朝美絢の飛躍と雪組への組替え
朝美絢の『A-EN』バウワークショップ
朝美絢さんに大きな飛躍を感じたのは、バウワークショップ(※1)『A-EN』(※2)でのW主演でした。(2015年8月29日~9月7日)
作品は1部は学園物ラブコメディ、2部は『A-EN MOONRISE(エイエン・ムーンライズ)』と題したショーでした。
作・演出/野口 幸作。
『A-EN』 の朝美絢さんは、学園一ツンデレな美青年のアーサー。
うだつのあがらない写真家志望の残念少女・ヴァイオラ(紫乃 小雪)を究極の美少女にする・・・というストーリーでした。
(出典:zuka diary.)
壁ドンする、このイケメンぶりがたまりませんね。こういうキザなタイプもあーさ(朝美絢)には似合います。
(※1)バウワークショップは不定期に行われる若手の生徒と演出家による上演。
(※2)『E-AN』は2パターンの公演があり、暁千星主演ヴァージョンはストーリーが異なりました。
(出典:Star File)
朝美絢、衝撃の組替え
順風満帆に月組生としてすごしていたあーさ(朝美)。
2016年9月30日に「雪組への組替え」が発表された時は、非常に衝撃的に感じられました。
しかも、当時雪組の若手ホープとして本公演でも大活躍中の同期の月城 かなと(つきしろかなと)さんが月組へ。
まさにトレード?
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管理人・すみれ子もこの人事は月城かなとさんの為?と思う点もありました。
月城かなとさんは既に月組へ組替えしてきても、若いトップスター・珠城りょうさんのもとで即戦力として活躍の場が広がる可能性が大きいですから。
でも・・・
宝塚スターも旬として活躍できる時期は早ければ必ず良い結果に結びつくとも限りません。
生徒さんによっては早すぎる、遅すぎる・・・いろいろであることを踏まえると、あーさも組替えをチャンスに「芝居(日本物)の雪組」で役者としてさらに飛躍するに違いないと信じていましたが、まさに今、それが現実となっています。
雪組に組替え以降の朝美絢さんの日本物作品での活躍は、麗しすぎ!
『義経妖狐夢幻桜』では宝塚バウホールで単独主演。
義経妖狐夢幻桜!!!
10月スカイステージ放送!!!!#朝美絢 pic.twitter.com/pszMdA7wkH— ふうみ (@J_asami116) August 2, 2018
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『壬生義士伝』での影のある男・斎藤一のクールな芝居も良いですが、何より日本物での立ち姿が美しく、殺陣もするどくかっこよく見逃してなるものか!です。
組替え発表時には「月城かなとさんのための組替え」なんて失礼なことを考えましたが、今となっては朝美絢さんは雪組でこそ光る魅力があったことが十分にわかります。
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