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次回雪組公演『ファントム』での主な配役と役替わりが発表になりました。
- 宝塚大劇場・2018年11月9日(金)~12月14日(金)
- 東京宝塚劇場・2019年1月2日(水)~2月10日(日)
主な配役は
- ファントム = 望海風斗
- クリスティーヌ = 真彩希帆
これらに加えて
- ジェラルド・キャリエール
- フィリップ・ドゥ・シャンドン伯爵
- アラン・ショレ
以上が今日発表された役です。
↓↓【追加関連記事】『ファントム』その他の配役と新人公演主な配役

『ファントム』2018年花組の役替り日程
【追記】2018/7/30
2018年花組公演の役替り公演・日程が発表されました。
配役 | 役替りA | 役替りB |
ファントム | 望海 風斗 | |
クリスティーヌ・ダーエ | 真彩 希帆 | |
ジェラルド・キャリエール | 彩風 咲奈 | |
フィリップ・ドゥ・シャンドン伯爵 | 彩凪 翔 | 朝美 絢 |
アラン・ショレ | 朝美 絢 | 彩凪 翔 |
宝塚大劇場
役替わりA
・11月9日(金)~11月19日(月)
・11月30日(金)~12月6日(木)
役替わりB
・11月20日(火)~11月29日(木)
・12月7日(金)~12月14日(金)
東京宝塚劇場
役替わりB
2019年
・1月2日(水)~1月10日(木)
・1月18日(金)~1月29日(火)
役替わりA
2019年
・1月11日(金)~1月17日(木)
・1月30日(水)~2月10日(日)
宝塚大劇場、東京宝塚劇場共に、役替りA→役替りB→役替りA→役替りB
以上のパターンでの公演になるようです。
前半でAキャストで観劇して、Bキャストも観て、そうするとAキャストが進化しているかも?とまた観たくなったりして・・・。
リビ観劇推奨?
なんて思ってしまいます。
『ファントム』での主な配役と役替わり
では、ここからは宝塚で過去に上演された『ファントム』の主な配役と役替りを紹介していきます。
『ファントム』は宝塚での初演は2004年宙組。
その後、2006年と2011年に花組で再演されていますが、その時にも役替わりがありました。
この記事では過去の『ファントム』と次回雪組公演『ファントム』での役替わりについて、比較し、その意図を考えて行きます。
『ファントム』の主な配役
初演『ファントム』から、次回雪組での『ファントム』での役替わりを表にしてまとめて観ました。
2004年 | 2006年 | 2011年 | 2018年 | |
ファントム | 和央ようか | 春野寿美礼 | 蘭寿とむ | 望海風斗 |
クリスティーヌ | 花總 まり | 桜乃彩音 | 蘭乃はな | 真彩希帆 |
ジェラルド・キャリエール | 樹里 咲穂(専科) | 彩吹真央 | 壮一帆 | 彩風咲奈 |
フィリップ・ドゥ・シャンドン伯爵 | 安蘭けい(星組) | 真飛聖 | 愛音羽麗 朝夏まなと |
彩凪翔 朝美絢 |
アラン・ショレ | 鈴鹿照(専科) | 夏美よう | 愛音羽麗 華形ひかる |
朝美絢 彩凪翔 |
■の部分が役替わりがあった役。
2004年の宙組『ファントム』
2004年の宙組『ファントム』では役替わりはありませんでした。
しかし・・・
いわゆる新専科時代に、専科スターだった樹里 咲穂(じゅりさきほ)さんが出演。
星組から特別出演の形で安蘭けい(あらんけい)さんという歌で定評のあったスターが出演。
この時の『ファントム』はビデオの映像でしか観ていませんが、おそらく歌えるスターの補強が当時の宙組には必要だったのでしょう。
また、アラン・ショレ役の専科生・鈴鹿 照(すずか てる)さんは、52期生というその当時ではベテラン中のベテランさん。
2011年版花組、2018年版の雪組の配役から想像すると、役の設定が初演当時は違っていたのかもしれません。
↓↓2004年宙組『ファントム』 主演の和央ようか
宙組『ファントム』 花總まり
2006年の花組『ファントム』
この花組公演では役替わりもなく、専科生の出演もありませんでした。
しかし・・・
初演の宙組と同じく「アラン・ショレ役」を務めた夏美よう(なつみよう)さんは当時は花組生ながら、翌2012年には専科に組み替え。
ベテランの域にある生徒さんでした。
2011年花組『ファントム』
2011年花組公演『ファントム』は蘭寿とむ(らんじゅとむ)さん、蘭乃はな(らんのはな)さんトップコンビのお披露目公演でした。
それを支えるのが、当時花組生で蘭寿とむさんの同期だった壮一帆(そうかずほ)さん。
この公演で『ファントム』では初めて「フィリップ・ドゥ・シャンドン伯爵」と「アラン・ショレ」の役替わり公演が行われています。
- フィリップ・シャンドン伯爵 = オペラ座の有力なパトロン
- アラン・ショレ = オペラ座の新支配人
しかも、これまでの公演では超ベテランの専科生を起用していた「アラン・ショレ」役を若手の路線スターが演じることになったのですから、若干戸惑いもあったことでしょう。
雪組公演『ファントム』での役替わりって?
次回雪組公演『ファントム』では2011年花組版同様の役替わりですね。
彩凪翔(あかなぎしょう)さん、朝美絢(あさみじゅん)さんという路線スターが演じるわけですから・・・。
このお二人の生徒さんの雪組でのポジション。
今はどうなっているのでしょうか?
現在公演中の『凱旋門』『Gato Bonito!!』のフィナーレの階段降りは下記の通り。
愛すみれ(エトワール)
↓
綾凰華、縣千
↓
永久輝せあ
↓
朝美絢
↓
彩凪翔
↓
彩風咲奈
↓
真彩希帆
↓
望海風斗
望海風斗さんがトップスター、彩風咲奈(あやかぜ さきな)さんが二番手スターであることは、もう明確なこと。
そして三番手スターが彩凪翔さんなのでしょう。
ここで彩凪翔さんと朝美絢さんを競わせるのかなぁ?
なんだかそんな風な意図もみて取れますね。
いやいや、ファンが役替わりを喜ぶから役替わり公演するのだよ。
もしくは役替わりする生徒さんが技量を深めるためだよ。
そう言われるかもしれませんが。
すみれ子的には「役替わり公演」はお稽古期間を考えると、生徒さんを大切にするならば集客のためだけならば、そんなことはして欲しくないと思っています。
一つの役に徹して役をもっと極めて欲しい。
作品自体の奥をもっと掘り下げて欲しいと願うから・・・。
もちろんお二人の生徒さんの違った魅力を楽しめる「役替わり公演」を楽しみだと考えるファンもいらっしゃることでしょう。
考え方は色々ですから。
雪組は望海風斗さんと真彩希帆さんが、歌えるトップコンビ、歌うまトップコンビと言われているだけに非常に期待される『ファントム』。
そして雪組は男役も娘役も層が厚く充実しています。
だから役替わり公演がなくとも十分に集客力のある、クオリティーの高い『ファントム』になるに違いない!
そう考えるのですが・・・。
やっぱり必要なのでしょうか? 役替わり公演って。
Aパターン、Bパターン共に気になるし・・・
困ったものです。


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最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント
いつもタイムリーな情報、ありがとうございます。
役代わりについての考え方ですが、すみれこさんに同感します。
私は、役変わりはあまり好きではないです。生徒さん、忙しすぎますよね。
ひとつの役を、じっくりきわめてほしいです。
新公は、どちらの方が、教えるのでしょうね・・・。