こんにちは。そして初めまして。
アシスタントの路線ノル香と申します。よろしくお願いしますね(#^.^#)
さて、宝塚大劇場と東京宝塚劇場を常設劇場として通年公演をしている宝塚歌劇団。
年末の数日間と次回作のためのセットチェンジの数日間を除いてはフル稼働しています。
常にどこかの組が公演してくれているのはファンにとって本当に有難いことですよね。
そして、それ以外でも宝塚を定期公演している劇場があります。
宝塚大劇場に併設されているバウホール、大阪の梅田芸術劇場、東京の日本青年館など。
上記に挙げた劇場はどれも関西圏と都内にある劇場ですが、唯一それ以外の地方にある劇場として「博多座」があります。
九州地方やその近辺に住む宝塚ファンにとっては馴染みのある劇場ですよね。
花組の博多座公演初日が迫っているいま、宝塚と博多座について様々な角度から掘り下げていってみたいと思います!
博多座と宝塚の歴史
博多座データ、博多座ってどんなところ?
開館 | 1999年6月3日 |
客席数 | 1階:778席、2階:424席、3階:200席(花道使用時)/計1402席 |
運営 | 株式会社 博多座 |
所在地 | 福岡県福岡市博多区下川端町2-1 |
宝塚公演第1回 | 1999年(星組) |
今年で開館19年を迎える博多座。
宝塚が博多座で初めて公演したのは開館したその年でした。
日本中に「〇〇座」という劇場は存在しますが、基本的には歌舞伎を上演する劇場となっています。
博多座も1年を通して歌舞伎の公演期間が最も長いようですね。
襲名披露公演が多く行われているので、歌舞伎ファンにとっては重要な劇場なのではないでしょうか。
とはいえ、歌舞伎の公演は多くても1年で3公演。
他の期間は宝塚も含め、いろいろな公演が行われています。
やって来ました!
博多✨
明日から『ブロードウェイと銃弾』博多座公演スタートです。
皆さまのお越しをお待ちしています😊#浦井健治#ブロードウェイと銃弾 pic.twitter.com/GeptEkgLxf— 浦井健治&STAFF (@Kenji_Staff) 2018年3月23日
歌舞伎用の劇場として作られているため和モノを公演するのに適しているようで、演歌歌手の方が行う歌謡ショーなども多く公演されているようです。
宝塚では、去年に公演した『長崎しぐれ坂』が和モノでしたね。
宝塚の博多座公演作品一覧
宝塚が博多座で公演してきた過去作品をここで一挙に振り返ってみましょう。
公演年 | 作品名 | 組・トップコンビ |
---|---|---|
1999 | 『我が愛は山の彼方に/グレートセンチュリー』 | 【星組】稔 幸/星奈優里 |
2000 | 『LUNA-月の伝言-/BLUE・MOON・BLUE』 | 【月組】真琴つばさ/壇れい |
2001 | 『凱旋門/パッサージュ』 | 【雪組】轟悠/月影瞳 |
2002 | 『あかねさす紫の花/Cocktail』※プレお披露目公演 | 【花組】春野寿美礼/大鳥れい |
2003 | 『鳳凰伝/ザ・ショーストッパー』 | 【宙組】和央ようか/花總まり |
2004 | 『花舞う長安/ロマンチカ宝塚’04』 | 【星組】湖月わたる/壇れい |
2005 | 『マラケシュ・紅の墓標/エンターザレビュー』 | 【花組】春野寿美礼/ふづき美世 |
2006 | 『コパカバーナ』※プレお披露目公演 | 【宙組】貴城けい/紫城るい |
2007 | 『シークレットハンター/ネオダンディズム! Ⅱ』 | 【星組】安蘭けい/遠野あすか |
2008 | 『ME AND MY GIRL』 | 【月組】霧矢大夢(当時は2番手)/羽桜しずく(サリー役として抜擢) |
2009 | 『大江山花伝/Apasionado!!Ⅱ』※プレお披露目公演 | 【宙組】大空祐飛/野々すみ花 |
2010 | 『ロミオとジュリエット』 | 【星組】柚希礼音/夢咲ねね |
2011 | 『ノバ・ボサ・ノバ/めぐり会いは再び』 | 【星組】柚希礼音/夢咲ねね |
2012 | 『フットルース』 | 【雪組】音月桂/舞羽美海 |
2013 | 『銀河英雄伝説@TAKARAZUKA』 | 【宙組】凰稀かなめ/実咲凛音 |
2013 | 柚希礼音スペシャル・ライブ『REON!!・Ⅱ』 | 【星組】柚希礼音 |
2014 | 『宝塚をどり/明日への指針―センチュリー号の航海日誌―/TAKARAZUKA 花詩集100!!』 | 【月組】龍真咲/愛希れいか |
2015 | 『星影の人/Fancy Guy』 | 【雪組】早霧せいな/咲妃みゆ |
2016 | 『王家に捧ぐ歌』 | 【宙組】朝夏まなと/実咲凛音 |
2017 | 『長崎しぐれ坂/カルーセル輪舞曲』 | 【月組】珠城りょう/愛希れいか |
2018 | 『あかねさす紫の花/Santé!!』 | 【花組】明日海りお/仙名彩世 |
基本的には満遍なく5組が代わる代わる公演しているようですね。
その中でも気になるのは、当時宙組の2番手だった大和悠河(やまとゆうが)さんが2003年、2004年(星組へ特別出演)、2006年と近い年に3回も博多座へ出演していること。
宝塚内でも「博多座マスター」となっていたのではないでしょうか(^_^)
そして、2010年と2011年に連続して柚希礼音(ゆずきれおん)さん・夢咲ねね(ゆめさきねね)さんが公演していることや、2013年にも柚希礼音さんのコンサートを行っています。
九州の柚希さんファンはとても嬉しかったでしょうね。
柚希礼音さんです。
2010年博多座ロミジュリをみて
宝塚なんて1ミリも興味なかった
私の人生を変えてくれました。
ちえさんの歌声を初めて聴いた時 こんな歌上手い人がこの世にいたんだって思ったのが ちえさん、そして宝塚に出会ったきっかけです。 pic.twitter.com/23RqMQyk7O— あ や な (@asamichan95) 2017年11月26日
現在は、博多座で宝塚が公演するのは毎年ゴールデンウィークから20日間程度。
それが定例化したのは2015年からなので、割と最近なんですね。
↓↓ 2. 博多座公演なられはの公演トピックス / いつかしてみたい博多座遠征!
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