星組公演『ロックオペラモーツアルト』の主な配役が発表になりましたね。
この公演は新生星組トップコンビ・礼真琴(れいまこと)さん&舞空瞳(まいそらひとみ)さんのお披露目作品。
そこに専科の凪七瑠海(なぎなるうみ)さんの出演も同時に発表されています。
この記事では主な配役について、そして『ロックオペラ モーツアルト』についてご紹介していきます。
●『ロックオペラ モーツアルト』の主な配役と作品は |
・『ロックオペラ モーツアルト』の主な配役 ・『ロックオペラ モーツアルト』の日本初演 ・『ロックオペラ モーツアルト』とミュージカル『モーツアルト!』 |
『ロックオペラ モーツアルト』の主な配役
ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト | 礼 真琴 |
コンスタンツェ(モーツァルトの妻) | 舞空 瞳 |
アントニオ・サリエリ | 凪七 瑠海(専科) |
『ロックオペラ モーツアルト』は2009年にパリで初演。
『1789』を手がけ、花組公演『CASANOVA』で楽曲提供したドーヴ・アチア氏の作品。
・・・とここまで知っただけでも、歌の難易度が高そうだし、『1789』から連想するとロックのリズムにのせて踊るダンスシーンも盛り込まれているだろう・・・と想像できますね。
次期星組トップスターが決定している礼真琴さんと言えば、歌唱力は下級生時代から抜きん出ていたし、もちろんダンスの実力も!
星組が初演だった『ロミオとジュリエット』では当時研2で見せた「愛」のダンスはみごとなものでした。
そんな礼真琴さんのトップお披露目にはふさわしい作品です。
一方、舞空瞳さんは102期生で今年研4という点ではまだ未知数なところもありますが、主席入団の実績のある娘役さん。
トップ娘役というポジションに就任して、実力を発揮してくれることでしょう。
きっと歌えるトップコンビのお披露目公演作品とは、ドンピシャな作品になることは間違いなし。
また専科の凪七瑠海(なぎなるうみ)さんの出演も同時に発表されましたね。
凪七瑠海さんが演じる、アントニオ・サリエリと言えば、モーツアルトの才能を妬み「モーツアルト毒殺説」の立役者という憶測もある人物。
『ロックオペラ モーツアルト』ではサリエリがどんな人物として描かれているかはわかりませんが、モーツアルト対サリエリの対比が楽しみなものです。
『ロックオペラ モーツアルト』の日本の初演って?
『ロックオペラ モーツアルト』は2013年に日本で初演されています。
つまり今回の宝塚での上演は、日本では二度目。
初演では演出もフィリップ・マッキンリー氏という海外の方でしたので、今回は宝塚の座付き作家・石田 昌也先生の潤色・演出なので、宝塚にふさわしい『ロックオペラ モーツアルト』になることでしょう。
↓↓こちらは初演『ロックオペラ モーツアルト』
こちらの配役は・・・
モーツァルト | 山本耕史/中川晃教 |
サリエリ | 山本耕史/中川晃教 |
コンスタンツェ | 秋元才加 |
『ロックオペラ モーツアルト』とミュージカル『モーツアルト!』って違うの?
「モーツアルト」にまつわるミュージカル作品としては、『モーツアルト!』という作品があります。
実は管理人・すみれ子は『ロックオペラ モーツアルト』の上演が発表された時に、頭に浮かんだのは上述の「ミュージカル『モーツアルト!』」でした。
でもこれは全く別の作品。
『モーツアルト!』は『エリザベート』で有名なミヒャエル・クンツェ氏と作・編曲のシルヴェスター・リーヴァイが共同で製作。
そして演出・訳詞は小池修一郎先生、音楽担当が甲斐正人先生。
小池先生が演出を担当、しかも宝塚でも多くの作品を手がけている甲斐正人先生が関わった『モーツアルト!』ではなく『ロックオペラ モーツアルト』が上演されるのか???
・・・が、同じ人物を主役にした作品であっても、宝塚にどちらの作品がふさわしいのかという点から考えて『ロックオペラ モーツアルト』の方が選ばれたのかもしれませんね。
(『オペラ座の怪人』と『ファントム』のように・・・)
『ロックオペラ モーツアルト』での礼真琴さん&舞空瞳さんのトップお披露目公演は、梅田芸術劇場・東京建物 Brillia HALL で、それぞれ2019年11月20日〜27日、12月3日〜15日に上演予定。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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