ダイナミックなダンスと、素晴らしい楽曲の数々で多くのファンを魅了した名作「ウエストサイド物語」。
宝塚歌劇団でも1968年の初演以降、何度か再演されてきました。
そんな「ウエストサイド物語」で記憶新しいのは…
宙組トップ男役・真風涼帆(まかぜすずほ)さんと、宙組トップ娘役・星風まどか(ほしかぜまどか)さんのプレお披露目公演として2018年1月に上演された東京国際フォーラム公演ですね。
↓↓宙組・東京国際フォーラム公演ポスター画像
また2018年7月からは、梅田芸術劇場メインホールにて新しいキャストにより「ウエストサイド物語」が再び宙組にて上演される予定です。
そんな「ウエストサイド物語」のストーリー(あらすじ)や上演の歴史。
作品の魅力についてご紹介します。
↓↓【追記関連記事】梅田芸術劇場・初日&観劇レポ2018/7/25

ウェストサイド物語とは?
「ウエストサイド物語」は、宝塚ではお馴染みの「ロミオとジュリエット」をもとに2つの少年非行グループによる抗争の犠牲となった、若い男女の2日間の恋と死までを描いた作品です。
1957年ブロードウェイ・ミュージカルにて初演が上演。
「ウエストサイド物語」はミュージカルの最高傑作として高く評価され、1961年にはアメリカで映画化されました。
作品の素晴らしさや楽曲など、多くの人を魅了しアカデミー賞では作品賞を始め他10部門を受賞し、絶大な支持を受けた作品となりました。
↓↓映画版がこちら
「ウエストサイド物語」の作曲を担当したレナード・バーンスタインは、作曲家であり指揮者、そしてピアニストとしても知られている、20世紀後半のクラシック音楽界をリードしてきた音楽家です。
「ウエストサイド物語」の他にも「オン・ザ・タウン」「キャンディード」などのミュージカル。
そして交響曲やピアノ曲も多数手がけています。
いわば20世紀を代表する作曲家のひとりと言えるでしょう。
↓↓生前のバースタイン氏です
宝塚歌劇団では、1968年に宝塚歌劇団・月/雪組合同作品として初演。
当時の月組トップ男役・古城 都(こしろみやこ)さんと、トップ娘役・八汐路まり(やしおじまり)さん主演により日本で初めての上演となりました。
↓↓宝塚初演のポスターです。時代を感じますね
#ウエストサイド物語 pic.twitter.com/S5N81AYeei
— 優香 (@yuchayy) 2018年5月8日
そのダイナミックなダンスや素晴らしい楽曲の数々は日本でも高く評価され、その年の芸術大賞を受賞し宝塚の代表作となったのです。
宝塚での「ウエストサイド物語」の歴史はここから始まりました。
「ウェストサイド物語」は宝塚で日本初上演!
この「初上演」の言葉から、近年上演された「エリザベート」「スカーレット・ピンパーネル」「ロミオとジュリエット」「1789」などが連想されます。
これらもすべて日本初上演は宝塚歌劇団でした。
そしてその成功があってこそ、東宝ミュージカルや他のカンパニーで上演されていますね。
そう考えると・・・
50年前の「ウェストサイド物語」の日本初上演を成功させた宝塚って、その当時からすごい劇団だったということです。
↓↓2. 「ウェスト・サイド物語」のあらすじ
コメント
そらさんとずんちゃんのアニタが気になる。
観には行けないけど。
ちはるCLUBさん
私は今回初の『ウェストサイド物語』観劇の予定です。
あくまで予定・・・、チケットがぁ(–;)
ずんちゃんは、和希そらさんの好演が話題だけに大変そう?など思いますが、彼女なりのアニタに期待したいです。
ライブビューイングしてくれたら嬉しいなぁ。
ちはるCLUBさん
本当にそうですね!
版権の問題があるのだろう・・・。DVD化されないのもそんなことと想像はできますが、名作だけに観たいファンもいいでしょうしね。