花組『恋するARENA』別箱からの強行スケジュール出演者!

2019年2月

 

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2019年1月のまとめ
2019年2月のまとめ

 

2019年になってから衝撃ニュースが続く宝塚。

特に花組は、華 優希(はなゆうき)さんの次期トップ娘役就任決定、鳳月 杏(ほうづきあん)さんと舞空 瞳(まいそらひとみ)さんの組替え、横浜アリーナでの初公演などなど、トピックスが大渋滞。

 

17,000人もの収容人数を誇る横浜アリーナでの初公演というだけでも一大トピック。

その上、出演者の発表内容にまたまた騒然!

しかも、なんだかものすごく入り組んでいる…

 

その詳細や意味するところを整理し、徹底的に詳しくお伝えしていきたいと思います!

 

 

『恋スルARENA』出演者振り分け一覧

ノル香が観てきた中で、この『恋スルARENA』のような出演者振り分けは見たことがないのですが…

日程によって出演チームが違うなんて!

 

え~と、ひとつひとつ説明していきますね(;^ω^)

花組の5月~7月は3チーム編成。

  • 『恋スルARENA』@横浜アリーナ/6月25日・26日
  • 『花より男子』@赤坂ACTシアター/6月15日~7月2日
  • 『Dreem On!』@バウホール/5月20日~6月4日

 

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3チーム編成とはいえ、バウホール組と横浜アリーナ組ではずいぶん公演期間にズレがありますね。

生徒さんの負担を考えないとすれば、どちらにも出演できるほど期間に空きがあります。

それもそのはず、なんとバウ組も、さらにACT組も、横浜アリーナに出演するというカラクリでした!

 

…え?『花より男子』チームは公演中でしょ!と思いきや、公演日程を見てみるとちゃーんと横浜アリーナ出演日は休演日になっていました。

でも、バウホール組は千秋楽から『恋スルARENA』まで期間があるからいいものの、『花男』チームはもうばっちり公演期間中。

『※特別出演者は、一部の場面のみの出演となります』

と公式HPにありますが、とはいえどうやってお稽古するのでしょうね…??

バウホール組はバウホール組で、『恋スルARENA』のためにわざわざ1日だけ上京して日帰りで帰ってくるの…??

タカラジェンヌってほんとに大変。

皆さん、ガンバレ~!!

 

2日間で3ステージを行う『恋スルARENA』。

その3ステージそれぞれにバウホール出演者が出る回、花男出演者の半分が出る回、残り半分のメンバーが出る回と振り分けられています。

「誰がどこに出るのか全然わかんない~~!!」

と頭が大混乱している人のために、さっそくこんな素晴らしい表を作っていらっしゃるファンが!

 

 

おおう…有難い!!

この表をじっくり見ながら、気になるポイントをまた後述しますね。

 

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『恋スルARENA』月組組替え鳳月杏も!

この『恋スルARENA』出演者を見て、まずいちばんビックリするのが…

現在公演中の『CASANOVA』を最後に月組へ組替えとなる鳳月 杏さんが出演すること!!

周年記念公演などで他組の生徒が特別出演することは過去にもありました。

しかし、組替えした直後に古巣の組に特別出演された生徒さんは、少なくともノル香は初めて見ました!

専科に行ってすぐに古巣の組に出演するということはありましたけどね。

 

「ちなつさん(愛称)、月組でもガンバレ~!!」

と送り出されたと思ったら、その2か月後には

「おかえりなさ~~い!!」

ということですね(笑)

 

でも確かに、鳳月 杏さんの組替え先である月組の次回公演『夢現無双/クルンテープ 天使の都』大劇場公演初日には鳳月さんは間に合いませんから、月組生としての初仕事は7月の別箱公演から、ということになります。

すると、その約2か月間は長い長いお休みになってしまいます。

 

ノル香個人的には、

「いくらちなつさんが素晴らしい生徒さんだからといって、こんなにも劇団人事に振り回されて(ちなつさんの取り合い…)本当にお疲れさまです…」

という気持ちでしたので、2か月ゆっくり休んでもらってもいいじゃない!と思うんですが(;^ω^)

そうは問屋が卸さないってやつですね…

 

でも、せっかく仲良くなれた花組子たちと最後にコンサートで大盛り上がりできるのは鳳月さんもきっと嬉しいはず!

