月組トップスター・珠城りょう(たまきりょう)さんの退団が発表されました。
退団は2021年2月14日の東京宝塚劇場公演 『桜嵐記(おうらんき)』『Dream Chaser』の千秋楽です。
それにしても・・・退団発表があまりにも早い!
来年、ちょうど11ヶ月先なので驚きました。
この記事では珠城りょうさんの退団発表についてお話していきます。
珠城りょうさんの退団発表が早い!
2020年3月16日に劇団の公式サイトで発表された珠城りょうさんの退団。
時おなじくして来年の月組公演のラインアップも発表されているので、それにあわせた形での発表になったのでしょう。
でもちょっと早すぎませんか?
最近のトップスターさんの退団発表の時期は、退団の一つ前の公演(つまり珠城りょうさんの場合なら『WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-』『ピガール狂騒曲』)の大劇場千秋楽の後、東京公演初日前というのが通例です。
たとえば最近退団を発表された雪組トップスター・望海風斗(のぞみふうと)さんの場合も『ONCE UPON A TIME IN AMERICA』の宝塚大劇場千秋楽(2月3日)の後、2月17日に公式サイトで退団記者会見の予定アップ(=退団発表ですね)、翌18日に退団記者会見がおこなわれました。
前花組トップスター・明日海りお(あすみりお)さんも『Casanova』の大劇場公演千秋楽のあとでしたね。
前例と比較すると珠城りょうさんの退団発表はかなり早い時期であることがわかります。
珠城りょうさんとチケット問題
「珠城りょうさんはチケットが売れないスター」と言われている。
まぁ、これは宝塚ファンのあるあるな噂の領域を出ないところでもありますが、実際、トップ就任当時から珠城りょうさんを支えた、前月組トップ娘役・愛希れいか(まなきれいか)さんが退団されて以降、「あれ〜?チケット取りやすい?」と思ったことのある月組さん。
まったくのデタラメでもないでしょう。
珠城りょうさんは2016年9月にトップスターに就任されているので、今年で丸4年の任期。
退団はそう遠くはないことはわかっていましたが、唐突に感じる退団発表はなにを意味するのでしょう?
上述のチケットの問題とあわせて考えてみると、
- 退団作品、退団時期は決定事項だった
- 『WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-』『ピガール狂騒曲』のチケット販売がのびていない
来月に控えている月組公演のチケット販売を伸ばしたいという理由で、珠城りょうさんの退団発表が早くなった可能性はあるかもしれません。
珠城りょうの相手役、美園さくらはどうする?
一両日中には珠城りょうさんの相手役でトップ娘役の美園さくら(みそのさくら)さんの去就もわかることだと思いますが、すみれ子は美園さくらさんは添い遂げ退団と考えています。
『I AM FROM AUSTRIA』でみせてくれた演技は、宝塚の粋を飛び出して外部でも十分通用することでしょう。
反面、美園さくらさんは宝塚の娘役っぽくありません。
外の世界のほうが向いているタイプではないでしょうか。
珠城りょうさんの今後の出演スケジュール
これからの月組の上演ラインアップが一気に発表されています。
- 『WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-』『ピガール狂騒曲』(2020年4月〜7月)
- ディナーショー 2020年6月
- 宝塚バウホール公演『幽霊刑事(デカ)~サヨナラする、その前に~』(2020年9月)
- 『桜嵐記(おうらんき)』『Dream Chaser』
美園さくらさんのミュージックサロン(2020年9月)も発表されていますね。
珠城りょうさんの退団発表のまとめ
イレギュラーなタイミングの発表は心臓に悪いですねぇ。
今年は二人の若い新トップスターが誕生して、トップ最年長の望海風斗さんの退団が発表されて、任期でいえば最年長の珠城りょうさんもそろそろだ・・・とわかってはいても、超びっくりしてしまいました。
私は珠城りょうさんは「爽やかな体育会系」で舞台から実直であり、常に100%全力疾走のパワーを感じ、他のスターにはない魅力を感じていました。
退団発表はいつも悲しく切ないのですが、珠城りょうの魅力があふれるステージを残り11ヶ月応援していきたいと思います。
↓↓退団記者会見の様子はコチラをご覧ください。
↓↓美園さくらさんの添い遂げ退団ニュースはコチラ。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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