月組公演『カンパニー -努力(レッスン)、情熱(パッション)、そして仲間たち(カンパニー) -』の併演ショー作品。
『BADDY(バッディ)-悪党(ヤツ)は月からやって来る-』。
これは情緒あふれるお芝居の脚本家・上田久美子氏が手がけた初めてのショーとして、上演が決定した直後から話題でした。
「あの、芝居の」上田久美子氏だから・・・
話題性になるは当然でしょう。
しかし、最も注目されたのは、宝塚歌劇史上初めてショー作品を女性作家が手がけることになったから。
これもまた話題でした。
実は、宝塚歌劇団に入団した時は、ショー作家になりたいと思っていました。岡田敬二先生のロマンチック・レビューの映像を偶然拝見する機会があり、プロローグからワクワクし、直感的に「これだ!」と思いました。
(出典:http://kageki.hankyu.co.jp/)
こう宝塚歌劇団公式サイトの中で明らかにしている上田先生。
「ショー作家になりたいと思っていた」夢を実現できることは大きな喜びであったことは想像ができます。
一方、まだ宝塚の世界で少数の女性作家の一人として、「女性ショー作家誕生」の先駆けとしては、失敗が許されないという重責も感じていたに違いありません。
しかし・・・
舞台稽古や初日を取り上げたメディアの報道を見ても、『BADDY(バッディ)-悪党(ヤツ)は月からやって来る-』という作品は、意表をついた構想で成功を納めたと言えます。
この記事では、月組公演『BADDY(バッディ)-悪党(ヤツ)は月からやって来る-』について観劇感想をお届けします。
月組『BADDY(バッディ)-悪党(ヤツ)は月からやって来る-』の作品としての驚き
管理人・すみれ子はまず初日のニュースを扱ったメディアの写真に驚いたことは、拙ブログの【速報】記事にも書いた通りです。
サングラス&たばこ! 宝塚月組・珠城りょうが“極悪トップスター”に https://t.co/kqFqfyR0TA #芸能ニュース #スポーツ新聞 pic.twitter.com/dQ653atmhD
— スポーツ報知 (@SportsHochi) 2018年2月9日
そりゃ、トップスターさんがフィナーレのラストシーンでサングラスをかけている!
こんな姿は見たことがない!
宝塚ファンならびっくりです。
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しかも・・・
実際に観劇してわかったのは・・・
トップスターが大きな羽を背負って大階段を降りてくる
このシーンもなお『BADDY(バッディ)-悪党(ヤツ)は月からやって来る-』という作品の一部になっていたことでした。
『BADDY(バッディ)-悪党(ヤツ)は月からやって来る-』は、宝塚で上演される一般的なショーと違い、最初から最後までほぼ通し役的に役が配されています。
そして、プロローグからフィナーレで幕が降りるまでが、ストーリー性のあるショー作品という点でも面白いです。
(このあたりは『ノバボサノバ』みたいなイメージですね)
↓↓2. 月組『BADDY』には悪党の魅力あり? / 月組『BADDY』構成は宝塚のショー、でも?
コメント
何の作品か忘れましたが、スチールで全く誰か分からないのがありまして、スタッフに「どなたですか?」と聞きました。雪組には違いないけど、死神みたいで全く「?」。スタッフのおねえさんも「?」となったので「調べてきます」とわざわざ。
香りょうしずるたんでした。
昨日、中日劇場で星組を観劇。客席に『ドクトルジバコ』組とディナーショー組と壱城あずささんが観劇。
感激でした。個人識別は皆無でしたど。
ちはるCLUBさん
スタッフの方もわからない「どなた?」なスチールってあるものなのですね。
今回の輝月ゆうまさんもメイクも含めて、役の作り込みがやっぱり上級生だなぁ・・と思いました。
スターさんときめきますが、こういう生徒さんも宝塚の舞台には欠かせないですね。
『うたかた』ご観劇だったのですね(^^)