朝夏まなとさんのお花
千秋楽の舞台で朝夏まなとさんにお花渡しをしたのは、同期で星組トップスターの紅ゆずる（くれないゆずる）さんでした。
この時のお花は真紅のバラ！
黒燕尾に真紅のバラが映えて、本当に美しく魅力的な男役さんと思いました。
↑↑この愛の投げキッスは強烈でした(^^)
真紅のバラを手にしたかっこいい男役、トップスターの投げキッス！
特別大ファンじゃなくともクラっとしてしまいます(^^)
実際、舞台上の組子達にもまぁ様は投げキッスをしていましたが、いつもは凛々しい男役組子までもが一瞬、ただのミーハーな人になっていましたから。
・・・とお話しが脱線しましたが、出のセレモニーに登場したまぁ様は、白い可愛らしいブーケを手にしていらっしゃいました。
ここでお花を変えられている過去のトップさんがいたかどうかは残念ながらわかりません。
でも、このシーンで「白いバラ」、しかも少しミニサイズのブーケを手にされたことは、どこかにまぁ様なりの拘りがあったのかもしれませんね。
さよならイベントを仕切るファンクラブって？
宝塚歌劇団は「宝塚のファンクラブは宝塚友の会」と公言し、生徒さん個々の私設ファンクラブ（FC)を公認していません。
しかし、トップスターさんの退団の日一日を例にとって見ても、実情は私設クラブ（FC）があってこそ、（FCに入会していない）一般ファンもともに楽しめるセレモニーが成り立っています。
パレードの為の場所取り、楽屋入りのイベントを秩序を保ってファンが静観できることなど、すべてにおいてFCがなくてはできないでしょう。
もちろん多少、警備員がいましたので、それは劇団側が用意したのかもしれません。
しかし管理人・すみれ子が見る限り、宝塚ファンの実際を知らない警備員さんでは、あまり役に立っていない？
常日頃から入り出待ちで、宝塚ファンを仕切り慣れているファンの方がはるかに役立つ存在に見えました。
開演前に劇場に入ってペンライト（←朝夏まなとさんのFCが用意）を置いたり、様々なところで、劇団や劇場は暗黙の了解としてFCの存在を認めているし、チケットの販売においても（すみれ子の想像ではありますが）、FCは劇団に貢献しているんではないかと思います。
↓↓整然としてまぁ様を見送るファン達
ここでFCの是非を問いたい訳ではありません。
グレーゾーンながら、宝塚がAKBなどよりずっと昔から「いつでも会えるアイドル」とも言える存在だったのはFCがあってこそですし、観劇のみを楽しむもよし、「会える」ことを楽しむもよし、宝塚をどう楽しむかはその人次第です。
ただ時折・・・
FCを仕切っている人達の中に、一般ファンに常識のない不親切を見かけること。
また逆に宝塚をあまり知らないファンなりたての方が、宝塚ファンの暗黙の了解の空気を読めないでいること。
そんな光景を見かけるととても悲しい思いになります。
「宝塚が好き」その気持ちは皆同じ。
どんな社会にも軋轢はつきものですが、せっかく観劇、応援をする以上「行ってよかった、観てよかった」といつも思える状況であって欲しいと思います。
そのために「非公認」から「公認」ってランクアップは、難しいのでしょうか？？？
FCの皆さんは無報酬で経済的にも、体力的にも精一杯ご贔屓の生徒さんのために頑張っています。
様々な芸能の世界で、経済的に裕福な人達ならばタニマチという形で存在していますが、宝塚の場合はほとんどがごく一般的な主婦やOLです。
そうやって生徒さんを応援することに喜びもあるから応援しているのでしょうが、劇団非公認の存在は・・・ちょっと悲しいかもしれません。
「非公認」と「公認」の間には、色々あるんでしょうね、大人の事情が難しいですね。
管理人・すみれ子はあくまで傍観者(^^;)
これからも舞台をまず楽しみ、少し気になる以前から応援している生徒さんが公演毎に成長している姿を心の中で応援するスタイルで、宝塚を楽しむつもりです。
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まとめ
宙組トップスター・朝夏まなとさんの宝塚大劇場卒業の一日を追いながら、ファンクラブのみなさんの愛で支えられていたセレモニーについて綴って見ました。
熱狂的にまぁ様ファンでなくとも、朝夏まなとさんがファンにも組子にも愛されていたことが伝わり、素晴らしい一日でした。
まぁ様は続いてディナーショー！という過酷なスケジュール。
それが終わると、東京宝塚劇場での公演が始まります。
東京での卒業の日を迎えるまで、朝夏まなとさん、宙組のみなさんが健やかに舞台に立たれることを願いつつ、この記事を終わりにしたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント
連日の更新、お疲れ様です。
今日は、コマさんの退団発表がありましたね。
専科入りしたら安泰のような気がしてたんですけどね。
ちはるCLUBさん
ありがとうございます。
今回の宙組公演はなんだか入れ込んでしまって（苦笑）。
そして奇跡のように前楽、千秋楽を観劇できたので、レポートを残しておきたくなりました。
コマさんの退団はびっくりでした。
歌えて、芝居ができる専科の中の若手としては、これからも活躍の場に期待していたのに、残念です。