宙組のベテラン娘役、純矢ちとせ(じゅんやちとせ)さん。
今や宙組になくてはならない超実力派の娘役スターさんです。
↓↓宙組時代の七海ひろき(ななみひろき)さんと!『TOP HAT』にて。
かいちゃんの髭可愛い~~
この唄は可愛い~~
TOPHAT 七海ひろき 純矢ちとせ
89期 宙組 pic.twitter.com/e0GSS0ldgW— ❤宝塚 宙組が好き❗ (@sky_takarazuka) 2019年3月6日
宝塚のヒロインは基本的に若い女性役。
しかし、どんなお芝居にも大人の女性役が必要です。
『エリザベート』でいうところのゾフィー役のように、貫禄のある中年女性の役も作品に重みを与えます。
こちらの記事でご紹介する純矢ちとせさんは、まさにそういう役にぴったりの娘役さんです。
今の宙組はもちろん、これからの宙組を支えてくれる存在の純矢ちとせさんの魅力を詳しくお伝えしていきますね。
※ この記事は2018年5月に書いた記事に、2019年3月7日に加筆習性しました。 同日の宙組公演『オーシャンズ11』お稽古集合日に、純矢ちとせさんは2019年7月21日(宙組 東京宝塚劇場公演千秋楽)付での退団を発表。 |
純矢ちとせさんのプロフィール
純矢ちとせ(じゅんやちとせ) | |
宝塚音楽学校入学 | 2001年4月 |
宝塚歌劇入団 | 2003年3月 |
入団期 | 89期生 |
入団時席次 | 5番/49名中 |
初舞台 | 月組『花の宝塚風土記(ふどき)-春の踊り-/シニョール ドン・ファン』 |
出身地 | 東京都港区 |
出身校 | 東洋英和女学院高等部 |
身長 | 164cm |
誕生日 | 7月22日 |
芸名の由来 | 「純粋な気持ちをいつまでも貫き、持ち続ける」という願いを込めて両親から名付けられた |
愛称 | せーこ |
本名 | 長谷川聖子 |
プロフィールで注目はご出身地。
なんと、港区です!
港区は芸能人やセレブたちが住む街。
タカラジェンヌにはセレブなご家庭出身のお嬢さんがたくさんいますが、純矢ちとせさんも間違いなくその一人です。
出身校も、お嬢様が多く進学する私立校。
高校には進学されているので、生まれ年は1982年~1984年ということになります。
純矢ちとせさんと宝塚との出合いはテレビ放送だったそうです。
小学生の頃に放映された、安寿ミラ(あんじゅみら)さん主演のロンドン公演を見てファンになったとか。
そして、中学校3年生で日舞の名取になります。
2008年には師範に。
最初の組配属は和モノの多い組、雪組だったので納得という感じですね。
↓こちらは89期生の卒業式の記念写真。純矢ちとせさんは前から2列目のいちばん左です。
卒業式のときはまだ純矢ちとせさんは男役志望だったのでショートカットですね。
明日海りお(あすみりお)さん、望海風斗(のぞみふうと)さんの姿も見えます。
純矢ちとせさんの同期生(89期)たち
- 凪七瑠海(なぎなるうみ)さん(専科男役スター)
- 望海風斗(のぞみふうと)さん(雪組トップスター)
- 美弥るりか(みやるりか)さん(雪組2番手スター)
- 明日海りお(あすみりお)さん(花組トップスター)
- 壱城あずさ(いちじょうあずさ)さん(元星組男役)
- 夢咲ねね(ゆめさきねね)さん(元星組娘役トップ)
- 白華れみ(しらはなれみ)さん(元星組娘役)
- 蓮城まこと(れんじょうまこと)さん(元雪組男役)
- 愛花ちさき(あいはなちさき)さん(元宙組娘役)
- 大月さゆ(おおつきさゆ)さん(元雪組娘役)
- 七海ひろき(ななみひろき)さん(星組男役)
- 羽桜しずく(はざくらしずく)さん(元月組娘役)
す、すごい大豊作の期です!!
現時点でトップさんを3人輩出しており、現役生徒さんもトップ路線に名を連ねる面々ばかり!
退団者を見ても、主演経験やヒロイン経験豊富な皆さんばかりです。
つまり、実力が高く華もあるスターさんばかりだということ。
純矢ちとせさんも間違いなくその一人です。
成績は入団時で5番なので、この優秀な期の中でも更に優秀なんですね。

↓こちらは89期生トーク。こんな素敵な男役さんたちに囲まれて羨ましい~!
大豊作の期というのは数年に一度現れますが、賞賛に値すると共に、全員が全員トップになれるはずもないので少しもったいないような気もします。
学年が少し違えばトップになれた可能性も変わってきたでしょう。
そういう意味で宝塚での昇進は運によるものもかなりある、ということですよね。
89期生はいま研16。
現在、各組の2番手・3番手位置にいらっしゃるスターさんの今後が非常に気になりますね。
↓↓2.元男役!エトワール4回!純矢ちとせさんの異例の舞台経歴
コメント
この記事、ノル香さんですか??
ふむふむ、純矢さんの男役時代のお写真をほぼ始めて見ました。なるほどね。
インパクトがあったのは、やはりエリザベートのゾフィーですかね。貫禄・オーラが「宮廷でただ一人の男」そのものでした。。。
特にシシィを責める時に音量を上げて言い放つ「顔は洗ったのっ!!」。手に持ってる扇子を投げつけんばかりの迫力に、ナウオンでシシィ実咲さんがマジに怖がってました。。。
あと大司教に詰問する「(宅配ピザを)取ったことあるの?!」も怖かったです。
あと「王妃の館」の編集者勤続20年の早見さん。現実にとてもいそうなキャラで、若くてイケメンのフランス人?ピエールにどんどん惹かれていく様子にガンバレーと応援したくなりました。
いやーせいこさん、いつまでも宙組で副組長・組長と君臨し続けていただきたいなと。
うみひこさん
コメントをありがとうございます。
はい、ノル香が執筆しました(^^)
一緒に書きはじめて、視点の違いに「ホォーーー」と私も楽しんで読者になっています(^^)
本当に純矢ちとせさんは役者!ですね。
あれだけ役の幅が広く歌える娘役さんは貴重な存在です。
今、東京で上演中の『天は赤い河のほとり』のナキアヌも「ひぇーーー!」と恐ろしくなることがあります。
そういえば『TOP HAT』の七海ひろきさんとの夫婦役も好きでした。
@うみひこさま
毎度コメントありがとうございます!(#^.^#)
せーこさん、男役時代から知ってはいますが、失礼ながらまさかこんなに活躍されるようになるとは思ってもいませんでした!私もHOP HATと早見くんがとても好きでした。
娘役でありながら男役さながらの迫力を持つというスキマ産業的存在は貴重ですねぇ~
転向組だとちゃぴを筆頭に元宙組の紫城るいさん、雪組の天勢いづるさんや大湖せしるさんなどが思い浮かびますが、皆さんそれぞれ全然違った個性の娘役さんになってますよね~
せしるさんがあんなにお色気系になってしまったのも予想外すぎました!
性別が自由自在な宝塚ならではで非常に興味深い現象ですね。