディナーショーの出演料も、通常の給与や年俸とは別に発生しているそうです。
意外な生徒さんがディナーショーをすることが発表されると、ファンは「ひょっとして退団の餞別?」などとささやきますが、本当にそのディナーショーが宝塚生活の有終の美を飾ると共に、餞別的な収入が発生するイベントになっている訳です。
こういうファンの間で囁かれる噂もあながちデタラメとは言えないでしょう。
宝塚歌劇団の生徒さんの収入、少ないの???
ここまでお読みになられて現実的に考えて宝塚歌劇団の生徒さんの収入は安いのか? それとも相応なのか?
どう思われたでしょうか?
ミュージカルの世界といえば、宝塚歌劇団の他に、東宝ミュージカル、劇団四季、OSK、ハウステンボス歌劇団などが有名ですね。
これらと比較した時には、決して宝塚の生徒さんの収入が低いとは言えないのが、ミュージカルの世界全般での現状です。
宝塚歌劇団では、下級生時代、タレント契約制の中堅、上級生時代に共通して他より恵まれているのは、お稽古中でも、休暇中(昨今の生徒さんはほとんど休みがありませんが)でも、収入が途絶えることはありません。
カンパニーによっては、稽古中は収入なく、公演や稽古の合間にアルバイトせざる得ない人達がたくさんいます。
他のカンパニーでは、舞台の出演料だけで生活も全て成り立つ人は、ほんのわずかな人達です。
そして宝塚のように劇団レッスンもなく、少ないアルバイト代から自分のスキルを上げるためにレッスン代も捻出している人も。
そういう風にトータルで考えると、宝塚歌劇団の生徒さんはまだまだ恵まれていると言えるでしょう。
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(出典:https://twitter.com/)
元・花組トップスター真飛聖が語った! 億プレーヤー
【追記】2018年2月11日
2018年2月10日放映のバラエティー番組「二軒目どうする?~ツマミのハナシ~」に、元花組トップスター真飛聖(まとぶせい)さんが出演。
(出典:http://picbear.com/)
番組では、TOKIOの松岡昌宏さん、お笑いコンビ博多華丸・大吉の博多大吉さんが、有楽町を飲み歩きながら、様々なトークを繰り広げました。
その話は「宝塚の収入事情」にも及び、真飛さんは「月給制で、学年や人気などが上がっていくと、お給料も上がります」と話したそうです。
具体的な金額については・・・
「皆さんが思ってるよりは、ないと思います」
そう答えた上で「野球選手のように億プレーやーは?」と尋ねられて、
「あるわけないです!」と否定。
ミュージカルの世界でお給料性で、稽古期間や公演中以外でも安定した収入のあるタカラジェンヌは恵まれている?
そう思った管理人・すみれ子ですが、確かに野球のトッププレーヤーが億単位の収入があることを考えると、あれだけハードなスケジュールで舞台に立つタカラジェンヌもトップスタークラスならば、もっと収入があっても良い???
そんな風にも思いました。
まとめ
宝塚歌劇団の生徒さんの収入。
これはすみれコードから判断するとNGな内容かもしれません。
OGさんの中にはテレビのバラエティー番組に、優雅な元タカラジェンヌとして登場されることも多く、世間一般からは「宝塚」=「優雅」「お金持ち」という図式で見られがちです。
しかし全てのタカラジェンヌがそうではありません。
宝塚と一言で言っても400人余りの生徒さんの中には色々な方がいらっしゃいます。
お給料(収入)=お小遣いであり、親御さんに支援してもらえる恵まれた生徒さんもいらっしゃるでしょう。
逆にお給料だけで、自立して頑張っている生徒さんもいらっしゃいます。
厳しく大変ハードな世界。
それでもファンに夢の時間を与えてくれ、そのために日夜努力しているタカラジェンヌには、プライスレスな「舞台が好き」という気持ちがあるんだなぁ。
そんな風に考えています。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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