宙組『天は赤い河のほとり』新人公演は101期が主演鷹翔、100期ヒロイン天彩が大活躍!

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2018年4月のまとめ
2018年3月のまとめ

 

昨日は宙組『天は赤い河のほとり』の新人公演でした。

主演が101期生の鷹翔 千空(たかとちあき)さん、ヒロインは100期生・天彩 峰里(あまいろ みねり)さん、二番手役は同じく100期生の優希 しおん(ゆうきしおん)さんでした。

この記事では『天は赤い河のほとり』新人公演のニュースと、今の新人公演について綴ってまいります。

 

 




 

 

鷹翔千空の新人公演『天は赤い河のほとり』初主演は?

この新人公演で初主演を務めた鷹翔千空さんは、この4月1日で研4になったばかり。

過去にもこのぐらいの学年で新人公演主演をした生徒さんは何人かいますので、決して早すぎるという訳でもありません。

しかし、鷹翔千空さんは2016年に研2で『エリザベート』新人公演でルドルフという、スターへの登竜門と言われる役を演じ、それ以降は『王妃の館』『神々の土地』両作新人公演で当時二番手だった真風涼帆(まかぜすずほ)さんの役を演じています。

そして真風涼帆さんがトップ就任と同時に、新人公演主演という、絵に描いたように順当に主演を手にしました。

これは管理人・すみれ子の私的な考えながら、いわゆるスターの華のある存在というよりも知的な動じない舞台人としての素質を感じさせるのが、鷹翔千空さんだと思います。

それを証明したのが、前作『神々の土地』新人公演ラストに近い場面で一緒に芝居をするはずの役の生徒さんの出遅というアクシデントでの対応でした。

静まり返った客席も何か異変を感じながらも、鷹翔千空さんの冷静さに驚かされたものです。

この時に舞台人・鷹翔千空の可能性を深く感じたものです。

『天は赤い河のほとり』では、主演ということでこれまでに経験のないシーンも多数あり。

その壁を・・・

 

「かっこいい魅力のあるキスシーンを直々に教えてもらった。なんか、ダメだ…。ちゃんとやらなきゃという気持ちになった。高い、高い壁です。(本番でのキスシーンは)落ち着いてできました」と照れながら振り返った。

(出典:日刊スポーツ4/3(火)

そうです。

そう・・・

頭脳明晰でクールな印象の鷹翔千空さん。

逆を言えば、しゃいなのかもしれません。

それゆえに自分の感情を押し出すのは苦手だった?

これは私見ですけれどね。

その壁を乗り越えて、これからさらに表現の幅が広がっていくと器の大きなスターになる可能性が大きいのではないか?

そんなことを思わせる新人公演初主演でした。

 




 


(出典:https://twitter.com/

 

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天彩 峰里の新人公演初ヒロインは?

天彩 峰里(あまいろ みねり)さんの星組から宙組への組み替えが発表された時、これは星風まどか(ほしかぜまどか)さんのトップ娘役就任に伴い、宙組での路線娘役の補強かな?

そう思いました。

星組時代から宝塚の娘役らしい清楚な可愛らしさと歌のうまさでは定評がありました。

しかし・・・星組は、雪組から組み替えしてきた有沙 瞳(ありさ ひとみ)さんという、いずれトップ娘役になるであろうと想像する娘役さんがいます。

新人公演でも、音波 みのり(おとは みのり)さん、夢妃 杏瑠(ゆめき あんる)さんという実力派娘役さんの役を演じる機会はあり、そこで十分な実力を発揮してきましが、真ん中に立つ機会を得ることがありませんでした。

そして宙組への組み替え発表直後の『ベルリン、わが愛』で有沙瞳さんの役を得て、さらに『Bouquet de TAKARAZUKA(ブーケ ド タカラヅカ)』で初エトワール!

同期娘役では、宙組・星風まどか(ほしかぜまどか)さんがすでにトップ娘役に就任、花組では華優希(はなゆうき)さんが新人公演や外箱ヒロインに加え本好演でも活躍する中、一歩遅れをとった印象がありました。

でも天彩峰里さんは、私的予想通り(?)宙組へ来て一気に花を開かせ、本公演でも活躍。

新人公演初ヒロインも見事に演じ切りました。

宙組に頼もしい娘役スターが誕生したと言えますね。

 




 

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優希しおん『天は赤い河のほとり』新人公演での活躍

優希しおんさんは、これまでの新人公演でも宙組スター・澄輝さやと(すみきさやと)さん、桜木みなと(さくらぎみなと)さんの役を演じてきました。

  • 『Shakespeare〜空に満つるは、尽きせぬ言の葉』新人公演:エセックス伯
  • 『王妃の館-Château de la Reine-』新人公演:近藤誠
  • 『神々の土地』新人公演:ゾバール

本公演でも『神々の土地』でミーチャという少年役は印象に残り、今作『天は赤い河のほとり』の主人公カイル(本役;真風涼帆)の部下、ゾラ役で活躍。

しかし、新人公演で二番手格という大役は初めて。

さてどんなラムセス(本役:芹香斗亜)を見せてくれるのか?

