現在、宙組公演の『双頭の鷲』のお稽古中の専科の轟 悠(とどろき ゆう)さんの次作出演予定が発表されました。
2017年5月、博多座公演『長崎しぐれ坂』です。
これは2005年に星組宝塚大劇場、東京宝塚劇場での初演で轟悠さんが出演した作品の再演!
また、初演は当時の星組トップ娘役・檀れい(だんれい)さんの退団公演でしたが、今回はどういう配役になるの? 等、気になりますね。
博多座公演『長崎しぐれ坂』出演者は・・・
2017年5月4日から27日までの博多座公演は月組です。
2017年1月1日から宝塚大劇場、東京宝塚劇場での『グランド・ホテル』が新トップスター・珠城りょうさんのトップお披露目公演となりますが、博多座では新生月組としては初の公演です。
そこへ理事こと↓↓轟悠さん出演!
(出典:宝塚歌劇団公式サイト)
轟悠さんは熊本県出身と九州にゆかりのある生徒さん、そして若いトップスター珠城 りょう(たまき りょう)さんを最上級生スタートしてグッと受け止め、また愛希 れいか(まなき れいか)さんをトップ娘役としてステップアップさせる要になるような予感がします。
↓↓月組新トップスター・珠城りょう
(出典:宝塚歌劇団公式サイト)
↓↓月組トップ娘役・愛希れいか
(出典:宝塚歌劇団公式サイト)
併演はモン・パリ誕生90周年 レヴューロマン『カルーセル輪舞曲(ロンド)』。
『長崎しぐれ坂』について
小説家・榎本 滋民(えのもと しげたみ)氏の小説『江戸無宿』を、宝塚の植田 紳爾(うえだしんじ)氏が脚色・演出して宝塚で舞台化したのが『長崎しぐれ坂』です。
あらすじと配役予想
舞台は江戸末期の長崎。
江戸、神田明神の氏子で幼馴染みの3人が、長崎・出島で再開しますが、10数年の間に3人の境遇は激変し、伊佐次は大名屋敷を荒らし人を殺めた凶状持ち、それを追う岡っ引きが卯之助、家が没落して芸者になっているのがおしま、という設定です。
↓↓2005年星組『長崎しぐれ坂』
(http://www.takarazuka-an.co.jp/)
↓↓2005年星組の配役と2017年月組の予想
2005年・星組上演時 | 2017年・月組予想 | |
伊佐次 | 轟 悠 | 轟悠 |
卯之助 | 湖月わたる | 珠城りょう |
おしま | 檀 れい | 愛希れいか |
幼馴染みの3人をめぐる複雑な恋愛や心模様を綴った作品は、宝塚では定石と言えるパターンですが(例えば『星逢一夜(ほしあいひとよ)』など)、久々の再演『長崎しぐれ坂』で理事こと轟悠さんの伊佐次が見られるのはファンにとって嬉しいことです。
↓↓星組・轟さんと檀れい
(出典:http://www.osakajournal.co.jp/)
なかなかしっとりと情緒のある日本物を演じる機会も減っているので、轟悠さんから多くを学んで欲しい!という願望も湧きますね。
↓↓星組・長崎しぐれ坂
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↓↓2. 轟悠さんと組んだ娘役さん達
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