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宙組次期トップスター真風涼帆(まかぜすずほ)さんとトップ娘役星風まどか(ほしかぜまどか)さんのトップコンビお披露目公演作品が決定しました!
- 『天は赤い河のほとり(そらはあかいかわのほとり)』
- 『シトラスの風-Sunrise-』~Special Version for 20th Anniversary~
今日はそのニュースをお伝えします。
宙組次期トップお披露目作品『天は赤い河のほとり』
次期宙組トップコンビのプレお披露目公演は『ウェストサイド物語』であることは、すでに発表済みでした。
今回は宝塚大劇場、東京宝塚劇場でのお披露目公演が発表になりました。
篠原千絵氏原作のコミック『天は赤い河のほとり(そらはあかいかわのほとり)』の舞台化です。
- 宝塚大劇場:2018年3月16日(金)~4月23日(月)
- 東京宝塚劇場:2018年5月11日(金)~6月17日(日)
小学館の雑誌『少女コミック』に1995年から2002年まで連載されたコミックで、単行本にして28巻という長編。
原作では主人公の女子中学生・鈴木夕梨(すずき ゆうり)が、現代日本からタイムスリップ。
やがて戦いの神として崇拝されるという壮大な歴史ロマン作品です。
単行本にして28巻という長編ですから、舞台という時間的制約のある世界で、どう舞台化されるのか注目です。
脚本・演出は小柳 奈穂子氏。
小柳先生と宙組の組み合わせが新鮮ですね。
小学館発行の「少女コミック」にて1995年から2002年まで連載され、絶大な人気を誇った篠原千絵の「天は赤い河のほとり」を、宝塚歌劇でミュージカル化。
紀元前14世紀、古代オリエントのヒッタイト帝国。優れた才能と血筋で世継ぎと目される第3皇子カイルは、呪術の形代としてタイムスリップさせられた現代の女子高生、鈴木夕梨(ユーリ)と出会う。彼女を召喚したのは、自分が産んだ皇子に皇位を継がすため、他の皇子を亡き者にしようと画策する皇妃(タワナアンナ)、ナキアであると知ったカイルは、ユーリの身を守るため側室として傍に置く。正義感に溢れ、現代的な感覚で物事を捉えるユーリは、次第に民衆の心を掴み、戦いの女神イシュタルとして崇拝されるようになる。そんなユーリをいつしか深く愛するようになっていたカイルは、彼女を正妃に迎え理想とする国創りに邁進したいと考え、ユーリもまたカイルと共に生きることを願う。だが、ユーリの帰還や強国ミタンニやエジプトとの対立、そしてナキアの陰謀など、二人の前に様々な障壁が立ちはだかっていた……。
古代オリエントを舞台に繰り広げられる、ロマンティックな歴史ファンタジー。
(出典:宝塚歌劇団公式サイト)
【古代史ロマン】漫画『天は赤い河のほとり』、宝塚歌劇団で舞台化https://t.co/5fAQt5eP9V
来年の3月~6月、宙組の次期トップスター・真風涼帆、次期トップ娘役・星風まどかを主演に上演される。 pic.twitter.com/YCyMlHbBA9
— ライブドアニュース (@livedoornews) 2017年8月22日
そしてショーは1998年の宙組誕生時に初演以降、度々手を加えて再演されてきた『シトラスの風』の2018年バージョン!
『シトラスの風-Sunrise-』~Special Version for 20th Anniversary~
宝塚歌劇団の5つ目の組となる宙組が設立されて実に20年。
その節目として、発足時に上演された『シトラスの風』が蘇ります!
『シトラスの風-Sunrise-』
1998年の宙組誕生時に初演以降、度々手を加えて再演されてきた『シトラスの風』の2018年バージョン!
『シトラスの風-Sunrise-』~Special Version for 20th Anniversary~
作・演出は岡田 敬二氏。
宙組の代名詞的なショー『シトラスの風』が20年を経て、スペシャルバージョンとして再演されるのですから、『シトラスの風』という作品のファンでもある管理人・すみれ子は大喜びです。
新生・宙組の門出にふさわしい作品となることは間違いないでしょう。
↓↓初演『シトラスの風』
シトラスの風・・・シトラスの風
(ただ見たかっただけ) pic.twitter.com/UW9LbRzTg5— MOTO (@A55moto) 2017年8月22日
真風&星風に似合うかも?な『天は赤い河のほとり』
現在は真風&星風コンビのお披露目作品が発表になったのみで詳細はわかりません。
しかし・・・
大人な雰囲気を持つトップスター真風涼帆さんと、まだ可愛らしい少女から脱皮せずにいる(実力はありますが)年齢も若いトップ娘役・星風まどかさんが、トップコンビとしてデビューするには、やはりどんな作品を上演するかは非常に重要なことと考えていました。
その点では
- コミックからの原作
- ヒロインは女子高生(原作では女子中学生)
- 様々な障害のある恋は宝塚にぴったり
という訳で、まさに配役の妙のあるコミックの舞台化だと思います。
しかも小柳 奈穂子先生という、これまた『ルパン三世』を手がけ成功させた脚本・演出家なら、期待度の高い作品づくりが望めるでしょう。
↓↓ここからちょっと想像してみるのもいいですね、まか&うらコンビ
宙組で天は赤い河のほとり!そういえば昔宙二代目、湖月さんと花總さんも宙組本で天は赤い河のほとりをコスプレした。いつかはやるだろうと思って宙組でよかった。 pic.twitter.com/71JHlKOoy9
— 北斗 (@hokuto_1225) 2017年8月22日
まとめ
一つ気がかりな点は・・・
2018年1月からの公演で同じくコミック『ポーの一族』の舞台化が決まっています。
『ポーの一族』は小池修一郎氏が原作者の萩尾望都氏を説得し続けての待望の舞台化と言われていて、それは楽しみな作品。
しかしながら宝塚が
安易にコミックの舞台化に走っているならば、オリジナル書けないの?と思うファンもいるやもしれません。(管理人も若干心配)
コミックを原作にするならば、それだけの評価できる舞台化を強く望みます。
まぁ、小柳女史なら大丈夫だと思いますが・・・。
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最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント
『ポーの一族』は知ってますが、読んだことがないので観劇前に呼んで予習せねばと思っています。
『天は〜』は全く知りません。人気漫画ならチケットを取るのが大変そうで怖いです。
ちはるCLUB さん
『ルパン三世』もコンパクトにまとめていた小柳先生なので、読まなくてもOKで作ってくれることに期待です。
私もよくは知らないコミックですが、20冊以上を読むのはなかなかエネルギーがいるので(苦笑)。