月組『カンパニー』で知る、バレエ「白鳥の湖」
月組『カンパニー』では、製薬会社がスポンサーとして支援しているバレエ団に、主人公・青柳誠二が出向を命じられ、青柳誠二がバレエ団のメンバーと共に新企画のバレエ公演「白鳥の湖」が上演、成功するまでを主軸に物語が描かれています。
宝塚ファンならばバレエについて知識のある人もいるかもしれません。
しかし中には「白鳥の湖」というバレエ作品のタイトルは知っていても、はて?そのストーリーはというとわからない場合もありますね。
そういう場合にもわかりやすく、やや丁寧すぎるぐらいに「白鳥の湖」についての解説シーンがあります。
「白鳥の湖」には・・・
- ハッピーエンドで王子と白鳥にされたオデット姫が結ばれる
- 王子との愛に破れた白鳥(姫)は入水自殺、そして王子も後を追う
という二つのパターンがあるそうです。
↓↓白鳥の湖(参考写真)
(出典:http://www.nbs.or.jp/)
しかし◯◯版と注釈が加えられて、新しい解釈のもとに上演されるケースもあるとか。
今回の作品では、新たな解釈で男同士の愛を描いた「白鳥の湖」を上演する企画が持ち上がります。
(宝塚で劇中とはいえ、男同士の愛を描く作品が登場するのは少し異色かもしれません)
この「男同士」の愛を描く作品に対しては、劇中ではあまり物議を醸した様子もなく上演へとこぎつけますが、現代っぽく斬新な発想ですね。
月組『カンパニー』で知る、バレエダンサーの生活
バレエダンサーの中で、バレエを踊ることだけで生活が成り立つダンサーは、ほんの一握り。
劇中にそんな話が出てきます。
ほとんどのバレエダンサーは、バレエ以外にスーバーやコンビニなどでアルバイトをし、公演のチケットノルマを達成するために苦労しているとか・・・。
まぁ、宝塚の生徒さんの場合は給料制と言われていますし、生活ができないレベルのお給料ではないはずですが、チケットノルマのあたりは観劇しているファンも笑うに笑えない?
生徒席と呼ばれる座席チケットや、ある程度の枚数を生徒さんが持っていらっしゃるようなので、観劇しつつも現実がふと浮かんでしまいます。
まぁ、宝塚も一つのパフォーマンスのカンパニーなので共通する点は多いかもしれません。
そういう現実が垣間見れます。
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