宝塚バウ初主演の瀬戸かずや、気になるアイラブアインシュタイン後の去就

宝塚すみれニュース

昨日、宝塚バウホールで花組・瀬戸かずや(せと かずや)さん主演の『アイラブアインシュタイン』の幕が開けました。

貴公子風にイケメンな瀬戸さん、メイドちっくな城妃 美伶(しろき みれい)さん、落ち着いた奥様っぽい桜咲 彩花(おうさき あやか)さんのポスター画像を見ながら、作品について妄想(?)をしています。

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作品について

この作品は「サイエンス・フィクションラブ・ストーリー」とサブタイトルがついている点にとても興味を持っています。科学的なラブストーリー? どんなのだろう? と。そしてこの作品でバウホールデビューする作・演出家の谷貴矢さんとは何者?

ということで、まずはまったく情報のない谷貴矢先生について調べてみました。



イケメニアンは2005年4月に谷貴矢と塩見拓也(ともに当時東京大学1年生)により旗揚げされた劇団です。渋谷・池袋・新宿等の都内の小劇場で活動してきました。08年より、メインメンバーが社会人になることをきっかけに、【はたらくこども】として再スタート。現在では落語・歌舞伎などの古典芸能を手法・ストーリー両面からリメイクする作品を主に上演しています。

(演劇団体紹介サイトより)

唯一わかったのは谷貴矢先生は東京大学在学中に「イケメニアン」という劇団を旗揚げしたこと、宝塚では星組『眠らない男』で新人公演の演出を担当していたことぐらいです。さっぱりわからない新人の座付き作家さん・・というところ。

歌劇9月号での主な出演メンバー3人+谷先生の対談の中で・・・

「瀬戸さん主演の作品を書くにあたり、大人な作品にしなければならない」という思いがあったことを語り、「愛とは何か」「心とは何か」真剣に考えた・・・とおっしゃっているので瀬戸さんへのアテ書きなワールドを期待しています。

ストーリーは瀬戸さん扮する天才科学者アルバートが、アンドロイドのエルザ(城妃)に感情を与えようと奮闘するお話で、アルバートはエルザの中に亡き妻ミレーヴァ(桜咲)の面影を見ている。しかし、愛を教えようとしても、愛とは何かわからなくなる・・・らしいです。

結末は宝塚ちっくにハッピーエンドが予想されて、面白そうですね。

競争倍率では東大よりも難関と言われる宝塚に、本当に東大卒の座付き作家さんが誕生です。今後の期待の作家デビューでありますように!

 

瀬戸かずやについて

2002年宝塚音楽学校入学、2004年宝塚歌劇団入団、90期生。

花組生して活躍中の瀬戸さんも気づけば研13、もうすっかり上級生ですね。

しかし・・・瀬戸さんといえば新人公演主演が2010年の『麗しのサブリナ』1度、それも研7のラストでつかんだチャンスだったとは意外でした。

一番記憶に新しいのは『ME AND MY GIRL』ジョン・トレメイン卿とランベス・キングの役替わりでしたが、私はジョン卿の芝居に暖かい人柄を感じてイチコロ。こんな味のある芝居ができるんだ!と思ったところです。
『For the people —リンカーン 自由を求めた男—』(シアター・ドラマシティ・KAAT神奈川芸術劇場)スティーブン・ダグラス、『新源氏物語』頭中将も良かったですね。

今の明日海りおトップ体制を支える大切な存在です。

しかし・・・

花組男役のバランスを考えた時に「あれっ?」と気になったのがトップさんと一期しか違わない、上級生から数えると(娘役も含めて)7番目、鳳月 杏(ほうづきあん)さん、芹香 斗亜(せり かとあ)さん、少し離れて柚香 光(ゆずか れい)さん等のバウ主演経験のある若手が迫ってきています。

客観的に見ると瀬戸さんは路線の外へ外れ気味になっていると言わざるえません。

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ここからは瀬戸かずやの今後についての独断と偏見の妄想

この作品の上演が発表になった時に「ひょっとして?」と気になったのが、今「瀬戸かずや」主演でバウホール公演をすることの意味でした。

瀬戸さんが気になる存在だからこそ、考えてしまうのです。

確か元花組スターの愛音 羽麗(あいねはれい)さんも、宝塚バウホール・日本青年館公演『近松・恋の道行』で主演をされた後退団でした。

また星組スターさんだった涼紫央(すずみ しお)さん宝塚バウホール・日本青年館公演『天使のはしご』で主演後の大劇場、東京宝塚劇場公演で退団でした。

お二人ともスター性のある生徒さんでしたが、当時の他の生徒さん達とのバランス的にトップにも二番手にもなれなかった、まさにタイミング的な問題で時期を逸した印象でした。

瀬戸さんも・・・どこかに同じような物を感じて、バウホール公演と全国ツアーを終えた後の花組さん、次回大劇場公演集合日に・・・なんて思いがよぎってしまいます。

宝塚はいつか退団という時が来る、生徒さんは覚悟をして舞台生活を全うしているし、ファンもわかってはいる・・・でもずっとハラハラしながらの応援になるところが辛いなぁ、と思います。

でもまずは単独主演の公演、真ん中に立つ「楽しさ」を十分実感して千秋楽まで頑張って欲しいです。

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オフもイケメン男子です。

この娘役二人は・・・?

城妃 美伶(しろき みれい)さん と 桜咲 彩花(おうさき あやか)さんといえば、私の中では花乃 マリア(かのまりあ)さん退団後のトップ娘役就任の可能性ある娘役達の中の人達。

『アイラブアインシュタイン』のストーリー的には両名でヒロイン的にも、若干城妃さんが娘一に近い位置にいるようにも思えます。

この作品の結果が選考対象の一つになるのか? ですが、単に一ファンが勝手にハラハラしているだけなのか、劇団が意図的にハラハラさせているのか(苦笑)わかりませんが、掘り下げて考えすぎるとヅカファンは永遠にハラハラドキドキの繰り返しです。

花組トップ娘役・花乃まりあの退団とその後の次期トップ娘役 もあわせてご覧ください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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