星組次期トップコンビに礼真琴(れいまこと)さん&舞空瞳(まいそら ひとみ)さんが就任することが発表になりました。
ことちゃん(礼)、ひっとん(舞空)、おめでとうございます。
お披露目公演となるのは梅田芸術劇場公演・フレンチ・ミュージカル『ロックオペラ モーツァルト』
潤色・演出は石田昌也氏。
作品としても歌える演技派な礼真琴&舞空瞳にぴったりな作品です。
●この記事の概要 |
・次期星組トップコンビに礼真琴&舞空瞳決定 ・礼真琴さんのプロフィールや舞台略歴は・・・ ・舞空瞳さんのプロフィールと舞台略歴は・・・ ・礼真琴&舞空瞳時代の星組はどうなるか? |
この記事では礼真琴さん、舞空瞳さんの次期星組トップコンビ決定の情報を、上記の内容でお届けします。
次期星組トップコンビに礼真琴&舞空瞳
礼真琴さんは下級生時代から歌えて、踊れる、また芝居もできる生徒さんとして常に注目を集め、研4の時に『ロミオとジュリエット』で新人公演初主演を果たして以降、『風と共に去りぬ』ではヒロインの経験もあり、『鈴蘭(ル・ミュゲ)』 で宝塚バウホール初主演、『阿弖流為ーATERUIー』で外箱主演。
そして『アルジェの男/ESTRELLAS~星たち~』で全国ツアー初主演予定。
まるで絵に書いたように順当に成長を続けたスターです。
現在の星組トップスター・紅ゆずる(くれないゆずる)さんの後任には「絶対に礼真琴さんだよね!」と思っていたファンがほとんどと言っていいでしょう。
トップスターになるべくして、トップの座に就任すると言って良いはずです。
#宝塚 歌劇団星組の次期トップスターに #礼真琴 さんが決まりました。トップ娘役後任には、 #舞空瞳 さんが就任します。https://t.co/rrVKmVW4WQ
— 毎日新聞 (@mainichi) April 25, 2019
一方で、それでは「ことちゃんのお嫁さん(相手役)は誰?」という点が非常に注目されていた、今回の星組次期トップコンビの発表。
これまた舞空瞳さんという、宝塚のヒロインにふさわしく、また実力もある娘役さんが相手役に就任ということは異論のないところだと思います。
舞空瞳さんが花組『CASANOVA』を最後に星組に組替えが発表になっているのですから、これもまた礼真琴さんの相手役としての組替えと安易に想像できたことです。
まだ舞空瞳になるまえのひっとん
この子がトップ娘役
舞空プロがトップ娘役なら安心して観に行ける
けど、みほちゃんを組替えさせた意味を教えてくれー(><) pic.twitter.com/nPPAXbbcCD— りま (@mai_miko_) April 25, 2019
礼真琴さんはスターを多く生んでいる95期の首席入団者。
そして舞空瞳さんも102期生の首席入団という、すごいコンビ。
また礼真琴さんは95期生からは初のトップスター、舞空瞳さんは102期生からの初のトップ娘役ということになります。
礼真琴さんのプロフィールや舞台略歴は・・・
【礼真琴さんのプロフィールと舞台略歴】

もういまさら礼真琴さんのことを語らずとも、宝塚ファンなら知ってる!と言われそうですが、「礼真琴」の「礼」の文字は元・星組トップスター柚希礼音(ゆずきれおん)さんから「礼」の文字をもらってつけたそうです。
つまり礼真琴さんにとっての柚希礼音さんは憧れの、そして尊敬するスターでした。
その柚希礼音さんがトップスター時代に星組に配属され、新人公演ではちえちゃん(柚希)の役を演じる機会も多く、輝かしいスターへの軌跡のみならず、非常に恵まれた環境でスターとして成長した礼真琴さん。
北翔海莉(ほくしょうかいり)さんトップ時代は三番手、紅ゆずるさんトップ時代は二番手として組を支えてきました。
どんな星組トップスターになるのか?