とドキドキでした。

主演の鷹翔千空さんが宙組らしく?175smno長身ゆえに、優希しおんさん169cmはビジュアルで負けない?

そんな気がかりがありました。

しかし、舞台はそういうスタイル的なビジュアルだけではないですねぇ。

表情のどこかに若い頃の明日海りお(あすみりお)さんを垣間見たり、なかなかの好演。

 

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瑠風輝が演じる三番手役

順調に若手スターの道を歩んでいる98期生の瑠風 輝(るかぜ ひかる)さん。

『Shakespeare~空に満つるは、尽きせぬ言の葉~』『エリザベート』『神々の土地』と新人公演主演も3作品。

朝夏まなとトップ時代の新人公演で大活躍してきた人です。

今回は主演から一歩外れて、専科スター・星条海斗(せいじょうかいと)さん演じるウルヒ・シャルマ役。

あまり感情を表に出さず、グッと抑えたような役どころながら、流石に新人公演長の期(研7)。

ここは新人公演で若干脇がかった役を勉強しましょう的な配役だったのでしょう。

宙組98期生が新人公演を卒業するのは、2018年10月-12月に宝塚大劇場・東京宝塚劇場で上演される次作になります。

そこで再度主演はあるのか?

ファンならば気になるところですね。

 

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新人公演、昨今の事情は?100期、101期の時代?

ほんの少し前に「95期きたーーーー!」的に、各組みの新人公演のヒロイン、次には主演を射止める95期生にファンはワクワクしたものです。

その95期生が新人公演を卒業して、時代は一気に100期生以降の若手に移りつつあるようです。

直近の各組新人公演主演、二番手役、ヒロインを表にしてみると以下のようになります。

花組  聖乃 あすか(せいの あすか)  100期生
 飛龍 つかさ(ひりゅうつかさ)  98期生
 城妃 美伶(しろき みれい  97期生
月組  風間 柚乃(かざまゆの)  100期生
 輝生 かなで(きお かなで  99期生
 美園 さくら(みそのさくら)  99期生
雪組  綾 凰華(あや おうか)  98期生
 叶 ゆうり(かのう ゆうり)  97期生
 潤 花(じゅん はな)  102期生
星組 極美 慎(きわみ しん)  100期生
天華 えま(あまはな えま)  98期生
星蘭 ひとみ(せいら ひとみ  101期生
宙組 鷹翔 千空(たかとちあき)  101期生
天彩 峰里(あまいろ みねり)  100期生
優希 しおん(ゆうきしおん)  100期生

 




 

上記以外にも新人公演主演ん、ヒロイン経験者は・・・

 

花組 音 くり寿(おと くりす)  100期生
華優希(はなゆうき)  100期生
月組 結愛 かれん(ゆい かれん)  101期生
宙組 星風まどか(ほしかぜまどか)トップ娘役  100期生

 

星組『ANOTHER WORLD』は新人公演の全配役はまだ発表されていませんが、主な配役には二番手格スターの役に、102期生・天飛 華音(あまと かのん)さんの名前がありますね。

98期生もスター候補は多いものの、時代は100期生以降に突入していると言えるかもしれません。

 

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新人公演で活躍していた生徒さんがやがてトップスターになった・・・

そんな時に身近な人の成長のように感じてしまうのが宝塚ファン?

95期さん達は本公演でも十分大人な男役さんに育ち、つい少し前に初舞台だった?と思ってしまう、若い100期生や101期生達が娘役さんらしく、男役さんらしく歩き始めていることを、遠く眺めていて嬉しいなぁ・・・

そんなことを思う管理人んです。

最後になりましたが、昨夜は『天は赤い河のほとり』新人公演お疲れ様でした!

昨夜を忘れずに、東京宝塚劇場での新人公演はさらに成長した作品になることを祈って、終わりにしたいと思います。

 


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最後までお読みいただきありがとうございました。

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