『天(そら)は赤い河のほとり』という漫画作品が、新生宙組のトップお披露目公演作品として上演されることが決定した時、クールで大人の雰囲気のあるトップスター・真風涼帆(まかぜすずほ)さんと、初々しい少女のイメージが強く、ややロリ的な持ち味のある星風まどか(ほしかぜまどか)さんにぴったりハマった作品ではないかと思いました。
管理人・すみれ子は原作の漫画は読まないまま観劇。
コミック単行本にして28巻という長編が1時間35分という時間制約のある舞台で、どんな風に立体化したのか?
その結果だけしかわかりません。
でも新生・宙組の空気感にも、トップコンビの雰囲気にも似合う作品となっていました。
この記事では『天は赤い河のほとり』の作品として感想と宙組出演者の皆さんの活躍をお届けします。
↓↓ショー『シトラスの風 -Sunrise-』の感想はこちら・・・

『天は赤い河のほとり』宝塚版の作品としての魅力は何?
そして2月-3月宝塚大劇場・月組公演は小説『カンパニー』の舞台化。
続いての宙組では『天は赤い河のほとり』。
ずっと原作のある作品が続いている宝塚歌劇ですが、この数年を振り返っても原作ありきの作品が多いです。
それが良い、悪いというお話は別にして・・・
結論から言えば、こういった作品は原作とは切り離し、今作『天は赤い河のほとり』ならば、あえて『天は赤い河のほとり』宝塚版として観劇した方が、作品としての魅力が増すと思いました。
もちろん宝塚で舞台化された時に、原作のエッセンスがどのように盛り込まれているかは重要です。
しかし、あえて原作と比較する必要もない。
最近そう考えています。
それを前提にしていうと、『天は赤い河のほとり』はヒッタイトの人名が覚えられないなどの頭の混乱はありましたが、娯楽性も高く、音楽も素敵で何より新トップコンビの他にない魅力もあって非常に楽しい作品でした。
何より長身イケメンの男役揃いの宙組には、コスチューム物が映えて麗しいです。
↓↓『天は赤い河のほとり』動画
↓↓ 2. 『天は赤い河のほとり』小柳菜穂子が創る魅力
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