月組・珠城りょう退団記者会見から感じたこと

【速報】宝塚ニュース

珠城りょう(たまきりょう)さんの退団が昨日(3月16日)に公式サイトで明らかになりました。

そして今日はメディア向けの退団記者会見が行われ、珠城りょうさんの涙ながらの会見の様子を各メディアが報じています。

この記事では珠城りょうさんが退団を決めた時期、組子に退団を伝えたのはいつか・・・などまとめてお届けします。

珠城りょうが退団を決心したのは『無限無双』

珠城りょうさんが退団を決心したのは、2019年『無限無双』上演時。

この作品は二番手スターとして珠城りょうさんを支えてきた、美弥るりか(みやるりか)さんの退団公演でもありましたね。

この時に「組の体制が大きく変わっていく時期でそろそろ『ここまで』と決めて・・・」と退団を意識されたようです。

珠城りょうさんにとって美弥るりかさんの存在は大きかった・・・というか、個人的には「珠城りょう x 美弥るりか x 愛希れいか」 という3人が作り上げた作品の世界感は、一つの月組の黄金期だったと考えているので、愛希れいかが退団、次いで美弥るりかの退団で珠城りょうさんが次の時代へ変化として、退団を意識したことはあり得ることと思いました。

 

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珠城りょうが組子に退団を伝えたのは

珠城りょうさんが組子たちに退団を伝えたのは「16日の稽古前」とのこと。

(相手役の美園さくらさんには1月に伝えていたとか)

これは劇団の公式サイトに「珠城りょう退団記者会見」の予定がアップされた日であり、ファンが珠城りょうさんの退団を知った日です。

ということは、本当にギリギリまで組子は何も知らされていなかったのですね。

突然のことに組子はみんな固まってしまって、珠城りょうさんも泣いてしまったとか。

「この時期の退団発表は異例」で予期していない時期だから心臓に悪いなぁ・・・と私は思いました。

おそらく月組の組子さんたちも「予期していない時期」なのだから相当に驚かれたことでしょう。

しかも・・・

コロナウィルスの影響で月組は珠城りょうさん主演の御園座公演『赤と黒』は、本来なら3月4日に千秋楽の予定が2月28日に突然公演中止。

鳳月杏(ほうづきあん)さん主演の 『出島小宇宙戦争』も同様に公演中止になりましたね。

他の組の公演も中止になり、今は宝塚大劇場、東京宝塚劇場ともに公演中止中。(はたして19日から再開できるのか気になるところですが)

月組さんもそんな中で『WELCOME TO TAKARAZUKA -雪と月と花と-』『ピガール狂騒曲』の集合日と迎えお稽古中ですが、公演初日となる4月24日にはおそらく、おそらく公演できるよね〜・・・と思うものの、まったくコロナ感染拡大防止のための公演中止の可能性がゼロではありません。

きっと「必ず舞台に立てる」と信じていても心のどこかに不安は抱えていると想像できます。

そんな時に退団発表って・・・(@@)

きっとこれにはファンに計り知れない事情というものがあるのでしょうが、このタイミングでの珠城りょうさんの退団を知った組子達の心情を思うと切ないです。

「とにかく頑張って珠城りょうについていこう!」と一致団結しているはず!と思いたいのですが。

 

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涙あるれる珠城りょうの退団記者会見

珠城りょうさんは退団記者会見で涙腺が崩壊されて、それを予感してハンカチを「用意してきてます」と取り出し、涙をぬぐわれたそうです。

珠城りょうさんは意外に涙もろい。

彼女の舞台は正直でスカッとさわやかだと思っていますが、涙もろく人情に熱い人なのでしょうね。

そして気遣いのある一言が印象的です。

ファンへの思いがある言葉・・・

「こういった状況で皆さんには会えていませんが、みなさんがいなければここまで頑張ってこられなかった。強く、笑顔でいられた」

(出典:スポーツ報知2020/03/17

ここからファンがいたから頑張れたし、会えない状況でも頑張っていくぞ! きっと笑顔で会えるから。

そんなメッセージを感じることができますね。

 

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珠城りょうさんの記者会見まとめ

トップスターさんの退団記者会見にあるあるな質問。

「ご結婚の予定は?」を「指輪がみえないな〜」と左手をかかげて軽くかわした珠城りょうさん。

研9でのトップスター就任を天海祐希(あまみゆうき)さんと比べられて、「比べものにならないので、やめて」と思っていた珠城りょうさん。

下級生たちには

「自分が何か得たい、つかみたいと思ったら、120%の努力と100%の強い意志と、あとは60%ぐらいの勇気があったら、きっと大きな花が咲く」

(出典:スポーツ報知2020/03/17

こんな言葉を送ったそうです。

珠城さんのこの言葉は素敵だと思うし、実際珠城りょうさんはこの言葉を実践してきたことが、ここまでの彼女の舞台を振り返って思い出せばよくわかる。

まだあと11ヶ月ある!

月組トップスター・珠城りょうの集大成をこれから多いに楽しんで応援したいと思わせてくれる退団記者会見でした。

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

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