美弥るりかのオットー
初演ではオットーをメインにした作品でした。
涼風真世(すずかぜまよ)さんの大ファンだった美弥 るりか(みやるりか)さんは、
この配役に嬉しい半面、尊敬する先輩・涼風さんの退団公演の役を自分が演じることに
非常に戸惑いもあったそうです。
↓↓オットーの美弥 るりかさん
(出典:https://twitter.com/)
美しく、独特の魅力を放つ美弥 るりかさんが、
病んで死を目前にし、
「死ぬこと」を思い悩んでグランドホテルを訪れるのですが、
そこには本当にヨレヨレにくたびれた病んだ人が立っていました。
未来へ期待など持てず、
マイナー思考の渦の中で何の希望も見出せずにいたオットーは
フェリックスの出会いによって、人生の希望を見出し、
明るい未来へと向かってグランドホテルをチェックアウトします。
オットーの存在は
今、悲劇的な心情にある人にとって
「人にはどんな時も明るい未来を描ける」かもしれない
希望を与えてくれるようでした。
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海乃 美月のフラムシェン
フラムシェンは早乙女わかば(さおとめわかば)さんと海乃 美月(うみの みつき)さんの役替わり。
私の観劇時は海乃 美月ヴァージョンでした。
タイピストという仕事をしていますが、
できれば簡単にたくさん稼ぎたい願望があるのでしょう。
プライジングの誘いに乗って、タイピストとしてアメリカに同行する話に乗ってしまいます。
いや・・・
そんなタイピストとしてだけでそんなうまい話はあるまい、と思っていたら
案の定のプライジングの下心に逃げようとするのですが
少々、頭の軽いギャル風な女の子でした。
わかばちゃん(早乙女)のバージョンを観ていないので比較はできませんが、
大人っぽい雰囲気がある人だから、
ほどほど大人がそんな馬鹿な話に乗ってしまう?と
疑問を感じてしまうところがありました。
↓↓4. 暁 千星ラファエラ / 朝美絢のエリック/ 華形ひかるのプライジング
夏美ようのオッテルンシュラーグ / 夏月 都のマダム・ピーピー
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