 

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『恋スルARENA』出演する人・しない人

では、じっくりと花組の振り分け表を見ていきましょう。

基本的には、

  • バウホール組+鳳月 杏さん→6月25日に出演
  • 『花男』組の半分→6月26日マチネに出演
  • 『花男』組のもう半分→6月26日ソワレに出演

という振り分けをしているようです。

しかし、例外の生徒さんも。

ひとりひとり見ていきましょう。

 

まずは花組2番手である柚香 光(ゆずかれい)さん。

2番手さんは大変デス…。

他の花男メンバーが1回のみ出演のところ、柚香さんだけは26日のマチネとソワレ。

これは、6月25日の2番手格キャストとして鳳月さんを、26日の2番手格キャストとして柚香さんに盛り上げてもらおうということですね。

 

でも、どうせ出るなら鳳月さんは26日もマチソワしてくれたらいいのに…なんて言うと鳳月さんに酷でしょうか(;^ω^)

 

『恋スルARENA』のスタメン?固定キャスト?には水美舞斗(みなみまいと)さんがいらっしゃるので充分盛り上げてくれるはずなんですが、鳳月さんと柚香さんの出演でさらに豪華にしてくれるんですね!

 

水美舞斗さんといえば、『恋スルARENA』出演者の中で唯一他の公演にも出演するメンバーです。

  • 水美舞斗さん
  • 帆純まひろ(ほずみまひろ)さん
  • 一之瀬航季(いちのせこうき)さん

の3名が、『恋スルARENA』と『Dream On!』に出演します。

いや~皆さん…お疲れさまです…(;^ω^)

でも鳳月さんにしろ柚香さんにしろこの3名にしろ、多くの公演で「あなたの力が必要です!」と求められているわけですから、ご本人はもちろん、それぞれのファンの皆さんも誇らしいことですよね。

 

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一方で、「じゃあ結局花組生全員が横アリ出るんじゃん!」と思いきや、出ない生徒さんもいらっしゃいます。

どうやら『Dream On!』の103期生・104期生が出演しないようです。

『Dream On!』は6月4日が千秋楽ですので、花組の次回大劇場公演まで2か月以上もお休みとなります。

もしかしたらその間に下級生ならではのお仕事が予定されているのかもしれません。

 

もっと言ってしまえば、横アリにもACTにもバウにも出演しない生徒さんもいらっしゃいますので…

なかなかタカラジェンヌもシビアです。

 

『恋スルARENA』強行出演の目的

このように複数のチームに分かれて公演をする場合、自身が出ている公演の休演日や千秋楽後にお互いの舞台を観劇し合うことの多いタカラジェンヌ。

ショーなどで、客席にいる組子に向かって出演者がステージ上からサービスをする様子を見るのも楽しいですし、客席で大盛り上がりしている組子を見るのもファンの楽しみ。

「もう舞台上がっちゃえ!」

なんて、ファンは思ったりしますが…(;^ω^)

今回の花組のフレキシブルな出演は、考えようによっては、それが叶ったようなスタイルというわけです。

 

今の宝塚ファンが思っていることはきっと…

「どうしよう…横アリ全ステしたい(全公演を観劇すること)…」

「贔屓が出てるバウだけ行くつもりだったけど…横アリも行かなきゃ…」

などなどでしょうか。

つまり、このフレキシブルな振り分けの目的は、17,000人×3公演というキャパの横浜アリーナを埋め尽くすための策でもあると言えそうですね。

 

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『恋スルARENA』特別出演者の数を見て思う懸念

予想外の出演者の多さに、花組ファンは大盛り上がり。

柚香さんファンは道明寺も観られてコンサートで歌い踊る柚香さんも観られるんですもんね。

 

