大路三千緒さん、現役で朝のテレビドラマに出演
大路三千緒さんは1975年からポーラテレビ小説『可奈子』に出演。
このポーラテレビ小説。
いまはありませんが、NHKの朝ドラに匹敵する朝の人気テレビ番組でした。
また下級生だった遥くらら(はるかくらら)さんが、在団のまま『可奈子』にヒロインとして出演。
ドラマ終了後に男役から娘役に転向して大抜擢!
トップ娘役として麻実れいさんと共にゴールデンコンビと称されたことは、有名です。
大路三千緒さんもその『可奈子』に出演されていました。
私の記憶が正しければヒロインの祖母役だったのですが、これは曖昧です。(ごめんなさい)
そしてテレビドラマの世界から宝塚の舞台に復帰した後、1980年に大路三千緒さんは宝塚歌劇団を退団されました。
宝塚退団後の大路三千緒さんの活躍は・・・
大路三千緒さんのテレビドラマでの活躍
宝塚歌劇団退団後は、主にテレビドラマの世界で活躍。
一番有名な出演作が記事の冒頭に書いた、NHKの朝の連続テレビ小説『おしん』の主人公の祖母役でしょう。
ドラマの世界でも暖かな心を感じさせる演技が光る存在でした。
他にも出演作品をピックアップすると・・・
1979年〜1980年 | 『阿修羅のごとく』『阿修羅のごとく(パート2)』NHK |
1983 – 1984年 | 連続テレビ小説「おしん」NHK |
1983年 | 『3年B組金八先生スペシャルII』TBS |
1990年〜1999年 | 『女監察医・室生亜季子』シリーズ9,16,23,26話 |
2002年4月4日 – 2003年3月27日 | 『渡る世間は鬼ばかり』第6シリーズ TBS |
ここに記載した出演作はほんのわずかです。
でもお茶の間をにぎわした有名なドラマに出演されていますね。
現役時代の『可奈子』、退団後の『おしん』とこれほど朝のドラマの顔になった宝塚OGさんは他にはいらっしゃらないでしょう。
大路三千緒さんは宝塚音楽学校で90歳まで演技指導
テレビドラマへの出演のみならず・・・
テレビドラマで女優として活躍しながら、90歳まで宝塚歌劇団で演劇指導もしていた。
出典:女性自身(2019/09/22)
とあるように、後進の指導にもあたられていたようです。
大路三千緒さんの姪・葦笛るかさん
さて大路三千緒さんの姪で、やはりOGジェンヌさんの葦笛るかさんといえば・・・
1977年月組公演『風と共に去りぬ』で初舞台を踏んだ63期生。
同期生には元花組トップ娘役の美雪花代(みゆきはなよ)さん、MBSアナウンサー関岡香さんの妹・真琴愛(まことあい)さんらがいらっしゃいます。
葦笛るかさんご自身は1980年に退団と在団期間は短かったものの、テレビドラマなどで活躍されたのち・・・
宝塚大劇場近くの花の道「セルカ」でファンがうっとりするような宝塚関連のグッズをはじめとした夢のあるアイテムを扱うお店「Fairy」のオーナーさん。
観劇前、観劇後にファンなら立ち寄ってみたくなるお店です。
↓↓葦笛るかさんのお店
この記事では「宝塚の殿堂」の初期の100人の一人であり、来年100歳を迎える宝塚OGの大路三千緒さんのプロフィールや舞台略歴、退団後のテレビでの活動などをご紹介しました。
こうやって書きながらも、現役時代の大路三千緒さんのことを記憶の中から手繰り寄せて・・・私自身とても懐かしい思いに浸りました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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