宙組公演『王妃の館』『VIVA! FESTA!』を観劇して、これからの宙組について私的な感想から仮説を立ててみました。
それは・・・
朝夏まなと(あさかまなと)さんの次作ミュージカル・プレイ『神々の土地』、『クラシカル ビジュー』を持っての退団!
そして・・・
真風涼帆(まかぜすずほ)&怜美うらら(れいみうらら)のトップコンビ誕生!
私が想像するレベルのことは、すでに宝塚ファンの方なら考えていらっしゃるでしょう。
また憶測から考えた想像が、大どんでん返しになることは宝塚歌劇の人事にはつきものです。
(そもそも部外者に本当のことがわかるわけがありません)
でも・・・
これからどうなるの?宙組、と想像してしまいたくなるのですね。
朝夏まなと、相手役を固定しない理由
まず宙組トップ娘役・実咲凜音(みさきりおん)さんが、『王妃の館』『VIVA! FESTA! 』東京宝塚劇場公演の千秋楽をもって、宝塚歌劇団を卒業することが発表された時から「次のトップ娘役は誰?」とファンの間でささやかれていました。
発表はいつだろう?とヤキモキした時間も長く、昨年の宙組全国ツアー公演『バレンシアの熱い花』『Hot Eyes!』の千秋楽後だろうか?
そう待ち続けて発表されたのは、
「当面の間、朝夏まなとの相手役は特定せずに作品によってフレキシブルに」といった、若干肩透かしを食らったような結論でした。
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上述の記事の中でも朝夏まなとさんの退団の可能性について少し触れましたが、記事を書いた時点では可能性は50%程度と考えていました。
まぁ様はトップスターとしてはまだ若いです。
まだ活躍の可能性、そして体力もエネルギーもある・・・そう思ったからです。
しかし『王妃の館』『VIVA! FESTA!』を観劇後に感じらのは、
真風涼帆さんの二番手スターにしておくのは惜しいぐらいの男役としての完成度でした。
まぁ様は本当にあと1作どころか、2〜3作の続投は可能でしょう。
魅力の引き出しには、まだまだ可能性もあります。
でも成長して旬にある後輩に道を譲るという判断もできる人だから、
次作退団、真風涼帆トップ昇格説をあえて唱えたくなりました。
朝夏まなと&実咲凜音同時退団でない理由
あと一作品のみならば実咲凜音(みさきりおん)さんは退団を伸ばし、朝夏まなと(あさかまなと)さんと添い遂げ退団の道もあるのに、なぜ一足先に退団するのか?
という疑問も湧いてきます。
みりおん(実咲)は退団記者会見で「退団を考えたのは『王家に捧ぐ歌』で充実感を感じた時』と言っていました。
1年前に退団を意識していたのならば、トップ娘役であれば誰もが演じたい『エリザベート』での退団で有終の美を飾ることを、みりおん自身が希望したと考えるのは自然です。
1年前にその意思を劇団に伝えていれば、準備期間は十分にあったはずですから。
『王妃の館』『VIVA! FESTA!』での退団となったのは、いわゆる大人の事情ではないかというのが、みりおん退団発表時に管理人・すみれ子が感じたことでした。
そしてあれだけ歌えて、演技力のあるトップ娘役さんですから、次のお仕事についても外部からすでに打診があってもおかしくはありません。
まぁ様があと一作で本当に退団を考えているならば、おそらくそれを意識したのは『エリザベート』。
みりおんとしては、まぁ様(朝夏)の退団のタイミングには合わせられない、
そこまで退団を伸ばせない状況にすでになっている・・・・
というのが、みりおん(実咲)がまぁ様に添い遂げ退団できない理由だと考えられます。
↓↓2. 真風涼帆のトップ就任 / 怜美うららがトップ娘になれるか? / 愛月ひかる、桜木みなと
コメント
蒼羽 りく(そらはね りく)さんです。
ななえさん
ご指摘ありがとうございました。
訂正してお詫び申し上げます。
真風さんの宙組初舞台は王家に捧ぐ歌ですよ。TOPHATのときはまだ星組でした。
せっきーさん
ご指摘ありがとうございました。
あの時は七海ひろきさんが宙組生でしたね。
管理人の頭の中で、全国ツアー『メランコリック・ジゴロ』スタンと『Top Hat』のホレスを混同してしまい、間違った記載をしたことを深くお詫び申し上げます。