月組『カンパニー』感想まとめ
珠城りょうさんが演じる青柳は、プライベートでは二年前に妻をなくしています。
一見、爽やかなサラリーマンながら、人生の失意を味わい、人の心の痛み、相手を思うことができる青柳。
青柳はその失意の中から、自分に課せられた問題に「パッション」を持って取り組み、それと同時に素晴らしい仲間を得ることができます。
もちろん青柳だけでなく、登場人物達みなが自分に課せられた問題に取り組み、努力しながら人生を歩んでいく姿を見ることができます。
そんな点で月組公演『カンパニー』は、人の成長、人と人の繋がりの暖かさを感じさせてくれる、心温まる作品でした。
今の月組のパワーを持ってすれば、「盛り上がりに欠ける」と感じたシーンもまだ演者の力で、熱くヒートするシーンにブラッシュアップすることでしょう。
そんな期待を込めて、もう一度観劇したいと考えています。
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