※この記事は2018年8月に執筆した記事をもとに、2020年9月4日に加筆修正しました。
雪組次期トップ娘役が決まった朝月希和(あさづききわ)さん。
2020年9月4日、宝塚歌劇団公式サイトで彩風咲奈(あやかぜさきな)さんのトップスター就任が発表されると同時に、相手役を務めることが発表されました。
朝月希和さんは、2010年に96期生として初舞台を踏んだ後、花組へ配属。
その後、2017年に雪組へ組み替え。そして2020年11月16日付で古巣・雪組へ帰ってきます!
花組 → 雪組 → 花組 と2度の組替えの後、3度目の組替えで雪組でのトップ娘役就任は、レアなケースといえるでしょう。
初舞台から11年目(研11)でトップ娘役就任は、昨今の娘役人事では元花組トップ娘役・仙名彩世(せんなあやせ)さんの研9よりも年長という異例。
この記事ではそんな朝月希和さんの娘役トップ就任とプロフィール、舞台略歴などをご紹介します。
\この記事のポイント/
- 朝月希和・研11でトップ娘役は異例、96期生4人目
- 朝月希和のプロフィール
- 朝月希和の舞台略歴
- 朝月希和の愛称は「ひらめ」、その素顔は?
- 朝月希和のトップ娘役就任に寄せる声
- 雪組次期トップ娘役朝月希和のまとめ
朝月希和、研11でトップ娘役は異例の96期4人目
彩風咲奈さんの雪組トップ就任と同時に発表された、朝月希和さんのトップ娘役就任。
彩風さんのトップ就任は望海風斗(のぞみふうと)さんの後を継ぐであろう布石は十分すぎるぐらいであったので「やっぱりね!」とファンもなんの驚きもなく受け止めたはず。
ただその相手役となるのは誰なのか・・・?
ほとんどのファンは朝月希和が相手役となることは予想していなかったでしょう。
というのは、朝月希和さんは・・・
- 花組→雪組→花組の組み替えを経験しているので、また花組へ戻る可能性がないと思われた
- 96期生からはすでに3人のトップ娘役が誕生、すでに全員対談済み
- すでに研11という学年
以上を考えると、研4、研5ぐらいまででトップ娘役就任が通例になりつつある現在の宝塚では「朝月希和」の名前は思い浮かばない。
彩風&朝月コンビ誕生はファンにとってはびっくり人事と言えますね。
トップ娘に据えるのなら、なぜ花組へ組み替えしたの?と突っ込みをいれたくなりますが、なにはともあれコロナの影響で宝塚の公演スケジュールが何度も見直され、ファンはやきもきする時期を送っていますから、彩風&朝月コンビ誕生は宝塚の未来が見えてくる明るい発表だと思います。
宝塚あるあるの「次期トップ就任予定の男役さんは、自分の相手役の希望を言える」という噂がもし本当だとしたら、朝月希和さんと以前の雪組時代に組む機会の多かった彩風さんが「娘役にはひらめちゃん(朝月)を!」と望んでのお嫁さん決定だったのかもしれません。
これはあくまでも憶測の域を出ませんが、トップコンビともなるとオン、オフともに一緒にすごす時間が長いのですから、気の合う、信頼のできる人を相手役に!と望んだところでおかしい話でもないのですね。
朝月希和のプロフィール
朝月希和(あさづききわ) | |
宝塚音楽学校入学 | 2008年4月 |
宝塚歌劇入団 | 2010年3月 |
入団期 | 96期 |
入団時席次 | 23番/38名中 |
初舞台 | 月組公演『THE SCARLET PIMPERNEL』 |
出身地 | 東京都世田谷区 |
出身校 | 昭和女子大学附属昭和高等学校 |
身長 | 163cm |
誕生日 | 1月6日 |
芸名の由来 | 恩師から名を貰い、家族で考えた |
血液型 | B型 |
愛称 | ひらめ、きわ |
家族 | |
本名 | 平田朋子 |
タカラジェンヌには良家の子女が多いのは言わずもがなです。
朝月希和さんのご出身地を見れば、やはり朝月さんも例に漏れず・・・といったところですね。
ご出身高校である昭和女子大学附属昭和高等学校は、いわゆる「お嬢様学校」。
高校に進学していらっしゃるということは、1990~1992年のお生まれということになります。
大学の附属なので、同級生の多くはエスカレーター式でそのまま大学に進学していったのではないかと思います。
しかし、朝月希和さんは将来を考えた時に、お母様と一緒に行った宝塚の舞台を見て「ここに立ちたい」と受験を決意したそうです。
学生時代のエピソードとして、吹奏楽部に所属しフルートを担当。
↓↓2.研2の新人公演で大役に大抜擢!
コメント
音楽学校時代の朝月さん、かわいいですね。しかし隣の綺咲さんよりだいーぶお顔が大きい。(ほめてます)
「雨に唄えば」の輝月さんの時も思ったのですが、基本的に舞台人は顔が大きい方が有利なんじゃないかな。Super Voygerでも朝月さんが出るとすぐわかりましたし。ラララランドのような原色ファッションのダンスナンバーでは、朝月さんのダンスがとても良かったです。なにしろ楽しそうだし。
花組の時のMy Heroのクロエ役も良かったですよ。能天気な女の子をとても魅力的に演じていらっしゃいました。主演の芹香さんは最後はクロエとうまくいけばいいのに、とさえ思いました。
ところでこの公演、ACTシアターの立見で観たんですが、開演前になぜか背後に人がいる。ん?と思って振り返ると、Tシャツに野球帽とかなりアヤシイおっさん。んんん?と思ってさらによく見たら、、、演出のヨシマサ先生でした。。。
厚かましくも話しかけたところ、優しく相手してくれました。とてもいい人だ! いろいろ心配だったんでしょうね。しかし劇団関係者なんだからちゃんと席取れよ、とも思いましたが。
うみひこさん
いつもご訪問とコメントをありがとうございます。
ヨシマサ先生は割とこそっとご自身が作演出された作品をご観劇みたいですよ。
昨年、宝塚バウホール公演『パーシャルタイムトラベル』をリピで観たことがありますが、後方でこっそり隠れるように(ご本人はそのつもりに見えましたが・・・ ^^;)ご覧になっていました。
演出家の先生にもいろんなタイプの方がいて、出来上がった作品をファンがどう批評しても作品としてご自身が納得するモノにこだわる方、初日が開いても納得できるまで日々チェックとダメ出しで稽古がある先生、緻密な作品作りに徹底的にこだわるタイプや幕が開いたら生徒さんの力量に任せる・・・・
色々だと聞いたことがあります。
ヨシマサ先生がどのタイプかは存じませんが、あの風貌とこれまでの作風から「ひょっとすると永遠に少年の心を持った演出家さん」「主人公はヨシマサ先生がなりたい男性像?」
なんて勝手な妄想をしてしまいました。
きっとシャイだからエラソーに前方で観るなんてできない方なのかもしれませんね。
(・・と朝月さん話からずれてすいません)