世間一般に宝塚の代名詞として知られているのは、トップスターさんの背負うあの大きな羽根。
だから「宝塚」という劇団の名前を知ってはいても、その中身を知らない一般の人は、
宝塚 = 大きな羽根
と思っている方はいまでもたくさんいらっしゃいます。
↓↓大きな羽根を背負った星組トップスター・紅ゆずる(くれないゆずる)さん
(出典:https://twitter.com/)
でもね・・・
あの大きな羽根ってトップスターさんだけのもの。
誰しもが簡単に背負えるるものではありません。
では、ある程度経験を積んだ男役さんにとって身近でかつ宝塚の代名詞になりうるモノは?
そんなことを考えた時、男役さんの燕尾服 もその一つだと思いました。
宝塚独特の舞台機構「大階段(おおかいだん)」を使うということも含めて、男役の燕尾服と、男役燕尾の群舞は、世界に唯一無二の存在 ですね。
そして・・・
宝塚の生徒さんとしての正装は黒紋付に緑の袴ですが、燕尾服は舞台での男役の正装と言うに相応しいのではないでしょうか。
(ちなみに娘役の正装は純白のフレアたっぷりのドレス???)
↓↓大階段に映える美しい黒燕尾服の男役達
そこで『すみれ子の宝塚百科事典』の管理人・すみれ子とスタッフで、それぞれが一番好きな宝塚作品の男役燕尾の群舞のシーンを選ぼう!
そんな企画を考えて見ました。
3人ともなかなか「一つになんて絞れない」と言いつつ、イチオシ作品をピックアップしましたが、この記事では三人三様の私の好きなイチオシ男役群舞をご紹介していきます。
上演年代順に・・・
- 1995年星組公演『国境のない地図』(担当:路線ノル香)
- 2002年花組公演『Cocktail』(担当:ニンフィア700Y)
- 2012年宙組公演『クライマックス』(担当:すみれ子)
ではご覧ください。
男役群舞、あなたは黒燕尾派?変り燕尾?派ベスト1 【アンケート実施中】
是非、アンケートにご参加ください。
↓↓アンケートはこちらから・・・

↓↓2. 男役燕尾の群舞イチオシを路線ノル香が選ぶ!それは何?
コメント
すみれ子さん、皆さま
小生の意見はアンケートには回答しましたが、挙げていただいた3つの作品は自分はどれも観ていません。(そもそも宝塚自体に興味が無かった時代ゆえ)
でも三者三様で面白いですね。今度こういう企画をすることがあったら「デュエットダンス」を取りあげていただけると嬉しいです。自分は絶対推しのがあるんですが、それが選ばれるかどうかに興味があります。
今週末は始発に乗って赤坂ACTシアターでの当日券並び予定です。「雨に唄えば」ですが、雨でないといいな。
うみひこさん
コメントありがとうございます。
企画はほとんど「思いつき」だったのですが、ご覧いただきありがとうございます。
今のショー作品で「燕尾群舞」の次に外せないのが、うみひこさんのおっしゃる「デュエットダンス」ですね。
私の頭にパッと浮かんだのは朝夏まなとさんと美咲りおんさんのデュエットダンス。(どの作品というわけではないですが)
最高に軽やかで美しく魅せてくれる世界がありました。
いつか機会があれば記事にできるように努力して見ますね。