今から想像しただけでも、礼真琴だからこそ演じられる主役を配した作品が上演される可能性すら考えられます。
まさに星を継ぐにふさわしいトップスターの誕生ですね。
舞空瞳のプロフィールと舞台略歴は・・・
【舞空瞳のプロフィールと舞台略歴】

舞空瞳さんはスターの登竜門の一つと言われる、阪急阪神グループの初詣ポスターに選ばれています。
このポスターを飾ることができるのは、その年の初舞台生と決まっているのでチャンスは一度切り。
ちなみに100期生で宙組トップ娘役の星風まどか(ほしかぜまどか)さんも、初詣ポスターに選ばれています。
花組公演『ハンナのお花屋さん』でタイトルロール、昨年の『MESSIAH-異聞・天草四郎-』で新人公演初ヒロイン。
花組全国ツアー公演『メランコリック・ジゴロ』では二番手スター・柚香光(ゆずかれい)さんが主演、そして舞空瞳さんがヒロインで全国をまわった経験もあります。
102期生ということで、それほど多くの経験はないものの、トップ娘役を務めるにふさわしい実力のある娘役さんと言っていいでしょう。
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礼真琴&舞空瞳時代の星組はどうなるか?
今、宝塚では105周年ということも手伝ってか、時代が新しく生まれ変わろうとしている空気を感じます。
星組の紅ゆずるさん、花組の明日海りお(あすみりお)さんの退団で、雪組の望海風斗(のぞみふうと)さん以外は90代の期。
つまり月組・珠城りょう(たまきりょう)さんが94期、宙組・真風涼帆(まかぜすずほ)さんが92期、そして今回トップ就任が発表になった礼真琴さんが95期となります。
また娘役においても月組・美園さくら(みそのさくら)さんが99期生、雪組・真彩希帆(まあやきほ)さんは98期生ですが、花組次期トップ娘役の華優希(はなゆうき)さん、宙組の星風まどかさんが100期生と少しずつ100期以降の学年にシフトしつつあります。
もちろん、管理人・すみれ子は個人的にはトップスター、トップ娘役だけがタカラジェンヌとして素晴らしいと思っているわけではないのですが、やはりトップコンビの特徴は上演される作品に多少なりとも影響はあるはず。
そういう意味では今回の星組次期トップコンビの発表も非常に関心度の高いニュースでした。
なにはともあれ、現在のトップコンビである紅ゆずるさん、綺咲愛里(きさきあいり)さんが卒業されるその日まで、二人を支え続け、来る日には新トップコンビカラーの星組を築いていってほしいものですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。
コメント
すみれ子さん
まずは礼さん・舞空さん、おめでとうございます。歌・ダンス・お芝居と三拍子揃ったすごいトップコンビだと思います。今から観劇するのが楽しみです。
外目には礼さんは超順調にスター街道を進んで、順当にトップ就任されたように見えますが、なかなかにご本人の中では思い悩む葛藤があっただろうなーという気もします。
そもそも「礼さんだったらこの役もクオリティ高くこなすだろう」と周りに期待される中で、実際にその通りのパフォーマンスを出すのは大変なはずです。その意味でも、実力のあるパートナーが必要だったのかもしれません。ちなみに自分は礼さんで一番好きな役はアデレードだったりします。女性の役ですが。(ブロマイド買った)
舞空さんは、もう絶対的なヒロイン感・センター感に自分はずっと圧倒されてましたので、必ずトップ娘役に就任されるだろうなーと思ってました。しかしながら、あまりに若い学年でトップになっちゃうと、その分退団も早くなるわけで、その点が心配です。
しかし新生星組、横浜で凱旋公演やってくれないかな?望海さんもだけど。(なぜ彩風さんの方が横浜KAATなんだ??)
最後に蛇足ですが、真風さんの期は92期だと思います。。。
うみひこさん
いつも助けてくださってありがとうございます。
もう・・・言い訳ですが、最近PCの文字みえないぞーーー(汗)です。
さて礼真琴さんについては、うみひこさんがおっしゃる通り、路線にすんなりのって期待値の高いスターさんには、傍目に苦労が多そうに思う不遇のジェンヌさんとは違った悩みや葛藤があるのはよくわかります。
まぁ、若いキャピキャピしたファンならば深く考えずにいるかもしれませんが、世の中そんなにすべてが順風満帆でないことが多いですから。
特に礼真琴さんはヒロインをできちゃう、アデレイドも超かわいかった、つまり女性っぽさが抜けきれずにいることで「男役」としては悩まれたのではないだろうかと思います。
個人的には「桜花に舞え」の着流しの立ち姿に「まこっちゃん、男前になったね」なんて思ったものです。
でも本当にビッグカップルですね。
確かに期待もしますが、まだまだ伸びしろがあるからこその期待のつもりです(^^)