今日(7月12日)は星組公演『GOD OF STARS-食聖-/ Éclair Brillant(エクレール ブリアン)』の初日でしたね。
今回の星組公演はトップスターコンビ・紅ゆずる(くれないゆずる)さんと綺咲愛里(きさきあいり)さんの退団公演。
昨今、宝塚のトップスターといえば音楽学校を優秀な成績で卒業。
宝塚入団時の席次は一桁か、どんなに成績が悪くても20番以上・・・という感じでしたが、それを打ち破ったのが紅ゆずるさんでした。
48人中47番!
とはいえ、紅ゆずるさんと言えば下級生時代から独特のキャラクターで星組を盛り上げた人ですから、単純に成績に現れないユニークさが光った男役さんに成長されたのだと思っています。
そしてかたやトップ娘役を務めた綺咲愛里さんも96期生というレッテルがトップ娘就任時にはぬぐいえないモノがありましたが、可愛らしい反面、芯のある娘役として紅ゆずるさんについていくぞ!と感じる健気さは、そんなレッテルもなんのその・・・と思わせてくれました。
そんなトップコンビの退団公演初日の様子をまとめてお届けします。
↓↓礼真琴、紅、綺咲
(出典:https://www.instagram.com/)
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『GOD OF STARS-食聖-/ Éclair Brillant(エクレール ブリアン)』の内容は?
(出典:https://www.instagram.com/)
本当に良いトップコンビになったね・・・!
うっとりと見惚れてしまう、紅ゆずるさん。
そして綺咲愛里さんも紅さんに全身全霊の愛をかたむけていると感じますね。
でも初日を観劇された方の感想を見ると・・・
「退団公演という雰囲気が微塵も感じられない公演だった」とのこと。
明るく晴れやか。
紅さんは退団記者会見でも号泣された、もう宝塚が好きで好きでたまらないトップさん。
そしてカラッと見送られたい人なんだろうと個人的には思っているので「退団公演の雰囲気が微塵もない」というのは、紅さん御本人の希望だったのではないかと思います。
メディアが取り上げている初日情報もからもそれがわかりますね。
笑顔でサヨナラ 宝塚星組・紅ゆずる&綺咲愛里の退団公演開幕「にぎやかに終わる方が自分らしい」(スポーツ報知) – Yahoo!ニュース https://t.co/2zMHOJagYJ
— タカラヅカ歌劇ポータル (@zukazuka_info) July 12, 2019
『GOD OF STARS-食聖-』は
- ホン・シンシン(紅)が天界から転落
- 天才料理人として地上で活躍 → 挫折
- 人の暖かさを知る
そんなコメディー作品。
紅ゆずるこそが持ち合わせたコメディーセンスを発揮できる作品です。
『Éclair Brillant(エクレール ブリアン)』は、これまた男役の美が織り込まれている・・・。
紅ゆずるさんってきっと「黒燕尾の男役」を愛してやまないのだろうと感嘆するような紅時代の最後の男役群舞には胸がときめきます。
『 Éclair Brillant(エクレール ブリアン)』の階段降りの順番
この順番でいくと礼真琴さん時代の星組は、二番手が瀬央ゆりあ(せおゆりあ)さん、三番手は・・・?
いろいろ考えたくなりますが、紅&綺咲コンビの退団公演ははじまったばかりなので、それも忘れて公演に没頭することにしましょう。
↓↓星組『GOD OF STARS/ Éclair Brillant(エクレール ブリアン)』初日映像
105周年の宝塚は新旧交代の時代ですが、単純にトップさんが代わるいうより時代そのものが、次世代への様変わりするような時期に感じられます。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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