宝塚歌劇団には、劇団運営の常設劇場が3つ(宝塚大劇場・東京宝塚劇場・宝塚バウホール)あります。
そしてそれ以外に定期的な公演をする劇場といえば、東京の「日本青年館」、名古屋の「中日劇場」、大阪の「梅田芸術劇場」、福岡の「博多座」です。
特に、常設劇場が近くにない宝塚ファンにとって中日劇場と博多座はとても有難い存在です。 しかし、残念ながら中日劇場は2018年3月25日をもって閉館となってしまいました。
あと中日劇場の現在公演中と次回以降の予定のボードがこれになっててつらい pic.twitter.com/tPxECGGwVL
— 蛸子 (@tako_003) 2018年4月8日
建物の老朽化による建て替えをするそうで、新しいビルは2020年代に完成予定とか。
同じ理由で東京の「日本青年館」も一時建て替えで利用できなくなり、その間は神奈川の「KAAT神奈川芸術劇場」や東京「TBS赤坂ACTシアター」で公演を行っていた時期がありました。
その後「日本青年館」は場所を少し移転しましたが、建て替え完成。
2017年(平成29年)7月31日から8月6日まで、その杮落とし公演として、宝塚歌劇星組『阿弖流為-ATERUI-』東京公演が行わレテいます。
中部地方の宝塚ファンに長く愛され続けた中日劇場。
いつも当たり前にあった劇場がなくなる寂しさをまだ受け止めきれていないファンも多いようです。
中日劇場については、今後どうなるのか?
新しい中日ビルには劇場は併設しないとの発表もありました。
宝塚歌劇団も今後の名古屋方面での公演についてどうするのか、明らかにしていません。
この記事では、宝塚と中日劇場の歴史について振り返ってみたいと思います。
↓↓ 2. 中日劇場の最初の宝塚公演はなんと1967年!
コメント
順みつきさんの訃報。
えっ・・・(絶句)。
お知らせありがとうございました。
4年前か、月組の『風と共に去りぬ』を観劇し、今年の2月に『うたかたの恋』を観劇しました。
名古屋キャトルレーブの閉店は知ってましたが、新しいビルに劇場はできない事は客席でお喋りした名古屋マダムから聞いて驚きました。
名古屋マダムに「御園座でやるんじゃないかちら〜」と言ってたけど、そんな簡単なものかな?と私は思いました。
来月は博多座。演目や出演者も気になるけど、ご当地の劇場も楽しみの1つ。
梅芸も御園座も行ってみたいです。
ちはるCLUBさん
いつもコメントありがとうございます。
そして、先日は順みつきさんのことも・・・
(全然気がついてませんでした)
記事を書きながら、昔観た舞台が思い出されて切ない思い出に浸ってしまいました。
中日劇場へ初めて行ったのは6年ぐらい前。
でも、若き第一次ファン時代には中日劇場の地元・名古屋のファンの方と仲良くさせてもらっていたことも思い出し、これまたセンチメンタルに。
中日劇場で青春の宝塚ファンを過ごした方にとってはさみしいことでしょうね。
本拠地や東京へ行ける人は良いとして・・・
年に一度でも地元に宝塚が来るのを楽しみにしているファンに、東海地方の新たな上演場所が決まると良いですね。