朝夏まなと・A motion(エースモーション)宙組公演@梅田芸術劇場感想

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11月に宝塚を退団することが決定している、宙組トップスター・朝夏まなと(あさかまなと)さんを中心とする、宙組公演『A motion(エースモーション)』を観劇してきました。

今もなお進化し続けている朝夏まなとのダイナミックなステージ。

ダンスの花組から宙組へ組み替えで異動。

そして宙組トップスターとなったまぁ様だけに、毎回ダンサーとしての秀でた力量を感じていましたが、公演ごとに伸びやかと感じるようになった歌にも益々磨きがかかり、様々なジャンルの楽曲を歌い、踊る・・・。

まだ活躍できる伸び代は十分すぎるぐらいあるのに、どうして退団を決めたのか?

そう問いたくなるまぁ様(朝夏)の魅力をしっかりと堪能できるステージでした。

まぁ様自身の光と輝きは素晴らしかったのみならず、まぁ様をを支える宙組生達の熱気とエネルギーも半端なく、出演者全てがまぁ様を支えている「今の宙組」の大きな魅力をこのステージでは再認識。

まさに舞台は一人で作るものではなく、「組子を照らす太陽になりたい」とトップ就任時に思ったというまぁ様でしたが(退団会見でそう発言していますね)、それを叶えたからこそ「今の宙組」があり「今の宙組の舞台」が存在すると心から思いました。

 

 




 

作品としての『A motion』

『A motion』と書いて「エースモーション」と読む。

「A」は朝夏まなとの頭文字である「A」であり、「エース」を表す「A」。

この実にわかりやすいステージのコンセプトは舞台装置にも活かされ、舞台上には「A」をかたどった階段が設置されているのも実におしゃれでかっこいい、このステージを現していました。

作・演出の齋藤 吉正氏の抜群のセンスが感じられます。

 

 




 

また舞台中央の上部に設置されたスクリーンが効果的に使われていました。

オープニングで警官に追われるライダーのアニメが映し出され、セリからまぁ様登場!

4人の警官とバトルが始まり、客席は一気に『A motion』の世界に引き込まれます。

朝夏ボーイズ17人の衣装は黒とシルバーのライダースーツ、朝夏ガールズは白。

ロックのリズムに乗って歌い踊り、格好良さと共にに冒頭からの客席降りで観客のハートを鷲掴みにする、心にくい演出には圧倒されました。

その後もスクリーンは重要な役割を担い大活躍。

例えば・・・

2002年に初舞台を踏んだまぁ様にちなんで、当時の流行歌をメドレー的に歌う場面では「誰が」「何を」歌っているのかが、スクリーンに表示されています。

えっと・・・この曲何だっけ? なんて考えずにすみますから・・・。

 

↓↓振り付担当の三井聡さんのつぶやきを見つけました。

 

振り付けも音楽のジャンルによって多種多様な点も楽しめたり、その多種多様をやってのけてしまう『A-motion』メンバーの力量を目の当たりにしたり、作品としても楽しめる構成でした。

 

↓↓2. 『A motion』の朝夏まなと

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