ただ、そうなるとちょっと気になることが。

 

『恋スルARENA』がキャパ数の多い公演だからと言っても、花組生のほぼ全員と、さらに月組に行かれた鳳月 杏さんまで特別出演があるとなると…

ますます明日海りおさんへの餞別公演感が強くなるなぁ、なんて…(近い退団を見据えての公演という意味)

明日海りおさんと鳳月 杏さんは以前に月組でも一緒でしたし、花組への組替えも同じ。

月組時代の明日海さんのディナーショーにも出演しましたし、バウ主演作も支えました。

月組でも花組でも、実力派の鳳月さんのことを明日海さんはとても頼りにしていたのではないかと思います。

 

そんな鳳月さんと一緒に宝塚初の横浜アリーナ公演『恋スルARENA』を成功させたい!という明日海さんの希望で鳳月さんが『恋スルARENA』に召喚されたような気がします。

 

できるだけ今の花組の全員と、そして大好きな鳳月さんと共に舞台に立ちたい!という明日海さんの夢を叶えるような公演なのかな…なんて勘ぐってしまいます。

トップ就任期間としてはもっと長く就任していたトップさんもいますので、「長すぎる」というわけではありません。

ただ、明日海さんは今年で研17。

同期生もここへきて次々と退団発表をしていますので、怖い時期ではあります。

 

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この異例とも言える特別出演が一体どんな意味を持つのか、つい深読みしてしまうのはノル香だけではない…はず。

『CASANOVA』東京千秋楽が終わったらすぐに花組生たちはそれぞれのお稽古に入るでしょう。

これまで出演してきた別箱公演よりも増して大忙しになるでしょうが、明日海さんをはじめとして皆さん元気に初日を迎えてほしいです!

タカラジェンヌは体力勝負ですね…ほんとに(;^ω^)

 


 

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2019年1月のまとめ
2019年2月のまとめ

 

最後までお読みいただきありがとうございました。

コメント

  1. うみひこ より:

    ノル香さん
    私もこの表とほぼ同じものをエクセルで作成しました。。。アリーナ全公演出演と特別出演で列を分けましたけど。これでやっと理解できました。

    こうなるとご贔屓の関係から、自分が行くのは26日14時一択です。平日の昼間、、仕事休めるかな?しかし横浜アリーナの席数、平日昼間で埋まるんですかね。

    バウ組103期生の方が横浜アリーナに来れないのはとても残念です。応援してるジェンヌさんゆえ。各回の特別出演は15人ないし16人で揃っているので、バウ出演の下級生を2学年分ぶった切ったと思われます。4人くらい入れてあげればいいのに。

    しかしバウ組でアリーナに出演する方、19時公演なので日帰りは無理では?ぜひ新横浜の夜を満喫していただきたいです。新横浜ラーメン博物館とか。(自分はアリーナに歩いて行ける距離に住んでます)地元民の間でも、これは行かなきゃいかんな、という話になってます。

    • 路線 ノル香 より:

      @うみひこさま

      表、作ったのですね…!(笑)素晴らしいです!!
      私も公式のニュースを見て「何が何だか全然わからん!!」と大混乱。

      単なる「横アリを埋めるため」の手法という意味もあるとは思いますが、ちなつさんまで召喚するということに変な勘ぐりが入ってしまいます。
      明日海さんはちなつさんのことをたいそう気に入っていらっしゃるそうなので、月組への輩出と交換条件で横アリに呼んでほしいと要望を出されたとか、もっと勘ぐってしまえば、明日海さんへの餞別措置として劇団が特別に要望を聞き入れた…?なんて考えてしまう自分もいたり。

      105周年、いろんな意味で歌劇団が大きく動く年になりそうですね。

      103期の子というのは詩希すみれちゃん?私も非常に残念…。
      でも、バウメンバーを見てみると、歌ウマの詩希すみれちゃんが大きなナンバーを歌い場面に恵まれるかも…なんて期待もしています!

      ノル香

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