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現在公演中の雪組『凱旋門』『Gato Bonito!!』の後は、花組公演『MESSIAH(メサイア) −異聞・天草四郎−』『BEAUTIFUL GARDEN −百花繚乱−』が7月13日に宝塚大劇場で初日の幕を開けます。
それを目前に、花組の次作2019年2月〜4月の公演演目が発表されました。
最近の宝塚。
作品ラインアップの発表が早いですね。
この記事では花組次作公演と、明日海さんの今後は・・・の気になることをまとめました。
花組次作は『CASANOVA(カサノヴァ)』!この作品意味は?
『CASANOVA』は誰もがその名を耳にしたことがある、18世紀を代表するプレイボーイ。
あのジャコモ・カサノヴァのことです。
花組トップスター・明日海りお(あすみりお)さんがカサノヴァ役と考えて間違いないでしょう。
(出典:wikipedia)
1925年、ヴェネチアに生まれ、1798年に亡くなっています。
彼の自伝『カザノヴァ回想録』には・・・
かなりすみれコードから外れてしまいそうな数の女性と愛を重ねた記録があるようです。
実際、カサノヴァはヴェネツィアの風紀を乱した罪で投獄されたこともあるとか。
しかもカサノヴァは綿密に計画を練って見事に脱獄を果たしたそうです。
なんといっても超イケメンだったらしい点。
女性達との数々の愛の遍歴も宝塚的にオブラートで包み、脱獄のエピソードも冒険活劇風に仕立てあげれば、なかなか面白い作品に仕上がりそうですね。
なんと言っても、5組のトップスターのうちでフェアリー的な存在であり、「美形」という点では秀でていると言える明日海りおさんには、非常にマッチした役でもあります。
それにカサノヴァはビジネスマンだったり、時には外交官、スパイ、政治家、哲学者・・・本当にあらゆる肩書きを持っていました。
著作も前述の『カザノヴァ回想録』だけでなく20作品以上。
また劇作家としての活動もいたとも言われています。
人物像としてはウィットに富んでいて、社交的。
これらの経歴から
- ハンサム
- 超頭が良い
- お金持ち
- 社交界の花形?
なんて人を想像しますが、宝塚作品のヒーローにはぴったりですね。
・・・ってここまで書いていて思うのは、明日海りおの魅力の集大成的に思える点が少し怖いです。
明日海りおさんは2014年5月に花組トップスターに就任しているので、トップスター歴丸4年。
「そろそろ退団では?」とファンの間では不安でやきもきした噂がささやかれること度々です。
ただし・・・
これまでのトップスター退団作品を思い返すと・・・
最近は一本立ての作品でトップお披露目公演はあるものの、一本立て作品での退団は思い浮かばないこと。
・・・となると、明日海りおさんは2019年はそのまま続投となるのでしょうか?
↓↓6月25日にお誕生日を迎えられたのですね。
明日海りお様🥀
お誕生日おめでとうございます!
みりお様に一目惚れして
宝塚という夢の場所に出会えました✨これからも大好きです💕 pic.twitter.com/uRLHyhBK95
— nao(宝塚垢) (@9kLVqgFaku5oH8x) 2018年6月25日
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カサノヴァの恋する人・宝塚版のヒロインは?
現在の花組トップ娘役に仙名彩世(せんなあやせ)さんが就任したのは、2017年2月。
前トップ娘役・花乃まりあ(かのまりあ)さんの退団による、本当に奇跡のようなトップ娘役就任でした。
その時「かのちゃん(花乃まりあ)が退団して、明日海りおさんは仙名彩世さんと2作〜3作一緒にやって退団?」
管理人・すみれ子はなんとなくそんなことを考えたことがあります。
しかし『邪馬台国の風』、そして明日海りおさん、仙名彩世さんだからこそヒットした『ポーの一族』に続き、『MESSIAH(メサイア)』がもうすぐ幕をあけます。
『CASANOVA』が明日海りお&仙名彩世コンビの4作目。
そろそろかな・・・がふとまた頭に浮かびました。
修道院での行儀見習いを終えたばかりというヴェネツィア大公の姪・ベアトリーチェ。
この娘との出会いがカザノヴァの運命を動かすという設定だそうですので(公式サイトより)、おそらくはベアトリーチェ役が仙名彩世さんなのでしょう。
↓↓トップ娘役就任後、ぐーんと綺麗になられましたね。
花組 仙名彩世 さん #AyaseSenna #94期 #2018年07月01日 pic.twitter.com/4Gfo7o4BrK
— Gemini (@irmscher117) 2018年7月1日
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『CASANOVA』が変える今後の花組
はてさて毎回、公演ラインアップが発表される度に「これはこうだから、ひょっとして?」などと妄想してしまうすみれ子。
いえ、これって私だけでなく多くのファンがそうなのではないでしょうか。
たとえ一本立て作品であっても『カザノヴァ』は、主人公・カザノヴァの魅力の数々があまりにも明日海りおさんにピタリとハマること。
これから考えると「ひょっとして?」はリアルにありえることかもしれません。
今年の花組公演『ポーの一族』は宝塚のコアファン、原作ファンだけでなく「『ポーの一族』観た?」とごく稀ににしか宝塚を観ないファンの間でも非常に評価の高い作品でした。
まさに明日海りおの代表作!
そして『ポーの一族』で二番手スターに就任した柚香光(ゆずかれい)さんも、下級生時代からスターオーラで注目されながら、未熟であった点が「二番手」というポジションにふさわしく開花し始めています。
まだ二番手としてトップスター・明日海りおさんのもとで学ぶのがベターか?
あるいは明日海りおさんが卒業、そして旬を迎えつつある柚香光さんがトップスターに就任。
はてさてこれは全くもってわかりはしません。
↓↓舞台ではスターオーラ満載の柚香光さん、オフではお茶目?
ヤバい
れいさんかわいい
たまらん#柚香光 pic.twitter.com/E7pAKgnFzz— Pampelmuse☆ (@Pampelmuse0305) 2018年6月26日
でも管理人・すみれ子的には・・・
月組時代に準トップスターという肩書きでマチネとソワレで役替わりなどの数多くの試練を超えて、今や宝塚の看板的な存在のスター・明日海りおさんの体力、メンタルの限界を考えると、魅力ある作品ならば「ひょっとして・・・?」も致し方なし。
この『CASANOVA』のラインアップ発表に思ったことをまとめてみました。
映画化もされている『CASANOVA』
最後にこの魅力ある人物・カサノヴァを主人公した映画をご紹介しておきましょう。
- 1918年 ハンガリーにおいて映画化(作品名不明)
- 1976年 フェデリコ・フェリーニ監督『カサノバ』
- 1992年 アラン・ドロン主演『カサノヴァ 最後の恋』
- 2006年 ラッセ・ハルストレム監督 『カサノバ』
なお、2006年の『カサノバ』は1753年のヴェネツィアを舞台にしたオリジナルストーリで勝つロマンティックコメディー。
また宝塚でも『カサノヴァ・夢のかたみ』というタイトルで、1994年星組トップスター・紫苑ゆう(しおんゆう)さんのサヨナラ公演として上演された作品があります。
作・演出は小池修一郎氏。
生田 大和氏作・演出で上演される、宝塚版『CASANOVA』はどんな作品になるでしょう?
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最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント
明日海さん、心配です。
89期が心配です。