2019年3月24日。
ファンから「あにき」「お兄さん」と親しまれた、星組のスター・七海ひろき(ななみひろき)さんが宝塚歌劇団を卒業されます。
2003年入団の89期生。
入団時の成績は49名中、39番と決して成績優秀とはいえなかった七海ひろきさん。
でもセンスのあるプロデュース力が光り、宝塚の専門チャンネル「タカラヅカ・スカイ・ステージ」での活躍は宝塚ファンならご存じのことでしょう。
この記事は過去の拙ブログの七海ひろきさんお記事をまとめて、カイちゃん(七海)の卒業を見守りたいと思います。
●この記事の概略 |
・七海ひろきの大劇場卒業の日・ご挨拶 ・七海ひろきのプロフィール・舞台略歴・他 ・七海ひろきの退団フラグが真実になった日 ・七海ひろきの『霧深きエルベのほとり』での「あばよ!」 ・七海ひろきさん、ご卒業おめでとうございます! |
七海ひろき・宝塚大劇場でのご挨拶
動画は宝塚大劇場の千秋楽、卒業のご挨拶の七海ひろきさんです。
宝塚では退団する生徒さんのファンは、千秋楽の少し前(ごめんなさい、詳しくはわかりませんが、おそらく10日ぐらい前?)から白い会服(FCのお揃いの服)を着るのが定例です。
七海ひろきさんの大劇場卒業となる2月4日を目前に控えた頃から、びっくりするような人数の白い会服を着たファンの方をお見かけしました。
正直、三番手スターさんでこんなに多くのファンが、まだ千秋楽まで数日はあるのにいっぱいいるーーーー!という光景を見たのは、すみれ子ははじめてのことでした。
トップだから、二番手だから・・・、そんな事とは関係なく、七海ひろきというタカラジェンヌはこれほどまでにファンに愛されているスターであることを、改めて知った光景でした。
七海ひろきのプロフィール・舞台略歴

七海ひろきさんのプロフィール、舞台略歴などをまとめた記事です。
「あにき」「お兄様」の呼び名にふさわしい、舞台でも爽やかで明るい魅力をふりまいていました。
でも、爽やか男前お兄様系以外にも、七海ひろきの魅力はありました。
- 『ヴァレンチノ』 ナターシャ・ラムボア
- 『風と共に去りぬ』 スカーレット・オハラ
といった美しい女役も記憶に深く残るところです。
また宝塚バウホールで初単独主演を果たした『燃ゆる風 -軍師・竹中半兵衛-』。
梅田芸術劇場・日本青年館・台湾公演の『Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀』殤不患も、これってカイちゃん(七海)主役みた〜い。
などと印象深く思い出されます。
宙組から星組へ組替え後は、北翔海莉(ほくしょうかいり)さん、紅ゆずる(くれないゆずる)さんという二人のトップスターを支え、また礼真琴(れいまこと)さんと共に星組を担うスターとして一作品ごとに進化する七海ひろきの魅力。
発揮されていましたね。
↓↓2. 七海ひろきの退団発表・・・
コメント
すみれ子さん
自分は昨日土曜日午後の前楽?で初めて星組公演を観ました。七海さんのトビアスが一番カッコ良かったです。(カールは最後に泣き言を言って自分の真意をバラしちゃうところがイマイチ。フロリアンは人が良すぎでこんな人本当にいるのか?というかんじ。)
自分が七海さんを認識したのは、星組ガイズのNow on Stageでした。星組への組替直後で星組メンバーにも馴染みがなく、またベニーというそれほど印象的ではない役での出演だったせいか、所在無げで少し寂しそうに見えたのが気になりました。
でも、そこから一所懸命努力されたんだと思います。特に男役としての芸の追求とファンへのホスピタリティにおいて。主演「燃ゆる風」での最後の挨拶で「主役をさせていただけて本当に嬉しかったです」と率直な物言いをされていたのがとても好印象でした。
歌も最後まで少しずつ上達されているように思えました。そういう彼女の姿勢にファンも組子も魅かれるんだろうなと。
星組での3番手、それは彼女が努力して到達したポジションですから、相当に価値のあるものだったと自分は思います。「世界にひとつだけの花」は歌詞があまり好みではないのですが、言わんとするところは分かるし、七海さんについてはそれが当てはまる気がします。
うみひこさん
お返事がすっかり遅くなり申し訳ありません。
かいちゃん、無事に満面の笑みでご挨拶をされる様子をスカステで観ることができました。
(なかなかリアルに見られないので、かなり時間がたってから録画を観ています)
怒られそうな話ですが、正直宙組時代のかいちゃんは組み替え後にこんなにスターになるとは想像していませんでした。
ご挨拶の中で「ファンの人に支えられて」みたいな発言がありましたが、きっとファンの熱い思いが時には七海ひろきというジェンヌさんを燃え立たせて、さらに素敵していったのかもしれないと思いました。
本当に七海ひろきは「世界にひとつだけの花」だったかもしれません。
かいちゃんの卒業…今朝まで実感わかなくて…まだまだ舞台を観てたい、と思ってたけど
退団のご挨拶では晴れやかな表情で爽やかな笑顔が素敵だな、と輝いている姿をライビュで観て笑って送り出せる、と自分も区切りをつけることができましたT^T
紅ゆずるさんの喉も心配ですが、ある意味、ぜったい忘れられない千秋楽だな、と心が軽くなりました!
ひなたさん
すっかりお返事が遅くなり申し訳ありません。
かいちゃん、無事に笑顔で卒業されましたね。
スカステの千秋楽映像を見て、かいちゃんのやりきった感あふれる表情が印象的でした。
本当に素敵な「お兄様」でしたね。