轟悠さんの『双頭の鷲』千秋楽のご挨拶
昨日は何度かカーテンコールがありました。
3度目ぐらいからはスタンディングオベーション。
轟さんは多くを語ることはありませんでしが、
四季が移ろうことの美しさ、
今年もありがとうございました、
来年も宝塚をよろしくお願いします・・・
と短く語った後、深々と頭を下げられました。
それだけで十分に観劇に足を運んだ観客への感謝の気持ちが伝わるものでした。
何度目かのカーテンコールでは、みりおんに挨拶をするように即したようにも見えましたが、みりおんはびっくりするだけで、涙をためて真ん中へ立とうとはしません。
そんなみりおんの肩をそっと抱きかかえていました。
『双頭の鷲』千秋楽の実咲凜音
みりおん(実咲)は実力は十分にあり、順風満帆にトップ娘役の座へ着いたように見えながらも、一ファンの目から不遇なのでは?と感じられる時がありました。
朝夏 まなと(あさか まなと)さんが宙組トップスターに就任して以降は、みりおんの顔に娘役としての嬉しそうな表情を見ることができて、幸せで充実した時間を過ごしているのだと思いました。
でも・・・
昨日、轟さんの横で涙をうかべた実咲凜音は、今までの中で最高に美しく幸せを実感していることがわかりました。
次回、退団作ではまた愛する相手役の朝夏まなとさんの隣で、さらに美しく輝く姿を見ることができるでしょう。
まとめ
11月末に初めて宝塚バウホールで『双頭の鷲』を観て以来、こんなストレイトプレイを宝塚で見られるなんて!と驚きとともに、はまってしまった作品でした。
時々こんな風に、何かに取り憑かれたように作品を追ってしまうことがありますが、遠征までして観に行っても、こんなものか・・・と思うこともあれば、
昨日の『双頭の鷲』千秋楽のように、興奮のままに帰路の新幹線の中でも、観たばかりの作品のことが頭から離れずにいることもあります。
本当に観劇することができて幸せなKAAT神奈川芸術劇場の『双頭の鷲』でした。
↓↓宝塚バウホールでの観劇感想
宙組双頭の鷲・専科轟悠&実咲凜音の耽美な愛の世界を観劇
最後までお読みいただきありがとうございました。
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